内部光電効果による場合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/03/25 21:57 UTC 版)
半導体や絶縁体に充分に振動数の大きな光を照射すると、物質内部の電子が光子のエネルギーを吸収し、価電子帯などから固体内部の伝導帯に励起される(内部光電効果)。この伝導(光伝導)に寄与するようになった伝導電子もやはり光電子と呼ぶ。 光電子による物質の電気伝導度の変化を応用したものが光導電セルである。また光電子のエネルギーを外部に取り出したものが光起電力効果であり、フォトダイオードなどの半導体光センサや太陽電池などに応用される。
※この「内部光電効果による場合」の解説は、「光電子」の解説の一部です。
「内部光電効果による場合」を含む「光電子」の記事については、「光電子」の概要を参照ください。
- 内部光電効果による場合のページへのリンク