SmackDown!とは? わかりやすく解説

スマックダウン

(SmackDown! から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/05 10:07 UTC 版)

SmackDown
原案 ビンス・マクマホン
脚本 エド・コスキー
SmackDown構成作家
司会者
出演者 スマックダウンロースター
作曲 def rebel
オープニング "Nobody Better Than Me" by def rebel ft. Supreme Madness
国・地域 アメリカ合衆国
シーズン数 25
話数 1270 (as of 2023年12月15日 (2023-12-15))
製作
プロデューサー ビンス・マクマホン
ケビン・ダン
トリプルH
撮影体制 マルチカメラセットアップ
放送
放送チャンネル
  • UPN(1999年4月29日 (1999-04-29) - 2006年9月15日 (2006-9-15)
  • The CW(2006年9月22日 (2006-09-22) - 2008年9月26日 (2008-9-26)
  • マイネットワークTV(2008年10月3日 (2008-10-03) - 2010年9月24日 (2010-9-24)
  • Syfy(2010年10月1日 (2010-10-01) - 2015年12月31日 (2015-12-31)
  • USAネットワーク(2016年1月7日 (2016-01-07) - 2019年9月24日 (2019-9-24)、2024年9月13日-)
  • Fox(2019年10月4日 (2019-10-04) - 2024年9月)
映像形式
Official website
番組年表
関連番組RAW
NXT
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SmackDown(スマックダウン)は、WWEが毎週放送しているテレビ番組アメリカ合衆国で2番目に長く続いているウィークリー番組(1番長く続いている番組は同団体の看板番組として対を成すRAW)。「SmackDown」はザ・ロックの決め台詞に由来する(「おしおき」というような意味)。番組のイメージカラーは青。

番組開始当初はRAWと比較するとストーリー性よりも試合内容に重点を置いていた。そのため、SmackDown所属選手には高い技巧が求められてRAWでデビューした選手が、SmackDownで技巧の向上に努めるという傾向も見られた(現在は両番組間での差別化が薄れてRAWとの個性差、有意差は少ない)。かつては下部番組「Velocity(ヴェロシティ)英語版」を有していたが、2006年ECWの放送がスタートしてVelocityは終了となった。

歴史

1999年4月29日に「SmackDown」の番組名で初開催される。当初はWCWの木曜日の番組「Thunder(サンダー)英語版」の対抗番組として考案され、RAWの補完的番組という位置付けで1度だけ開催されたが、同年8月26日からはUPNでTV放送が開始された(2006年の閉局後はThe CW、2008年秋から2010年秋まではマイネットワークTV、2010年秋から15年まではSyfy)。2002年からは崩壊したWCW、ECWのレスラーをWWEが多く取り込んだため、レスラーの負担軽減のためにRAW、SmackDownをストーリー、レスラー自体を分割する2リーグ制に変更。ただし、WWF統一王者、女子王者はRAW、Smack Down両番組に出演が可能となっていた。

RAWが米国外の公演を除き原則としてライブ収録なのに対し、SmackDownは録画放送を行い、録画ならではの演出も多かった。基本的には火曜日に収録され、木曜日に放送されていたが、2005年より放送が金曜日に移動。NXTがスタートしてからは、火曜日にNXTをライブ放送し、その後に同じ会場でSmackDown!を収録していた。2015年1月15日から再び木曜日に移動。2016年1月から『RAW』と同じUSAネットワークで放送を開始。

2016年7月19日から火曜日に移動。同日にRAWとのブランド分割を行った。また、これまで録画放送であったが、RAWと同様に生放送に変更され、それに伴って番組名も「Smackdown LIVE」に改められた。放送後には同じリングで205 Liveの収録が行われる。2019年10月4日(この日は20周年記念特番)からはFOXで毎週金曜日放送が決まり[2]、その際「LIVE」が削除されたロゴ「Smackdown」に変更され、Friday Night SmackDownと呼ぶようになった。ただし、毎年秋にFOXでワールドシリーズPAC-12フットボールチャンピオンシップの実況生中継のためにFS1で放送されることがある。

2020年3月13日から新型コロナウイルスの世界的大流行によりオーランドのWWEパフォーマンスセンターで無観客で収録・放送され、8月21日からは同じくオーランドのアムウェイ・センターに、12月14日からはトロピカーナ・フィールドに、4月16日からはイングリング・センターにそれぞれ拠点を移し[3]、無観客で収録、放送していたが、2021年7月から有観客興行は再開している。

2025年1月3日放送分から3時間に拡大

タイトルホルダー

タイトル 保持者
WWEユニバーサル王座 コーディ・ローデス
WWE女子王座 ティファニー・ストラトン
WWEタッグ王座 ジョニー・ガルガノ
トマソ・チャンパ
WWE US王座 中邑真輔
WWE女子US王座 チェルシー・グリーン

所属選手(スーパースター)

男子選手

女子選手

  • Bファブ(B-FAB)(ブリアナ・ブレンディ)
  • アイラ・ドーン英語版 (Isla Dawn) (コートニー・スチュワート)
  • アスカ (Asuka) (華名)
  • アルバ・ファイア(Alba Fyre)(ケイ・リー・レイ)
  • イヨ・スカイ(Iyo Sky)(紫雷イオ)
  • シャーロット・フレアー(Charlotte Flair)(シャーロット、アシュリー・フレアー)
  • ショッツィ英語版(Shotzi)(ミッシー・ハイアシット、ショッツィ・ブラックハート、ピザ・キャット、ピザ・キャット・トレイドマーク)
  • スカーレット英語版 (Scarlett)(スカーレット・ボルドー)
  • ゼリーナ・ヴェガ英語版 (Zelina Vega) (クイーン・ゼリーナ、ロシータ)
  • ゾーイ・スターク (Zoey Stark)
  • ダコタ・カイ(Dakota Kai)(イーヴィー)
  • タミーナ (Tamina) (タミーナ・スヌーカ、サロナ・スヌーカ)
  • ビアンカ・ベレアー(Bianca Belair)
  • ベイリー(Bayley)(ダヴィナ・ローズ)
  • ミチン(Mia Yim) (ミア・イム、ジェイド、レコニング、ステファニー・イム)
  • レイシー・エヴァンス英語版(Lacey Evans)(メイシー・エストレラ、メイシー・エヴァンス、ルビー、ルビー・モッブス)

ゼネラルマネージャー

RAW同様、SmackDownにも番組の最高責任者としてマッチメイク権などをもつという役のゼネラルマネージャーが置かれていたが、2018年12月に廃止となった。以下はゼネラルマネージャーの遍歴である(カッコ内は就任期間)。正確にはステファニー・マクマホンが初代ゼネラルマネージャーであり、ビンス・マクマホンは番組オーナーであったが併記する。

番組テーマソング

  • 第1弾 - Everybody on the Ground(1999年 - 2001年)
  • 第2弾 - マリリン・マンソン - The Beautiful People(2001年8月 - 2003年5月)
  • 第3弾 - ジム・ジョンストン - I Want It All(2003年5月 - 2004年9月)
  • 第4弾 - ドラウニング・プール - Rise Up(2004年9月 - 2008年9月)
  • 第5弾 - ジム・ジョンストン - If You Rock Like Me(2008年10月 - 2009年9月)
  • 第6弾 - Divide The Day - Let it Roll(2009年10月 - 2010年9月)
  • 第7弾 - グリーン・デイ - Know Your Enemy(2010年10月 - 2012年)
  • 第8弾 - レブ・セオリー - Hangman(2009年 - 2012年)
  • 第9弾 - 7Lions - Born 2 run(2012年 - 2014年)
  • 第10弾 - CFO$ - This Life (feat.Dylan Owen)(2014年4月4日 - 2015年1月9日)※現在は挿入歌という形になっている。
  • 第11弾 - フォール・アウト・ボーイ - Centuries(2014年10月10日)
  • 第11弾 - CFO$ - Black and Blue(2015年1月15日 - 2016年7月19日)
  • 第12弾 - CFO$ - Take a Chance(2016年7月26日 - )
  • 第13弾 - AC/DC - Are You Ready(2019年10月4日 - )

日本での放送

日本ではABEMAで毎週土曜夜に日本語実況付で放送している。2022年1月までは毎週土曜日に単独番組がJ SPORTS 4で放送されて、これとは別に日本語字幕版やダイジェスト番組「Afterburn」も放送されていた。2017年と2018年はDAZNでも放送されていた。

脚注

  1. ^ a b WWE Slams Into HD”. TV Technology. 2008年3月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年3月9日閲覧。
  2. ^ FOX Sports becomes new home of SmackDown LIVE”. WWE. June 26, 2018閲覧。
  3. ^ アムウェイ・センター、トロピカーナ・フィールドはWWEサンダードームとして使用。
  4. ^ Triple H appoints Nick Aldis as the new General Manager of SmackDown: SmackDown highlights, Oct. 13, 2023WWE.com Video

外部リンク


SmackDown!

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 02:18 UTC 版)

アルヴィン・バーク・ジュニア」の記事における「SmackDown!」の解説

2006年8月4日、SmackDown!に初登場登場初期女性ボディーガードによって囲まれ会場現れていた。この間も、番組GMセオドア・ロング契約交渉交わしていたが、他人に携帯電話などで自分持っている宝石類自慢話始めると、実況マイケル・コール解説JBLからは「横柄な奴」と形容されていた。 同年9月27日WWE公式サイト上にWWEとの契約書掲載されNo Mercy 2006WWEデビュー、マーティー・ガーナーを相手勝利したが、このガーナーWWEとは契約していない地元団体選手細面だったこともあり、解説JBLには「契約金番組史最大のくせに、こんな試合をするとは失望したと言われていた(なお、契約金番組史最大というのはギミックである)。 入場シーンは、まるでNFL登場するような膨張式のトンネルか登場後両手広げてパイロを出すというものだったMVPは「自分勇気証明するため」に、「より手強い相手」と対戦させるようリング発言した。すると、対戦相手として出てきたのはRAWから移籍したばかりのケインだった。これを境に2人は、Mr.ケネディジ・アンダーテイカー巻き込みながら抗争展開するストリート・ファイト戦や金網戦では勝利を収めたが、Armageddon 2006行われたインフェルノ戦では摂氏260度の炎で背中焼かれ大火傷を負う(大火傷というのはアングルである)。 2007年4月1日WrestleMania 23では、クリス・ベノワとのUS王座戦を行うことが決定自身初の王座挑戦であった敗北。しかし5月ジャッジメント・デイにて再びクリス・ベノワ王座挑戦しUS王座奪ったその後マット・ハーディーとの抗争に入るも、「心臓の病気」(部分的に事実)を口実に、スキット参加するのみで激し試合などは行っていない。9月にはGM室で「次に入ってきた奴とタッグ組んでタッグ王座戦出てやる」と宣言したところ犬猿の仲マット・ハーディー入室してくるというストーリーで、嫌々ながら組んだ即席タッグお互い険悪なムードが漂うも、WWEタッグ王座戦に勝利したタッグ王座から転落するとすぐにマット攻撃裏切り見せたが、MVP保有するUS王座巡ってマット抗争が始まることが決まった直後マット盲腸炎の手術のために長期離脱する。そのため抗争ストップし対戦相手がいない状態が続いていた。

※この「SmackDown!」の解説は、「アルヴィン・バーク・ジュニア」の解説の一部です。
「SmackDown!」を含む「アルヴィン・バーク・ジュニア」の記事については、「アルヴィン・バーク・ジュニア」の概要を参照ください。

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