前のめり
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/02/05 15:53 UTC 版)
| 「前のめり」 | ||||
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| SKE48 の シングル | ||||
| 初出アルバム『革命の丘』 | ||||
| B面 |
素敵な罪悪感（TYPE-A） 焦燥がこの僕をだめにする（TYPE-B） 長い夢のラビリンス（TYPE-C） 2588日（TYPE-D） 制服を着た名探偵 | |||
| リリース | ||||
| 規格 | マキシシングル、音楽配信 | |||
| ジャンル | J-POP | |||
| 時間 | ||||
| レーベル | avex trax | |||
| 作詞・作曲 |
秋元康（作詞） 杉山勝彦（作曲） | |||
| プロデュース | 秋元康 | |||
| ゴールドディスク | ||||
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| チャート最高順位 | ||||
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| SKE48 シングル 年表 | ||||
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背景とリリース
前作「コケティッシュ渋滞中」から約4か月半ぶりで、2015年2枚目のシングル。CDはTYPE-A,B,C,Dそれぞれ初回生産限定盤および通常盤、さらに劇場盤の9形態でのリリース。初回盤4種には封入特典としてイベント参加券1枚とランダム生写真1枚（全19種）が付いた[2][3][4]。
センターを務めるのは松井玲奈。前作に続くが、当人初めての単独センターとなる[4]。
選抜メンバーは、前作から2人減って19人となった。研究生の後藤楽々が初選抜となった。一方、磯原杏華、二村春香、宮前杏実の3人が選抜から外れた[3][5]。
カップリングは、各タイプ2曲ずつ、計5曲。若手15人からなるユニット「ドリーミング ガールズ」が歌う「制服を着た名探偵」が全タイプ共通で収録。Type-A - Cは各チームの曲。チームSの「素敵な罪悪感」はスピード感のある曲、チームKIIの「焦燥がこの僕をだめにする」はミディアムバラード、チームEの「長い夢のラビリンス」はメロディアスな曲と紹介されている。Type-Dは松井玲奈がソロで歌う卒業ソング「2588日」[2][4]。このタイトルは、松井玲奈がSKE48のオーディションに合格してから2015年8月30日の豊田スタジアムでの卒業コンサートまでの期間に由来する[6]。なお、「2588日」はリリックビデオも公開されている[3]。
音楽性と批評
作曲を担当したのは、男性2人組の音楽ユニットUSAGIのメンバーでもある杉山勝彦[2]。AKB48やHKT48、乃木坂46への楽曲提供はこれまでにも行っているが、SKE48へはこれが初となる。
松井玲奈の卒業を目前にして、「夢を追いかける人の背中を押す」ような前向きで真っ直ぐな詞を、爽やかさや疾走感に溢れた曲調に乗せて歌う曲[4][8]。
歌詞は、この時期の松井玲奈の心境に重ね合わせることができ、これまでの活動の歴史や卒業を前にした心持ちが表現されていると解釈できる。一方で、頑張っている人を主にして誰にでも当てはまる歌詞とも解釈でき、頑張っている人の背中を押す、あるいは他のSKE48メンバー各々が改めてどこか気づかされる歌詞でもあるという[8][9][10]。松井玲奈によれば、「全力で頑張ることのステキさ」「一生懸命になることのキラキラした感じ」が表現されている[11]。
解釈については松井玲奈自身もインタビューで、歌詞は秋元康が松井玲奈をイメージして書いてるんですよね、という記者の問いに対して、これを否定し、「頑張ってる人ってみんなこうだと思うんです。だから私はどのメンバーにも当てはまるのかなと考えて歌っています」と答えている[10]。
曲に込める思いについて、別のインタビューの同様の問いに際して松井玲奈は、「長い目で見ると、私がセンターで歌うよりも、みんなが歌っていく回数の方が絶対的に多くなっていきます」「自分の曲という風に感じるのではなく、むしろフラットな気持ちで、（この曲に込められたものを）ストレートに伝えられるよう、素直に歌っています」とコメントしている[11]。また、「この曲を聴いてくれた人が“頑張ろう!!”と思ってくれたら一番嬉しいです」ともコメントしている[10]。
プロモーション
今回のシングルならではのイベントとして、8月15日に名古屋（ポートメッセなごや）で、8月17日に関東（さいたまスーパーアリーナ）で、シングル封入のイベント参加券を引換券とする松井玲奈の卒業記念イベントが行われた。名古屋ではクイズ大会「松井玲奈と思い出争奪 名古屋横断ウルトラクイズ」の勝者を対象としたバスツアー、関東では「メッセージカードお渡し会」が行われた[12][13]。
また、8月21日にはテレビ朝日系列の音楽番組『ミュージックステーション』に出演し、ひまわりを散りばめたセットの中で「前のめり」を披露した。番組中、エンディングトークで感想を求められた福山雅治が「松井さん今日最後（のMステ出演）なんで」と松井玲奈にコメントを譲るという印象的な場面もあった[14][15]。
- ^ a b 「Billboard Japan Hot Singles Sales 2015/08/24 付け」、「Billboard Japan Hot 100 2015/08/24 付け」、Billboard JAPAN、2015年8月20日閲覧
- ^ a b c d 「前のめり」Type-A, B, C, D 初回盤および通常盤 各ジャケット説明文
- ^ a b c ディスコグラフィー「コケティッシュ渋滞中」、「前のめり」SKE48公式サイト、2015年8月22日閲覧
- ^ a b c d 「注目の新譜：SKE48「前のめり」 松井玲奈が自身の卒業シングルで初の単独センター」、まんたんWeb、2015年8月13日、2015年8月22日閲覧
- ^ 「SKE48、新シングル「前のめり」は松井玲奈単独センター」、ナタリー、2015年6月23日付、2015年8月22日閲覧
- ^ 「SKE48・松井玲奈“最初で最後”の単独センター曲で有終の美」、まんたんWeb、2015年8月18日、2015年8月22日閲覧
- ^ 「前のめり」各タイプ 帯
- ^ a b c 永堀アツオ「【インタビュー】SKE48 汗と涙を感じさせる希望に溢れた名曲完成!夢に向かって“前のめり”で走る!!」、rankingbox、2015年8月12日、2015年10月26日閲覧
- ^ 『TVNavi』、産経新聞出版、2015年9月号
- ^ a b c 『BOMB』、学研プラス、2015年9月号
- ^ a b 『オリ★スタ』、オリコン・エンタテインメント、2015年8/17・24日号
- ^ 「SKE48松井玲奈、卒業記念イベントでファン31名と名古屋観光」、ナタリー、2015年8月16日付、2015年8月22日閲覧
- ^ 「整理券がまさかの瞬殺!? 松井玲奈のファン感謝祭！」、ザ テレビジョン、2015年8月18日付、2015年8月22日閲覧
- ^ 「『Mステ』SKE48、松井玲奈が笑顔のラストステージ＆福山雅治、MONGOL800があの名曲を披露」、Billboard JAPAN、2015年8月21日付、2015年8月22日閲覧
- ^ 「福山雅治がMステで神対応 卒業控えたSKE48松井玲奈にコメントを譲る」Livedoor News、2015年8月22日付、2015年8月22日閲覧
- ^ “SKE48「前のめり」が断トツ首位！ドリカムはV5”. WEBザテレビジョン (2015年8月18日). 2023年1月28日閲覧。
- ^ “【オリコン】SKE48が14作連続1位 単独初センター松井玲奈が有終の美”. ORICON STYLE. (2015年8月18日) 2015年8月18日閲覧。
- ^ 「SKE48「前のめり」がback numberとDa-iCEとのビルボード総合首位争いを制す」、Billboard JAPAN、2015年8月19日付、2015年8月22日閲覧
- ^ 「週間CDソフト アルバムランキング TOP20 2015年8月10日 - 16日」サウンドスキャンジャパン、2015年8月22日閲覧
- ^ 「SKE48、「前のめり」MVは卒業する松井玲奈へのサプライズ」、BARKS、2015年7月16日、2015年8月22日閲覧
- ^ 2015年8月16日 22:04(JST)のツイート - 牧野アンナ
- ^ a b SKE48 & 2015A、SKE48 2015a。
- ^ a b SKE48 & 2015B、SKE48 2015b。
- ^ a b SKE48 & 2015C、SKE48 2015c。
- ^ a b SKE48 & 2015D、SKE48 2015d。
- ^ SKE48 2015e。
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- 3 アートワーク
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