YouTube側の対応とは? わかりやすく解説

YouTube側の対応

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 08:49 UTC 版)

YouTube」の記事における「YouTube側の対応」の解説

2006年3月27日からアニメなどの海賊版アップロード制限するために、10分を超えるファイルアップロード原則制限しているが、利用者ファイル10以内分割するようになった2006年4月10日から15分上の動画アップロードしたいとの要望応えるため、Director制度始まったDirectorに登録すれば15分超えるファイルアップロード可能になるが登録には審査があり、完全なオリジナルコンテンツ提供する人のみに限定されている。通常とは違い他者著作権侵害した動画アップロードした場合動画1回削除されただけでアカウント削除されることとなっている。 以前違法コンテンツ放置される傾向にあったが、2006年5月頃からは削除作業活発になった。 角川書店角川デジックスはYouTube向けの動画識別技術実証実験参加、これによる著作権対策有効だ判断できたとして、2008年2月より公式チャンネル開設角川グループとしてYouTubeプロモーション活用を行うほか、角川グループ映像作品使った投稿動画についても、各権利者許諾得られ場合公認動画として認定マーク広告付加広告収入権利者分配行った。 また2008年10月23日YouTubeJASRACとの間で音楽著作権に関する包括許諾契約締結したYouTube収入の約2%JASRAC支払うことによって、JASRAC管理楽曲二次利用した動画のアップロード行為合法に当たり、JASRAC以外にもJRC及びイーライセンスとも既に契約結んでいるとした。 しかし、動画使用する音源が自ら演奏または製作したのであること以外、つまりCDダウンロードした音源2次利用及び無断利用著作権管理会社間隔内の音源であっても違法としている。 市販CDダウンロードした音源利用する場合著作権とは別に著作隣接権音源製作者アーティスト権利)の許諾を得る必要があり、音源製作者レコード会社等)へ直接問い合わせて許可を取る必要があるまた、楽曲編曲する訳詞付ける、替え歌にする)場合編曲に関する許諾を得る必要があり、JASRAC編曲に関する権利管理していない為、あらかじめ利用する楽曲の権利者(作詞者作曲者音楽出版社等)に連絡および許可承諾なければ違法である。 オリジナル音源プロモーションビデオそのまま投稿することも違法行為である。このため動画問題はなくても音源問題がある場合音源だけが削除ミュートされることがある他、動画音源共に削除されないものの、一部地域動画視聴不可能になる場合などがある。 著作者には著作財産権著作者人格権存在し1次創作者の著作権の保護期間経過してなければ、また法律上の期間を過ぎてなければ1次創作者の著作物無断利用デジタル上でアップロードおよび拡散日本の著作権法米国の著作権法上で違法行為である。 著作物違法にアップロードしている点に関して複製権公衆送信権侵害映画無断編集する行為に関して翻案権同一性保持権侵害映画大半内容詳細に文字として抜き出すに関して翻案権侵害などが挙げられている。 ハリウッド映画など欧米ではこれらがフェアユースによる許可下りているという誤解ネット上で横行しているが、2016年アメリカでスタンリー・キューブリック作品解説したYouTuberが約1600万円損害賠償請求による裁判が行われるなど法定争い絶えない

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