伊東たけしとは? わかりやすく解説

伊東たけし

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/04 13:06 UTC 版)

伊東 たけし
基本情報
生誕 (1954-03-15) 1954年3月15日(71歳)[1]
出身地 日本福岡県福岡市
学歴 日本大学藝術学部
ジャンル フュージョン[2]
職業 ミュージシャン
担当楽器 サクソフォーン
ウインドシンセサイザー
フルート
活動期間 1976年 -
共同作業者 T-SQUARE
公式サイト T-SQUAREオフィシャルサイト
著名使用楽器
EWI
NuRAD[5]
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伊東 たけし(いとう たけし、1954年3月15日 - [6])は、福岡県福岡市出身[6]の、日本サクソフォーン奏者。また、ウインドシンセサイザーフルート奏者としても活動。本名、伊東 毅(読みは同じ)[7]。身長182cm、血液型はO型。

人物・来歴

子供の頃から音楽に関心を持ち、ピアノヴァイオリンを習う。福岡市立百道中学時代にブラスバンドに入り、ユーフォニアムチューバを担当。西南学院高等学校に入学してフルートに転向したが、渡辺貞夫の自伝『ぼく自身のためのジャズ』を読みさらにアルトサックスに転向。

日本大学藝術学部に入学して「リズム・ソサエティ・オーケストラ」に所属し[8]、それと並行して「ウィッチハント」と「ラストデイ」という2つのバンドに籍を置く。ウィッチハントのドラマー(マイケル河合)が安藤正容率いるTHE SQUARE(後のT-SQUARE)を兼任していたこともあり、ゲスト出演し、ウィッチハントの解散後[9]THE SQUAREに加入(1977年[2][6][1])。

1978年デビュー。

1984年に『ADVENTURES』に収録されている「TRAVELERS」と「ALL ABOUT YOU」の2曲が当時テレビ放映されたサントリーホワイトの春・夏編のCFに起用され、伊東自身もCFに出演した。

1991年にT-SQUAREを脱退、ソロ活動を始める。2000年にT-SQUAREに復帰。この頃からT-SQUAREはバンド形態から、安藤とのユニット形態に形を変えるが、2005年より再びバンド形態に変更している。

近年は、吹奏楽とのつながりも深く、シエナ・ウインド・オーケストラとの共演の他、母校である西南学院高等学校吹奏楽部の定期演奏会にゲスト出演している。

シエナ・ウインド・オーケストラのトロンボーン奏者、郡恭一郎は従弟である。

ディスコグラフィ

ソロ・アルバム

タイトル 発売年 注釈
DEAR HEARTS 1984 2007年にリマスター盤で再発。
L7 1985 2007年にリマスター盤で再発。
T.K. 1988 2007年にリマスター盤で再発。
VISIONS 1992 2017年にリマスター盤で再発。
T.K.LA 1993 2017年にリマスター盤で再発。
GROOVE ISLAND 1994 2017年にリマスター盤で再発。
T.K.COVERS 1995 2017年にリマスター盤で再発。
T.K.BREEZE 1996 2017年にリマスター盤で再発。
SCARE HEADLINE 1997 2017年にリマスター盤で再発。
LOVE 1997
Double Circle 1999
Turn Over 2000
星に願いを 〜T.K.Adagio〜 2001 SACD盤が同時発売。
アランフェス 〜T.K.アダージョ 2002 CCCD盤。
Mellow Madness 2007
FAVORITES 2014 SACDハイブリッド盤。

参加作品

1989年 - Hiroshima『East』

サウンドトラック

「コナンが通る」
「アクアクリスタル」
「アクアクリスタル内へ」
「挫折」
「名探偵コナン メイン・テーマ (世紀末ヴァージョン)」
「尋問」

出演

CM

脚注

注釈・出典

  1. ^ a b BIOGRAPHY”. T-SQUARE official site. 2020年3月20日閲覧。
  2. ^ a b ソロ・アルバムがまもなくリリース!伊東たけしが自身のセプテットを率いてコットンクラブに登場”. CDJournal (2014年10月16日). 2020年3月20日閲覧。
  3. ^ NuRAD R2 伊東たけしモデル”. コウスキミュージックアンドサウンド. 2025年7月4日閲覧。
  4. ^ 本田雅人プロデュース"阪神タイガース承認NuRAD"”. コウスキミュージックアンドサウンド. 2025年7月4日閲覧。
  5. ^ 2023年から使用。2025年には、NuRAD日本国内代理店のコウスキミュージックアンドサウンドから、彼に対するカスタマイズモデルを元にしたNuRAD R2『伊東たけしモデル[3]が発売された。余談だが、同時期同社からは、1991年のT-SQUARE脱退時の後継フロントマンだった本田雅人がプロデュースしたNuRAD R2『阪神タイガース承認NuRAD』も限定発売されている[4]
  6. ^ a b c 曲作りが緻密になっています 24日に福岡でライブ T-SQUARE 伊東たけしさん」『西日本新聞』2016年7月10日。オリジナルの2016年11月26日時点におけるアーカイブ。2020年3月20日閲覧。
  7. ^ CD『T-SQUARE LIVE FAREWELL & WELCOME』(1991年発表)ブックレット内「HISTORY OF THE T-SQUARE 1954〜1991」
  8. ^ YAMANO BIG BAND JAZZ CONTEST 今昔物語”. 山野楽器. 2020年3月20日閲覧。
  9. ^ 伊東たけし(サックス奏者)の若い頃と現在!家族や結婚・身長などプロフィールまとめ”. Arty. 2024年2月27日閲覧。

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