振幅とは? わかりやすく解説

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しん‐ぷく【振幅】

読み方:しんぷく

物体振動しているときの、振動中心から最大変位までの距離。振動の幅の半分振り幅(はば)。

「振幅」に似た言葉

ふり‐はば【振(り)幅】

読み方:ふりはば

《「振れ幅」とも》

物体振動しているときの、振動中心から最大変位までの距離。振幅(しんぷく)。

比喩的に気持ち考え変化の幅。物事傾向変動度合い。「感情の—が大きい」「—の小さ相場


振幅

英語 amplitude

現象が、独立変数についての正弦関数として表される周期量の極大値のこと。振動状態にある、系における変位などの物理量(x)が、時間(t)経過につれてx= A sin(ωt)で表されるとき、Aを振幅という(ここで、ωは角周波数、αは位相角)。振動現象単純な正弦振動ない場合、振幅の大きさを表すのに、平均値2乗平均値実効値(rms値)などが用いられる

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

振幅

【英】:amplitude

測定値時間変動の幅。物理学厳密さで、最近周期関数例え正弦振動)の平均値最大(小)値との差をいうこともある。

振幅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/16 16:34 UTC 版)

変位量の最大値 y が波の振幅である(λは波長)。

振幅(しんぷく、英語:amplitude)とは、波動振動の大きさを表す非負スカラー量である。波の1周期間での媒質内における最大変位量の絶対値で表される。

時としてこの距離は「最大振幅」と呼ばれ、他の振幅の概念とは区別される。特に電気工学で使用される二乗平均平方根 (RMS) 振幅がそれにあたる。最大振幅は、正弦波矩形波三角波といった相対的、周期的なはっきりした波動に使用される。1方向への周期的なパルスといった非相対的な波動では、最大振幅は曖昧になる。 非対称な波(一方向への周期的パルスなど)の場合には最大振幅は多義的となる。なぜなら、最大値と平均値との差をとるか、平均値と最小値との差をとるか、最大値と最小値との差の半分をとるか、によって得られる値が変わるためである。

複雑な波、特にノイズのように繰り返しのない信号の場合には、RMS振幅が一般に用いられる。一意に求まり、物理的意味を持つ量だからである。例えば、電磁波や電気信号として伝えられる仕事率の平均は、RMS振幅の2乗に比例する(最大振幅の平方根には一般的には比例しない)。

振幅を形式化するいくつかの方法が存在する。

簡単な1次元波動方程式について、その特殊解を正弦波とすると、


振幅

出典:『Wiktionary』 (2018/07/05 21:20 UTC 版)

名詞

 しんぷく

  1. 振動の幅の半分振動中心から振動最大変位までの幅。

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「振幅」の例文・使い方・用例・文例

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