TypeAttributes

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

Type.Attributes プロパティ

Type に関連付けられている属性を取得します。

名前空間: System
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public ReadOnly Property
 Attributes As TypeAttributes

Visual Basic (使用法)

Dim instance As Type
Dim value As TypeAttributes

value = instance.Attributes

C#

public TypeAttributes Attributes { get; }

C++

public:
virtual property TypeAttributes Attributes {
    TypeAttributes get () sealed;
}

J#

/** @property */
public final TypeAttributes get_Attributes ()

JScript

public final function get
 Attributes () : TypeAttributes

プロパティ値
Type の属性セットを表す TypeAttributes オブジェクト。ただし、Type がジェネリック型パラメータを表す場合、値は未指定。

解説

現在の Type が構築ジェネリック型を表している場合、このプロパティはジェネリック型の属性を返します。たとえば、MyGenericClass<int> (Visual Basic の場合は MyGenericClass(Of Integer)) に対して返される属性は、MyGenericClass<T> (Visual Basic の場合は MyGenericClass(Of T)) の属性です。

現在の Type がジェネリック型パラメータを表している場合、つまり、IsGenericParameter プロパティが true を返す場合は、このプロパティによって返される TypeAttributes 値は未指定です。

使用例

Type.Attributes プロパティを使用する例を次に示します。

Visual Basic

Imports System
Imports System.Reflection

Public Class Class1
    Protected t As Type
    Public Sub Method1()
        If t.Attributes And TypeAttributes.ClassSemanticsMask
 = TypeAttributes.Interface Then
            Console.WriteLine("t is an interface.")
        End If
        If t.Attributes And TypeAttributes.Public
 <> 0 Then
            Console.WriteLine("t is public.")
        End If
    End Sub 'Method1
End Class 'Class1

C#

using System;
using System.Reflection;

public class Class1 
{
    protected Type t;
    public void Method1() 
    {
        if ((t.Attributes & TypeAttributes.ClassSemanticsMask)
 == TypeAttributes.Interface)
            Console.WriteLine ("t is an interface.");
        if ((t.Attributes & TypeAttributes.Public) != 0)
            Console.WriteLine ("t is public.");
    }
}

C++

#using <System.DLL>

using namespace System;
using namespace System::Reflection;
ref class Sample
{
private:
   void Method( Type^ t )
   {
      if ( (t->Attributes & TypeAttributes::ClassSemanticsMask)
 == TypeAttributes::Interface )
            Console::WriteLine(  "t is an interface." );

      if ( (t->Attributes & TypeAttributes::Public) !=
 (TypeAttributes)0 )
            Console::WriteLine(  "t is public." );
   }

};

J#

import System.*;
import System.Reflection.*;

public class Class1
{
    protected Type t;    
    public void Method1()
    {
        if ((t.get_Attributes() & TypeAttributes.ClassSemanticsMask)
            == TypeAttributes.Interface  ) {
                Console.WriteLine("t is an interface.");
        }
        if (((int)(t.get_Attributes() &
 TypeAttributes.Public)) != 0  ) {
            Console.WriteLine("t is public.");
        }
    } //Method1
} //Class1

JScript

if ((t.Attributes & TypeAttributes.ClassSemanticsMask) ==
 TypeAttributes.Interface)
    Console.WriteLine ("t is an Interface");
if ((t.Attributes & TypeAttributes.Public) != 0)
    Console.WriteLine ("t is public");

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows CE, Windows Millennium Edition, Windows Mobile for Pocket PC, Windows Mobile for Smartphone, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0、1.1、1.0
.NET Compact Framework
サポート対象 : 2.0、1.0

参照

関連項目
Type クラス
Type メンバ
System 名前空間
GetAttributeFlagsImpl
TypeAttributes

TypeAttributes 列挙体

型属性を指定します。

この列挙体には、メンバ値のビットごとの組み合わせを可能にする FlagsAttribute 属性が含まれています。

名前空間: System.Reflection
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

<SerializableAttribute> _
<ComVisibleAttribute(True)> _
<FlagsAttribute> _
Public Enumeration TypeAttributes

Visual Basic (使用法)

Dim instance As TypeAttributes

C#

[SerializableAttribute] 
[ComVisibleAttribute(true)] 
[FlagsAttribute] 
public enum TypeAttributes

C++

[SerializableAttribute] 
[ComVisibleAttribute(true)] 
[FlagsAttribute] 
public enum class TypeAttributes

J#

/** @attribute SerializableAttribute() */ 
/** @attribute ComVisibleAttribute(true) */ 
/** @attribute FlagsAttribute() */ 
public enum TypeAttributes

JScript

SerializableAttribute 
ComVisibleAttribute(true) 
FlagsAttribute 
public enum TypeAttributes

メンバ

	メンバ名	説明
	Abstract	抽象型であることを指定します。
	AnsiClass	LPTSTR は ANSI として解釈されます。
	AutoClass	LPTSTR は自動的に解釈されます。
	AutoLayout	クラス フィールドが共通言語ランタイムによって自動的にレイアウトされることを指定します。
	BeforeFieldInit	型の静的なメソッドを呼び出しても、システムによって型が強制的に初期化されることはないことを指定します。
	Class	型がクラスであることを指定します。
	ClassSemanticsMask	クラスのセマンティクス情報を指定します。現在のクラスはコンテキスト バインド クラスです (そうでない場合は非バインド クラス)。
	CustomFormatClass	LPSTR は、NotSupportedException のスローを含め、実装に固有の何らかの手段で解釈されます。
	CustomFormatMask	標準以外のエンコーディング情報を取得し、ネイティブな相互運用性を実現するために使用されます。2 ビットの値が持つ意味は指定されていません。
	ExplicitLayout	クラス フィールドが指定されたオフセットでレイアウトされることを指定します。
	HasSecurity	型にセキュリティが関連付けられています。
	Import	クラスまたはインターフェイスが別のモジュールからインポートされることを指定します。
	Interface	型がインターフェイスであることを指定します。
	LayoutMask	クラス レイアウト情報を指定します。
	NestedAssembly	クラスが、アセンブリ参照可能範囲の中にあるため、そのアセンブリだけからアクセスできることを指定します。
	NestedFamANDAssem	クラスをアセンブリおよびファミリの参照可能範囲内に指定します。この結果、そのファミリとアセンブリの積集合にあるメソッドだけからアクセスできます。
	NestedFamily	クラスをファミリ参照可能範囲内に指定します。この結果、そのファミリの独自の型および内部処理形式のメソッドだけからアクセスできます。
	NestedFamORAssem	クラスをファミリまたはアセンブリの参照可能範囲内に指定します。この結果、そのファミリとアセンブリの和集合にあるメソッドだけからアクセスできます。
	NestedPrivate	クラスが、プライベートな参照可能範囲の中にあることを指定します。
	NestedPublic	クラスが、パブリックな参照可能範囲の中にあることを指定します。
	NotPublic	クラスがパブリックでないことを指定します。
	Public	クラスがパブリックであることを指定します。
	ReservedMask	ランタイムで使用するために予約された属性。
	RTSpecialName	ランタイムは名前のエンコード方式を確認する必要があります。
	Sealed	クラスが具象クラスで、拡張できないことを指定します。
	SequentialLayout	クラス フィールドが、メタデータに生成される順序で連続的にレイアウトされることを指定します。
	Serializable	クラスをシリアル化できることを指定します。
	SpecialName	名前で説明するという方法で、クラスが特別であることを指定します。
	StringFormatMask	ネイティブな相互運用性を得るための文字列情報の取得に使用されます。
	UnicodeClass	LPTSTR は UNICODE として解釈されます。
	VisibilityMask	型の参照可能範囲情報を指定します。

解説

この列挙子クラスのメンバは、corhdr.h ファイルで定義されている CorTypeAttr 列挙子と一致します。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows CE, Windows Millennium Edition, Windows Mobile for Pocket PC, Windows Mobile for Smartphone, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0、1.1、1.0
.NET Compact Framework
サポート対象 : 2.0、1.0

参照

関連項目
System.Reflection 名前空間

_Type.Attributes プロパティ

メモ : このプロパティは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

COM オブジェクトに、Type.Attributes プロパティへのバージョンに依存しないアクセスが用意されています。

このプロパティは、CLS に準拠していません。  

名前空間: System.Runtime.InteropServices
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

ReadOnly Property Attributes As
 TypeAttributes

Visual Basic (使用法)

Dim instance As _Type
Dim value As TypeAttributes

value = instance.Attributes

C#

TypeAttributes Attributes { get; }

C++

property TypeAttributes Attributes {
    TypeAttributes get ();
}

J#

/** @property */
TypeAttributes get_Attributes ()

JScript

function get Attributes () : TypeAttributes

プロパティ値
Type の属性セットを表す TypeAttributes オブジェクト。ただし、Type がジェネリック型パラメータを表す場合、値は未指定。

解説

このプロパティは、アンマネージ コードからマネージ クラスにアクセスするためのプロパティであるため、マネージ コードからは呼び出さないでください。

Type.Attributes プロパティは、Type に関連付けられている属性を取得します。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
_Type インターフェイス
_Type メンバ
System.Runtime.InteropServices 名前空間