内部処理
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/24 15:06 UTC 版)
ルーターの内部について、代表的なアーキテクチャには分散型と集中型がある。アーキテクチャはインターフェースカード、スイッチカード、制御部で構成される。 インターフェースカードは、パケット処理エンジン、パケットバッファ用メモリ、ルーティングテーブル用メモリ、各種テーブルメモリにより構成される。そして、ルーターの内部の処理は4段階に分かれる。 分散アーキティクチャ 複数のパケット処理エンジンをクロスバー・スイッチ(スイッチカード)で接続する。複雑なルーティング処理をコントロールプレーンで実施し、単純なパケット処理をデータプレーン(フォワーディングプレーン)のスイッチ用LSIとパケット処理エンジンで分散することで処理を高速化するアーキテクチャ。高拡張性、高価格、処理エンジンのI/O負荷が高いため電力量が多い。 集中アーキティクチャ データプレーンでのパケット処理を、1つのパケット処理エンジンに集中させ処理をおこなう。分散アーキティクチャに比べシンプルな構造。
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