アイパッド‐ミニフォー【iPad mini 4】
読み方:あいぱっどみにふぉー
iPad mini 4
別名:iPadミニ4,アイパッドミニ4
iPad mini 4とは、Appleが2015年9月に発表した7インチタブレットである。
iPad mini 4は「iPad mini」「iPad mini 2」「iPad mini 3」に続く第4世代モデルである。ディスプレイのサイズは従来どおり7.9インチ、縦横の寸法もほぼ従来と同じであるが、本体の厚みは前世代モデルよりも18%ほど薄い6.1mmとなっており、重量も30g以上の軽量化が実現されている。Wi-Fiモデルの場合は298.8gである。
iPad mini 4のモバイルCPUにはA8チップおよびM8モーションコプロセッサが搭載されている。こちらは前世代モデル(A7チップ)に比べて処理速度が1.3倍、グラフィックス性能は1.6倍に高速化されているという。
前モデルiPad mini 3は、新機能に「Touch ID」が搭載され、ストレージ容量やカラバリの選択肢が充実したものの、スペックはiPad mini 2をそのまま引き継いだ形だった。iPad mini 4ではTouch IDも搭載され、スペックも強化され、軽量化・薄型化も実現されている。
モバイルOSは新バージョンのiOS 9が搭載される。iOS 9はiPad向けの機能が特に強化されており、マルチタスクやマルチウィンドウを駆使した操作が可能となっている。
iPad mini 4は2015年9月にイベントにおいて正式に発表された。同時にiPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPad Proなどの端末も発表されている。
※画像 / Apple Japan
参照リンク
iPad - (Apple)
iOSデバイス: | iPad mini 2 iPhone 6s iPhone 6s Plus iPad mini 4 iPod classic iPhone 4 クローンiPhone |
iPad mini 4
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/10 04:42 UTC 版)
iPad mini 4 Wi-Fi+Cellular 64GB MK752J/A SIMフリー(ゴールド) | |
製造元 | Apple |
---|---|
種別 | タブレット型メディアプレーヤー/コンピュータ |
世代 | 第4世代 |
発売日 | 2015年9月9日 |
OS | iOS 9.0(初期搭載)→iPadOS 15.8.3 ※iPadOS 16は対象外 |
CPU | Apple A8 system-on-a-chip 1.5GHz 64ビットアーキテクチャ |
メモリ | 2GB |
ストレージ | フラッシュメモリ 16, 32, 64, & 128 GB |
ディスプレイ | 画面解像度: QXGA (2048x1536 px) (326 ppi), 4:3 アスペクト比, LEDバックライト IPS LCD display |
入力機器 | マルチタッチタッチスクリーンディスプレイ, ヘッドセットコントロール, 近接センサーとローキー照明センサー, 3軸加速度計, デジタルコンパス[1] ※Apple Pencil (第1世代)には非対応 |
デジタルカメラ | バックカメラ:HDビデオ撮影(1080p、最大30fps、オーディオ入り、120fpsスローモーション撮影対応)静止画(5倍デジタルズーム、画素数は800万画素、バーストモード対応) フロントカメラ:HDビデオ撮影(720p、最大30fps、オーディオ入り)静止画(120万画素) |
外部接続 | Wi-Fi (802.11a/b/g/n/ac、MIMO対応), Bluetooth 4.2, USB 2.0/lightningコネクタ Wi-Fi + Cellular モデルは以下も含む: UMTS (W-CDMA)/HSPA/HSPA+/DC-HSDPA (850、900、1,700/2,100、1,900、2,100MHz) GSM/EDGE (850, 900, 1800, 1900 MHz) CDMA EV-DO Rev. A/Rev. B(800, 1900 MHz) LTE (Bands 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 13, 17, 18, 19, 20, 25, 26, 28, 29, 38, 39, 40, 41) ※データのみ[1] |
電源 | 19.1Whリチャージャブルリチウムポリマーバッテリー 最長10時間のバッテリー駆動 |
オンラインサービス | iTunes Store, App Store, Apple Books ブックストア, iCloud, Game Center, Safari |
サイズ | 203.2mm (h) 134.8mm (w) 6.1mm (d) |
重量 | Wi-Fiモデル: 298.8g Wi-Fi + Cellularモデル: 304g |
前世代ハード | iPad mini 3 |
次世代ハード | iPad mini 5 |
関連商品 | iPod touch, iPhone, iPad |
iPad mini 4(アイパッド ミニ フォー)は、Appleが開発して販売したタブレット型コンピュータである。
概要
2015年9月9日(現地時間)、カリフォルニア州サンフランシスコBill Graham Civic Auditoriumで開催された「Special Event September 2015」で、iPhone 6s・iPhone 6s Plus・12.9インチiPad Pro (第1世代)・Apple TV HDと共に発表されて当日に発売された[2]。
スペック
前機種のiPad mini 3は前々機種のiPad mini (第2世代)の基本仕様をそのまま受け継いだが、本機種はiPad Air 2の仕様を組み込んで刷新された。フルラミネーションディスプレイを採用して薄く軽量化され、本機種からダイレクトボンディングを採用して不要な反射が低減された。薄型化にともないバッテリーは微減し、Air 2やProと同様に本体横の消音兼回転スイッチが省略された。ストレージ容量は16GB・32GB・64GB・128GBで、外装色はシルバー・ゴールド・スペースグレイがある[1]。
CPUはApple A8に変更されてメモリは2GBを搭載[3]し、iOS 9で強化されたマルチタスク機能の1種である、画面分割して2種類のアプリを同時に表示できる「Split View」に対応した。Air 2同様にモーションコプロセッサのM8、気圧計、mini 3から引き続き指紋認証システムのTouch IDも搭載する。
カメラ機能
カメラは、Air 2同様に外面のiSightは800万画素センサーを採用してバーストモードによる連写や120フレームレート (fps) のスローモーションビデオ撮影に対応した。内側のFaceTimeカメラは、F値が2.2のレンズを採用した。
通信システム
通信システムはAir 2の機能を継承し、Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n/acに対応してMIMO(HT80)と合わせて通信速度は最大で866メガビット毎秒 (Mbps) である。LTEは下り最大150Mbps、TD-LTE(WiMAX2+、AXGPを含む)やキャリアアグリゲーション、1枚のSIMカードで複数の通信会社が選択可能な「Apple SIM」に対応する。Bluetoothは4.2である。
容量
2016年9月7日のスペシャルイベント終了後に16GB・64GBモデルの販売を終了し、32GBモデルを新たに設定し、128GBモデルを値下げした。
2017年3月21日(米国時間)にiPad (第5世代) が発表されたのちに32GBモデルの販売を終了し、さらに値下げされた128GBモデルのみを販売した。
2019年3月18日にiPad mini (第5世代)が発売され、終売となった。
iPadモデルの変遷
(横スクロールできる画像です)
出典
- ^ a b c “アップル - iPad mini 4 仕様”. Apple. 2014年10月22日閲覧。
- ^ “「iPad mini 4」発売 ボディはさらに薄く6.1ミリに”. (2015年9月10日)
- ^ iPad Mini 4 Teardown - iFixit
外部リンク
先代 iPad mini 3 | iPad mini 4 第4世代 | 次代 iPad mini (第5世代) |
「iPad mini 4」の例文・使い方・用例・文例
- アップルのiPadが発表される
- 1月27日,アップル社はサンフランシスコでの記者会見で新しいタブレット型コンピュータ「iPad(アイパッド)」を発表した。
- iPadは厚さが約1.3センチ,重さが約680グラムだ。
- ユーザーはタッチパネルでiPadを簡単に操作することができ,インターネットや写真,ビデオ,音楽,ゲームを楽しんだり,電子メールを送ったりできる。
- アップルはまた,iPadで電子書籍を買って読むことができるようになる新しいアプリケーション「iBooks(アイブックス)」も発表した。
- iPadは3月下旬に世界中で発売される。
- アップルの最高経営責任者(CEO)であるスティーブ・ジョブズ氏は記者会見で,「iPadは我々の最も進んだ技術を反映した魔法のようで革新的な機器であり,驚きの価格で提供されます。」と語った。
- iPadが日本の電子書籍市場を活性化へ
- 5月28日,アップルのiPad(アイパッド)が日本,英国,オーストラリアなど9か国で発売された。
- アップルによると,iPadは4月3日の米国での発売から60日間で200万台以上が売れた。
- iPadの特徴の1つはその電子書籍リーダー機能だ。
- 米国では,iPadとアマゾン・ドット・コムの電子書籍端末「キンドル」が電子書籍市場を活気づけている。
- 同社はまた,iPad向けにキンドルのアプリケーションを無償提供し始めた。
- iPadの大型画面は雑誌や漫画を表示するのに適していることから,日本の一部ファッション誌はiPad版の制作を開始した。
- iPadの発売によって日本の電子書籍市場が活性化しそうだ。
- iPad(アイパッド)
- アップル社のiPadは5月の発売後すぐにタブレット型コンピュータ市場を独占した。
- iPadは持ち運べて,どこでも使える。
- ユーザーはiPadで電子書籍を読むことができるため,iPadは電子書籍市場を活性化させている。
- タッチパネル式携帯電話「iPhone」とタブレット型コンピュータ「iPad」はともにヒット商品となった。
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