スポーツにおけるブーイング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/07 09:58 UTC 版)
「ブーイング」の記事における「スポーツにおけるブーイング」の解説
選手や審判、プレーに対して行われる。「ブー」と唸るだけでなく、指笛を鳴らしたり(アメリカでは賞賛だがヨーロッパでは野次に相当)、手の親指を立てて逆さまにすることもある(サムズアップに対するサムズダウン)。サッカーや野球などではよく見られるが、肯定派と否定派で善悪の意見が分かれている。また、一部のサッカーや野球のファンサイトでは、相手に威圧感を与える行為として、肯定・紹介しているところもある。特にサッカーのゲームでは、世界中のほぼ全てのチームにおいてサポーターの一部がブーイング行為をしているのが見受けられる。また、プロレス試合においては、悪役(ヒールもしくはルード)に対してブーイングを送ることがヒールに対する賛辞となっており、プロレス特有の特殊事例と言える。ただし、ベビーフェイス(善玉)へのブーイングは通常のブーイングと同じ意味である。また、つまらない試合には“boring”(つまらない、退屈)チャントが発生する場合がある。 アメリカンフットボールではクラウドノイズと呼ばれ、ひどすぎる場合罰則が適用されることもある。 大相撲では、横綱が平幕力士に敗退した際に観客席で“座布団の舞”が起きるが、これは金星力士への賞賛とも横綱へのブーイングともとれる。 ブーイングの対象としては、選手・チームのプレーヤ試合経過等への不満、相手選手やサポーターに対する威圧、審判のプレーに対する判断に対しての不服などがある。
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