夏の別れ
夏の別れ
夏の別れ
夏の別れ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/07 07:54 UTC 版)
「夏の別れ / 逢いたい」 | |||||||
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オフコース の シングル | |||||||
初出アルバム『Still a long way to go』 | |||||||
A面 | 夏の別れ | ||||||
B面 | 逢いたい | ||||||
リリース | |||||||
規格 | |||||||
ジャンル | |||||||
レーベル | FUN HOUSE | ||||||
作詞・作曲 | |||||||
プロデュース | オフコース | ||||||
チャート最高順位 | |||||||
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オフコース シングル 年表 | |||||||
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「夏の別れ」 | ||||
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小田和正の楽曲 | ||||
収録アルバム | 『LOOKING BACK 2』 | |||
リリース | 2001年5月16日 | |||
規格 | CD | |||
ジャンル | J-POP | |||
時間 | 4分16秒 | |||
レーベル | Little Tokyo ⁄ BMGファンハウス | |||
作詞者 | 小田和正 | |||
作曲者 | 小田和正 | |||
プロデュース | 小田和正 | |||
『LOOKING BACK 2』収録順 | ||||
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「夏の別れ / 逢いたい」(なつのわかれ あいたい)は、1988年10月25日オフコース通算36枚目の最終シングル。
に発売された解説
「夏の別れ」、「逢いたい」両曲ともアルバム『Still a long way to go』[注釈 1]からのシングル・カット曲。「夏の別れ」はアルバム収録曲と同内容、「逢いたい」はアルバムとは別ミックスになっている。当初シングルには「昨日見た夢」が予定されていたが、1988年11月 のグループの解散決定を受け「夏の別れ」に変更された。
「夏の別れ」は、後に小田和正がシングル「風の街」[注釈 2]のカップリングと、アルバム『LOOKING BACK 2』[注釈 3]にてセルフ・カヴァーしているが、歌詞が一部省略されているほか、リフレインが追加されている。
「逢いたい」の作詞を吉田拓郎が担当している。この経緯について清水は「以前から彼とは知り合いだったし、彼の書くハードっちゅうか、骨太な詞が好きだったんですよ。それで今回、僕の友人と『詞、誰に書いてもらおうか』って話してて、そのとき偶然バックに彼のビデオが流れていたんです。で、その友人が『彼に頼んでみたら』って言ってね。無理やろなと思いながら頼んだんですが、快く引き受けてくれまして」と答え、また「僕は別段、オフコース・カラーっていうのを意識したつもりはないし、また意識して作れるほど器用でもないですし。でも確かに今までのオフコースっぽくない作品だと思います。でも、この曲をオフコースのメンバーでプレイすることによって、それはオフコースのナンバーになると思うんです。いろんなぶつかり合いも出てくるとは思いますけど、そういう個性のぶつかり合いがあってこそ、バンドがバンドらしくなるんだと思いますよ」とも答えている。その後、清水は松尾とともに吉田のレコーディングやライブに、バックバンド・メンバーとして1990年 から92年まで参加、シングル「男達の詩」[注釈 4]のプロモーション・ビデオにも出演している。清水は後年、歌詞の一人称が“俺”であることについて、「そうなんですよ。拓郎さんはよくわかってるなぁと思って。俺の書いた曲のオケを聴きながらね、『仁、俺は“私”とか“僕”とかそういうのは使わないぞ。大丈夫か、お前』って言われてね。『あ!そうだよなぁ』と思ったんですけど、『大丈夫ですよー』って言ってしまってね」「“俺”っていうのは出てこないんじゃないですかね、楽曲の中では」[1][注釈 5]と語っている。
ジャケットには同年行われた「OFF COURSE TOUR 1988-'89 “STILL a long way to go”」でのメンバーの写真がレイアウトされているが、サイズの違いから掲載されている写真の数が、アナログ盤とシングルCDとでは異なっている。
収録曲
Side-A
- 夏の別れ
- 作詩[注釈 6] · 作曲:小田和正、編曲:オフコース
Side-B
クレジット
- プロデュース:オフコース
- © 1988 FAIRWAY MUSIC INC. & FUJI PACIFIC MUSIC INC.
リリース日一覧
地域 | タイトル | リリース日 | レーベル | 規格 | カタログ番号 | 備考 |
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日本 | 夏の別れ / 逢いたい | 1988年10月25日 | FUN HOUSE | 7"シングルレコード | 07FA-5046 | 「夏の別れ」「陽射しの中で」ともアルバム『Still a long way to go』からのリカット、アナログ盤は見開きジャケット仕様。 |
10FD-5046 | ||||||
2020年6月3日 | USM JAPAN ⁄ UNIVERSAL MUSIC LLC | CD |
UPCX-4257 (TDCD 91312) | デビュー・シングル『群衆の中で / 陽はまた昇る』からラスト・シングル『夏の別れ / 逢いたい』までを収録した全36枚組CD BOX『コンプリート・シングル・コレクションCD BOX』(UPCY-9918)の中の1タイトル。発表当時のアナログ7インチ・シングルのアートワークを再現した12cm紙ジャケット仕様CD。 |
脚注
注釈
出典
- ^ 清水仁 with 小沢勝巳 Live! 2022年9月13日 (火) 19:00~21:30 赤坂マッシュ
外部リンク
- オフコース
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- 夏の別れ / 逢いたい – Discography
- SonyMusic
-
- 夏の別れ – ディスコグラフィ
固有名詞の分類
- 夏の別れのページへのリンク