Yes-Noとは? わかりやすく解説

Yes-No

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/20 08:41 UTC 版)

「Yes-No / 愛の終わる時」
オフコースシングル
初出アルバム『We are (Yes-No)』『SELECTION 1978-81(愛の終わる時)』
A面 Yes-No
B面 愛の終わる時
リリース
規格 7"シングルレコード
ジャンル
時間
レーベル EXPRESS ⁄ TOSHIBA EMI
作詞・作曲
プロデュース オフコース
チャート最高順位
  • 週間8位(オリコン
  • 1980年7月度月間10位(オリコン)
  • 1980年8月度月間10位(オリコン)
  • 1980年9月度月間12位(オリコン)
  • 1980年度年間35位(オリコン)
  • 登場回数22回(オリコン)
オフコース シングル 年表
  • Yes-No / 愛の終わる時
  • (1980年 (1980)
We are 収録曲
SIDE A
  1. 時に愛は
  2. 僕等の時代
  3. おまえもひとり
  4. あなたより大切なこと
  5. いくつもの星の下で
SIDE B
  1. 一億の夜を越えて
  2. せつなくて
  3. Yes-No
  4. 私の願い
  5. きかせて
SELECTION 1978-81 収録曲
SIDE A
  1. 風に吹かれて
  2. 夏の終り
  3. 愛を止めないで
  4. せつなくて
  5. 生まれ来る子供たちのために
  6. さよなら
SIDE B
  1. Yes-No
  2. 愛の終わる時
  3. 一億の夜を越えて
  4. いくつもの星の下で
  5. I LOVE YOU
テンプレートを表示
Yes-No
小田和正楽曲
リリース 1993年9月22日 (1993-09-22)
規格 8cmCDシングル
ジャンル J-POP
レーベル Little Tokyo ⁄ FUN HOUSE
作詞者 小田和正
作曲者 小田和正
プロデュース 小田和正
その他収録アルバム
カバー
収録曲
  1. 風の坂道
  2. Yes-No

Yes-No / 愛の終わる時」(イエス・ノー あいのおわるとき)は、1980年6月21日 (1980-06-21)に発売されたオフコース通算19枚目のシングル

解説

「Yes-No」は、アルバム『We are[注釈 1]に収録されるが、アルバム収録とは別ヴァージョンでエンディングが若干長く、アルバム・ヴァージョンでは聴かれる、後半部での大間ジローによるカウベルが入っていない。ベスト・アルバムSELECTION 1978-81[注釈 2]に収録されているのは、富樫要によるフリューゲルホルンソロのシングル・ヴァージョンのイントロにアルバム・ヴァージョンを編集で繋いだもの。この曲の歌詞について小田和正は「“抱きしめよう”はともかく、“君を抱いていいの”は、当時の歌詞の中でも一線を越えてた。でも、そこを超えたから、みんなのアンテナに引っ掛かったんだよ。世の中には、いい曲だけど地味な曲って、たくさんある。それは、歌詞が一線を越えてないから、アンテナには引っ掛からないってことなんだよ。ただ、いくら引っ掛かるとは言っても、曲のタイトルを『君を抱いていいの』にしてはならない、というのも考えたけど」「ずっと疑問文で成立している。そして、最後に相手に、責任を取らせる歌なんだ。“どうなんだ”って、突きつける。当時それならタイトルは『Yes or No?』じゃないかって言った奴がいたけど、突きつけてるんだ。だから『Yes-No』なんだ」とし、「『週刊新潮』のコラムに『女の子にキャーキャー言われながら“君を抱いていいの”って、いい歳をして』って。いやぁ、そんなこと書くんだなぁって思ったよ。あと、客席のファンの人達が“タン スタタン”て間の手を入れ始めたのも、この頃からだろうね。“ああぁ~ 時はぁ~”のところで、そう手拍子するようになった。でも、『週刊新潮』も“タン スタタン”も、俺達がお願いしたことではなかったんだよ」[1]と、答えている。

この曲は後に小田がシングル「風の坂道[注釈 3]のカップリングとしてセルフ・カヴァーし、アルバム『LOOKING BACK[注釈 4]にも収録された。小田自身コンサートでも一時期、この曲をセルフ・カヴァー・ヴァージョンで演奏したことがあるが、2000年 (2000)のコンサートツアー以降と、TBS系『クリスマスの約束』では転調せず、オフコース時代のアレンジに戻されている。

「愛の終わる時」はオリジナル・アルバムには収録されず、「Yes-No」と同じく『SELECTION 1978-81』[注釈 2]に収録されたが、その際ビル・シュネーによりリミックスされ、間奏部が11秒程短くなっている。

パッケージ、アートワーク

ジャケットには前作のライブ・アルバムLIVE[注釈 5]のブックレット用に同年3月、フリーダムスタジオ1stで行われたフォトセッションでの未使用写真が使われている。また、裏面には歌詞のほか、『LIVE』[注釈 5]と、シングル「生まれ来る子供たちのために / この海に誓って[注釈 6]の紹介が記載されている。

収録曲

SIDE A

  1. Yes-No   YES-NO  – (5'20")
    • 作詞 · 作曲:小田和正、編曲:オフコース
    • フリューゲルホルン:富樫要

SIDE B

  1. 愛の終わる時   AI NO OWARU TOKI  – (5'22")
    作詞 · 作曲:鈴木康博、編曲:オフコース

スタッフ

リリース日一覧

地域 タイトル リリース日 レーベル 規格 カタログ番号 備考
日本 Yes-No / 愛の終わる時 1980年6月21日 (1980-06-21) EXPRESS ⁄ TOSHIBA EMI 7"シングルレコード ETP-17003 「Yes-No」はシングル・ヴァージョン、「愛の終わる時」はオリジナル・アルバム未収録。
2020年6月3日 (2020-06-03) USM JAPAN / UNIVERSAL MUSIC LLC
CD
UPCX-4240 デビュー・シングル『群衆の中で / 陽はまた昇る』からラスト・シングル『夏の別れ / 逢いたい』までを収録した全36枚組CD BOXコンプリート・シングル・コレクションCD BOX』(UPCY-9918)の中の1タイトル。発表当時のアナログ7インチ・シングルのアートワークを再現した12cm紙ジャケット仕様CD。

カヴァー

Yes-No

脚注

注釈

  1. ^ We are』 1980年11月21日 (1980-11-21)発売 EXPRESS ⁄ TOSHIBA EMI LP:ETP-90038
  2. ^ a b SELECTION 1978-81』 1981年9月1日 (1981-09-01)発売 EXPRESS ⁄ TOSHIBA EMI LP:ETP-90106
  3. ^ 小田和正風の坂道」 1993年9月22日 (1993-09-22)発売 Little Tokyo ⁄ FUN HOUSE SCD:FHDL-1009
  4. ^ 小田和正『LOOKING BACK』 1996年2月1日 (1996-02-01)発売 Little Tokyo ⁄ FUN HOUSE CD:FHCL-2003
  5. ^ a b LIVE』 1980年5月5日 (1980-05-05)発売 EXPRESS ⁄ TOSHIBA EMI 2LP:ETP-60380/1
  6. ^ 生まれ来る子供たちのために / この海に誓って」 1980年3月5日 (1980-03-05)発売 EXPRESS ⁄ TOSHIBA EMI 7":ETP-10707

出典

  1. ^ 『YES-NO 小田和正ヒストリー』株式会社角川書店、1998年、113-146頁。ISBN 4-04-883529-7。「第5章 スリー・アンド・ツー〜五人のオフコース〜」 

関連項目

外部リンク

オフコース
その他

YES,NO.

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/22 14:04 UTC 版)

YES, NO.
THE SQUAREスタジオ・アルバム
リリース
録音 1987年11月
ロサンゼルス・Mad Hatter Studios
東京CBS/SONY信濃町スタジオ
ジャンル フュージョン
レーベル CBS/SONY RECORDS
32DH5001(CD)
28AH5001(LP)
28KH5001(MT)
プロデュース THE SQUARE
チャート最高順位
ゴールドディスク
  • 第3回日本ゴールドディスク大賞 ジャズ・フュージョン部門 受賞[3]
  • THE SQUARE アルバム 年表
    TRUTH
    1987年
    YES, NO,
    1988年
    WAVE
    1989年
    EANコード
    EAN 4988009570167(CD)
    EAN 4988009440125(LP)
    EAN 4988009470146(MT)
    テンプレートを表示

    YES, NO.』(イエス、ノー)は、THE SQUARE13枚目のオリジナル・アルバム1988年2月26日CBS/SONY RECORDSからリリースされた。

    解説

    TRUTH』から11ヶ月ぶりの新作。本作がTHE SQUARE名義の最後のアルバムとなり、レコーディングはロサンゼルスおよび東京で行われた。前半4曲はジェリー・ヘイによるブラスアレンジを取り入れている。

    LPレコードとカセットテープは全9曲入りだが、CDのみ10曲入りで発売された。

    タイアップ使用楽曲

    1曲目「DANS SA CHAMBRE」はFNS系列で放送されていた『タイム3』の初代オープニングテーマ[4]、及びテレビ東京系列で放送されていた『ビジネスマンNEWS』のオープニング直後のBGMに使用。『タイム3』では、スポンサークレジットのBGMとして番組開始から終了まで一貫して使われた。

    2曲目の「GO FOR IT」は1990年に発売された『トヨタ・セラ』のCM曲に使用。

    受賞歴

    収録曲

    LPレコード・カセットテープ

    A面
    1. DANS SA CHAMBRE
      (作曲:安藤まさひろ/ブラス編曲:Jerry Hey
      フジテレビ系情報番組「タイム3」、
      QABWeekendステーションQ」(OPのみ)テーマ曲
    2. GO FOR IT
      (作曲:安藤まさひろ/ブラス編曲:Jerry Hey)
      トヨタ・セラCM
    3. MISS YOU
      (作曲:安藤まさひろ/ブラス編曲:Jerry Hey)
    4. EL MIRAGE
      (作曲:和泉宏隆/ブラス編曲:Jerry Hey)
    B面
    1. MR.MELLOW
      (作曲:和泉宏隆)
    2. KISS
      (作曲:安藤まさひろ)
    3. PAPILLON
      (作曲:安藤まさひろ)
    4. CRISIS
      (作曲:安藤まさひろ)
    5. CATCHER IN THE RYE
      (作曲:和泉宏隆)

    CD盤

    1. DANS SA CHAMBRE(5:24)
    2. GO FOR IT(5:24)
    3. MISS YOU(5:00)
    4. EL MIRAGE(5:17)
    5. SHADOW(5:48) - (作曲:須藤満
    6. MR.MELLOW(5:02)
    7. KISS(4:13)
    8. PAPILLON(3:44)
    9. CRISIS(4:42)
    10. CATCHER IN THE RYE(4:57)

    参加ミュージシャン

    • THE SQUARE
      • 安藤まさひろ - Guitar, Synthesaizer Programmes
      • 伊東たけし - Alto Saxophone, EWI
      • 和泉宏隆 - Keyboards, Synthesizers, Synthesaizer Programmes
      • 則竹裕之 - Drums
      • 須藤満 - Bass
    • Horn Section(#1 - #4)
      • Jerry Hey - Trumpet & Flugelhorn
      • Gary Grant - Trumpet & Flugelhorn
      • Daniel Higgins - Tennor Saxophone & Flute
      • Charies Loper - Trombone
    • その他
      • 横山達治 - Percussion(#4, #5)
      • 中西俊博グループ - Strings(#1, #10)

    脚注

    出典

    1. ^ Yes,No. | T-SQUARE”. ORICON NEWS. 2023年3月22日閲覧。
    2. ^ Yes,No. | T-SQUARE”. ORICON NEWS. 2023年3月22日閲覧。
    3. ^ a b 第3回日本ゴールドディスク大賞”. 日本ゴールドディスク大賞. 2020年9月3日閲覧。
    4. ^ 本曲使用時のみ、番組にCGのオープニングがついていた。

    外部リンク





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