ブーイング ブーイングの概要

ブーイング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/08 06:54 UTC 版)

概要

普通、舞台グラウンドにいる出演者や選手などに向って「ブー」などと唸ることを指す。また、現在では、周りから一斉に非難を浴びることを「ブーイングを浴びる」、「ブーイングの嵐を浴びる」と言うことがある。テレビ放送バラエティ番組では観客が「えー」と言い不満感を表すことさえも「ブーイング」とされることも多い。ブーイングとは逆に、賞賛を表す行為は、立ち上がって拍手をする、スタンディングオベーションである。

ブーイング、スタンディングオベーションのいずれも欧米圏での風習だが、近年では日本でも普通に見られるようになっている。

いわゆる「帰れコール」もブーイングの一種で、出演者や選手が舞台やグラウンドにいること(あるいはイベントや大会等に参加していること)自体を毛嫌いし、舞台やグラウンドからの退場を求める意味で行われることもある。

オペラにおけるブーイング

特にカーテンコールの際に、個別に登場してくる歌手指揮者演出家に対して行われることが多い。アリアなどの直後に行われることもある。余程ひどい演奏をしない限りは歌手や指揮者がブーイングを受けることはあまりないが、保守的な観客が多いと、特に演出が斬新な場合に、演出家がブーイングを受けることがよくある。あまりのブーイングに、上演が中止になったり、公演が打ち切りになったりした例もある。日本ではブーイングはあまり見られない。 悪役の俳優に対して賞賛の意味でブーイングをすることもある。

スポーツにおけるブーイング

選手審判プレーに対して行われる。「ブー」と唸るだけでなく、指笛を鳴らしたり(アメリカでは賞賛だがヨーロッパでは野次に相当)、手の親指を立てて逆さまにすることもある(サムズアップに対するサムズダウン)。サッカー野球などではよく見られるが、肯定派と否定派で善悪の意見が分かれている。また、一部のサッカーや野球のファンサイトでは、相手に威圧感を与える行為として、肯定・紹介しているところもある。特にサッカーのゲームでは、世界中のほぼ全てのチームにおいてサポーターの一部がブーイング行為をしているのが見受けられる。また、プロレス試合においては、悪役(ヒールもしくはルード)に対してブーイングを送ることがヒールに対する賛辞となっており、プロレス特有の特殊事例と言える。ただし、ベビーフェイス(善玉)へのブーイングは通常のブーイングと同じ意味である。また、つまらない試合には“boring”(つまらない、退屈)チャントが発生する場合がある。

アメリカンフットボールではクラウドノイズと呼ばれ、ひどすぎる場合罰則が適用されることもある。

大相撲では、横綱平幕力士に敗退した際に観客席で“座布団の舞”が起きるが、これは金星力士への賞賛とも横綱へのブーイングともとれる。

ブーイングの対象としては、選手・チームのプレーや試合経過等への不満、相手選手やサポーターに対する威圧、審判のプレーに対する判断に対しての不服などがある。




「ブーイング」の続きの解説一覧

Booing!!!

(ブーイング から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/30 14:37 UTC 版)

Booing!!!ブーイング!!!)は、日本のガールズデュオユニットエイベックス・マネジメント所属。


注釈

  1. ^ ちなみにこの一ヶ月前、アイドリング!!!公式グッズとして売り出したタオルマフラーにセレッソ大阪のエンブレムに酷似したデザインが用いられて販売中止になったという事件があった(“弊クラブ商標類似商品への対応について” (プレスリリース), セレッソ大阪, (2012年9月10日), https://www.cerezo.jp/news/2012-09-10/ 2016年8月11日閲覧。 

出典

  1. ^ 日本サッカー応援コンピレーションアルバム「ULTRAS2014」5.21発売決定!! - よしもとニュースセンター
  2. ^ a b お知らせ - 橘ゆりか公式ブログ
  3. ^ a b c アイドリング!!!橘さんはW杯を現地で、倉田さんはTVで 『ULTRAS 2014』リリース記念イベント - よしもとニュースセンター
  4. ^ 新ユニット“ブーイング!!!”に注目、映画「ユルネバ ~キミは一人じゃない~」公開&ライブイベント開催 - Tokyo Girls' Scheduler
  5. ^ a b 「ユルネバ」ライブでブーイング!!!、ゆってぃバンドがFC東京応援 - ナタリー
  6. ^ a b ブーイング!!!、渋谷でLUKA生誕祭&初ワンマンの一夜 - ナタリー
  7. ^ a b 元アイドリング!!!橘&倉田ユニットBooing!!! Jealkbレギュラー番組『jealkbの恋するメキシカンロックルック』出演決定 - billboard-JAPAN
  8. ^ エイベックス・アーティストアカデミー発/グラビアビジネスのブレイクスルー戦略”. avex.com (2019年2月1日). 2019年9月26日閲覧。
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  12. ^ tkmk爆女祭6日目〜がんばれ!Victory登場ではちゃめちゃ大熱狂 - ドワンゴジェイピーnews
  13. ^ HALLOWEEN PARTY 2015 - ちょっとたちばなし、ブーイング!!! 3rdワンマン『ハットトリック』 - THEGOLD・AZ オフィシャル
  14. ^ SMKT 69demo LEAGUE vol.7 - 公式サイト
  15. ^ 新ユニット“ブーイング!!!”に注目。映画「ユルネバ ~キミは1人じゃない~」が公開へ - GirlsNews
  16. ^ アイドリング!!!メンバー集結、熱狂の「コラソンフェス Vol.5」 - ナタリー
  17. ^ VAMPS主宰<HALLOWEEN PARTY>最終日、「また来年会おうぜ!」 - BARKS
  18. ^ アイドリング!!! 涙の“全員卒業”「私の誇り」 5年後の再会も決定 - オリコンスタイル
  19. ^ Booing!!!、音楽とアイドルとサッカー融合するイベントで盟友 関谷真由と「サマーライオン」熱唱 - billboard-JAPAN
  20. ^ 全11組のガールズバンドが、バレンタインのチョコ以上に甘い熱狂をプレゼント!! - ファンドリー
  21. ^ ブーイング!!!発表事満載の「kick off conference」でファンと交流 - ナタリー
  22. ^ 元アイドリング!!!メンバーがゆる~く集合、TIF2016で『職業:アイドル。』歌唱 - デ☆ビューニュース、元アイドリング!!!のメンバーがTIFに大集合し「職業: アイドル。」を熱唱! - 日刊エンタメクリップ
  23. ^ アイドリング!!!元メンバー集結、LUKAの20歳を祝福 - ナタリー
  24. ^ Booing!!!(橘ゆりか&倉田瑠夏)、アイドリング!!!時代の思い出の地でワンマン開催 - BARKS
  25. ^ Booing!!!との食事会も、台湾「No Fear Fes」の日本人向けツアー - ナタリー
  26. ^ PARTY 2016>最終日、「年に一回しかこの格好出来ないから困っちゃう」 - BARKS
  27. ^ PurplePearlって - 公式サイト
  28. ^ YURICA生誕祭で遠藤舞、横山ルリカらアイドリング!!!メンバー豪華コラボも - ナタリー
  29. ^ 3社共同で東京ゲームショウ初出展 読売新聞 2017年9月14日
  30. ^ フジがeスポーツのイベント テレビ局の強みを生かす”. 日経トレンディネット (2017年11月16日). 2017年11月19日閲覧。
  31. ^ Booing!!!ミニアルバム!!! - Booing!!! Ameba Ownd
  32. ^ Booing!!!が「YURICAL FES 2016」開催!出演者には元アイドリング!!!メンバーも登場!? - Poptalk MAGAZINE 2016年12月13日
  33. ^ 「コラソンフェス」ブーイング!!!ら、客席巻き込みお祭り騒ぎ - ナタリー
  34. ^ がんばれ!Victory、Booing!!!ほか参戦!Caramel主催ライブイベント「tkmk爆女祭」6日目レポート - Tokyo Girls' Scheduler


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