modo401
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/22 15:16 UTC 版)
2009年6月20日ごろ発売。主にプロダクトや建築シーンを志向した機能が追加された。 主にSolidworksとの提携により生まれた機能をmodoにフィードバックしたためである。 modo401新機能 アイテムプリセットの追加(ショートカット F6)。(事前に使用したアイテムを登録することですばやく別のシーンに追加できる) 作業画面上部にLayoutタブの追加(インテリアシーン用の作業画面である。プリセットブラウザーがデフォルトで表示されており、アイテムをドラッグ&ドロップし素早くシーンをセットアップできる) 毛を表現する「fur」の追加。([シェーダツリー]>[レイヤー追加]>「special」>「fur material」) リプリケーターの追加。 「Blurry Refraction」の追加(簡単に「すりガラス」が表現できるようになった)。 「クリアコート」の追加(クリアラッカーのようなコーティングによる塗膜の表現)。 「異方性反射」の追加。ステンレスの表現に有効。(マテリアル>ラフネスの下に追加された。%で設定できる) カラーピッカーのみガンマ補正ができるようになった。 トーンマッピングの追加(レンダリングウィンドウに設置された後処理機能。画像のトーンを抑えることができる) ボリュームライトの追加 (シェーダーツリー>アイテムタブ>ディレクションライト>ディレクションライトプロパティ一番下のボリュームチェックボックス) シャドウキャッチャーの追加 被写界深度の追加(シェーダーツリー>アイテムタブ>「カメラ」>下部プロパティ>タブ「カメラエフェクト」)F-stopが低いほどボケが大きく手前まで来る。大きければシャープになる。 ペンツールに壁モードが追加され、壁の厚みを設定してトレースできるようになった。 回転を表現するモーションブラーエフェクトがかけられるようになった。 バックドロップアイテムはコントラスト、輝度、透明度チャンネルを持つように変更された。 新しいUVの継ぎ目投影方法が導入され、ペイントおよびスカルプティング時のUVの継ぎ目の問題が減少した。 ペイントはマルチスレッドに対応。 エッジベベル(角の丸め)はより複雑なエッジ選択に対して高品質なベベルを生成するようになった。 サーフェイスに対してノンバイアスのモンテカルロを設定できるようになった。([シェーダツリー]>[base shader]>「Indirect illum type」) アイテムのスナップがXキーで使用可。選択されているアイテム、ピボット、センターに対して有効。 Autodesk FBX は、古い2006と最新の2010ライブラリの両方をサポートするように更新された。 COLLADA ローダーとセーバーがサポートされた。このプラグインはジオメトリの読み書きだけでなく、アニメーションもサポート。 現在選択しているエレメントの寸法を表示するバウンディングボックス表示ツール(寸法ツール)が追加。 二つのジョイントで定義される簡単な2Dのインバースキネマティクスの機能がmodo 401で有効に。 パラメーターの数値がマウスホイールで小数点以下で微調整が可能になった。 アンチエイリアスのかかり方が新たに追加された。(shader tree > render > settingタブの上から2つめに[Box], [Triangle], [Gaussian], [Catmull-Rom], [Michell-Netravali]、デフォルトは[Gaussian]) カーブレンダリング:実体の無いベジェ曲線にカーブがつけられる(曲線を選択した後、item>該当のメッシュ選択>メッシュプロパティ>中段にある「render curve」) ほか多数。 また、modo401より、修正版はサービスパック (SP1, SP2, ...) といった表記になった。 このころ発売されたmodo関連商品 Splash Kit(水しぶきや水滴のプリセット集) PHOTON CRAFTのデータ集(家具のプリセット集) 参考 http://www.mars-inc.net/modo/401.introduction/
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