spモードメール
【英】sp mode mail
spモードメールとは、NTTドコモが同社のスマートフォン向けに提供している「spモード」のメールサービスである。
spモードメールを利用することで、スマートフォンからも従来のキャリアメール(iモードメール)と同様に「@docomo.ne.jp」ドメインのアカウントを持ってメールをやり取りできる。また、デコメ、絵文字、文字色を変える、といった装飾にも対応している。
spモードメールを利用するには、spモードに申し込み、専用のモバイルアプリ(spモードメールアプリ)をダウンロードする必要がある。
例年の正月には、いわゆる「あけおめメール」が一斉に送受信されるため、キャリアメールで不具合が生じることが多い。2012年の元日にはspモードメールで送受信の不具合が発生し、一部のメールが正しく送信されず、またエラーの発生を知らせる不達メールも届かない事態が発生した。
参照リンク
spモードメール - (NTTドコモ)
NTTドコモ: | SA800i spモード SH-09C spモードメール S Voice SH-01F DRAGON QUEST 災害用音声お届けサービス |
spモードメール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 15:15 UTC 版)
2018年4月23日をもって配信停止となり、2021年1月末で利用停止となった。継続サービスは「ドコモメール」 iモードメールと同じように、docomo.ne.jpのドメインを持つメールアドレスが利用できる。iモードメールとは異なり、メール一通当たりの容量は10MBまでで30日保存可能となり、メールの同報送信件数は100件までである。 受信メールはiモードメールと同様にプッシュメールで受信する。圏外にいたときにメールボックスに着信した場合、一定期間メールを再送信し続ける。 送受信したメールはドコモショップのバックアップ用端末「DOCOPY(ドコピー)」では読み取れない。PCと同期することも出来ない。spモードメールアプリの機能にて外部メモリにバックアップすることが出来る。(但し、メッセージR、メッセージSはバックアップできない。) iモード解約と同時にspモード契約を申し込んだ場合、iモードで利用していたメールアドレスや各種設定はspモード契約に引き継がれる。「重畳契約(1枚のSIMカードをiモード機とスマートフォンとで差し替えて利用する契約)」の場合は、iモードのメールアカウントはそのままで、spモード契約には、iモード契約に付加されたメールアカウントとは別に、xxx@docomo.ne.jpのアドレスが割り当てられる。また、iモードとspモードの両メールアドレスを入れ替えることが可能である。 iモードからの切り替えでない場合、最初に割り振られるメールアドレスは「英数字の羅列@docomo.ne.jp」であるが、任意のアドレスや電話番号@docomo.ne.jpに1日3回まで変更できる。 iモード.netやドコモwebメールの自動保存機能には対応しない。重畳契約の場合は、iモードのメールアカウントに対してのみ動作する。 デコメールが利用可能であり、デコメ絵文字、テンプレート、背景色や文字色の変更なども可能である。またデコメ絵文字はspモードアプリをダウンロードした時点では340種類ほどだが、受信したデコメ絵文字などをさらに取り込むことが可能である。 デコメアニメには対応せず、受信した場合正しく表示されない。 送受信できる添付ファイルの容量は10メガバイトまでである。また受信サイズを1MB - 10MBに制限できる(初期設定は2MB)。 ファミリー割引のメール家族間無料は、iモード端末側のみ適用される。 iモードメール同様の迷惑メール対策設定がある。また迷惑メール防止のため、1日に送信できるメールは999通までである。ただし同報メールは1通と計算される。 BlackBerryにおいては当初からWi-Fi通信時においても、spモードメールの送受信は可能。Androidは、2011年2月1日からアプリケーションをバージョンアップすることで対応。ただし航空機モードとWi-Fiを同時にオンにした場合は利用できない。Windows Mobile端末をWi-Fi環境で利用している場合は、SIMカードが差さっていれば新着通知はされるが、メール本文は受信できない。 迷惑メール対策においてはiモードとほぼ同様のフィルタをかけることができ、「ドメイン指定拒否・許可」「アドレス指定拒否・許可」「PCメール拒否」「未承諾広告拒否」「URL付メール拒否」「なりすまし拒否」などの設定が可能である。
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