タンガ・ロアとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 学問 > 世界宗教用語 > タンガ・ロアの意味・解説 

タンガロア 【Tangaroa】

ポリネシア各地崇拝する重要な神(一部では創造神)。タアロアとも。海の神でもあるが不幸の神とする所もある。→ オロ

タンガ・ロア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/29 01:33 UTC 版)

トンガ・ロア
Tanga Loa
2016年9月
プロフィール
リングネーム トンガ・ロア
タンガ・ロア
マイカ
カマーチョ
ドニー・マーロウ
トンガ
エージェントT
ヌク
本名 テヴィタ・フィフィタ
ニックネーム ザ・シルバー・バック
トンガン・テロリスト
身長 188cm[1]
体重 100kg[1]
誕生日 (1983-05-07) 1983年5月7日(42歳)
出身地 アメリカ合衆国
フロリダ州キシミー[1]
所属 WWE
スポーツ歴 アメリカンフットボール
トレーナー チーム3Dアカデミー
キング・ハク
デビュー 2008年[1]
テンプレートを表示

トンガ・ロア(Tanga Loa、1983年5月7日 - )は、アメリカ合衆国プロレスラーフロリダ州キシミー出身[2]WWE所属。本名はテヴィタ・フィフィタ(Tevita Fifita)。

キング・ハク(ウリウリ・フィフィタ)は父。新日本プロレスへの参戦で知られるタマ・トンガ(アリペイト・フィフィタ)は従兄であり義兄、ヒクレオ(タウラ・フィフィタ)は従弟であり義弟。

新日本プロレスにおける、兄タマ・トンガとのタッグチーム「ゲリラズ・オブ・デスティニー(Guerrillas Of Destiny)」で知られる。新日本プロレス時代のリングネームはタンガ・ロア。

来歴

キャリア初期

プロレスラーになる以前は、テキサス大学エルパソ校でアメリカンフットボール選手として活躍した。

チーム3Dアカデミーでトレーニングを積み、卒業後はフロリダ州を拠点とするインディー団体であるWXW(World Xtreme Wrestling)を中心に活動。2008年11月より、兄アリペイトとサンズ・オブ・トンガThe Sos of Tonga)なる兄弟タッグチームを結成してテヴィタはヌクNuku)、アリペイトはカヴァのリングネームに変更して活動していたが、自身がWWEでの入団テストを受けて合格したこともあり、兄とのWXWでの活動は短期間に終わった。

WWE

FCW

2009年2月、WWEとディベロップメント契約を交わし入団。傘下団体のFCWトンガTonga)のリングネームでデビュー。同年3月にはエイブラハム・ワシントンを守るSPギミックであるエージェントTAgent T)となってコミック路線に移動。

同年7月、リングネームをドニー・マーロウDonny Marlow)へと変更してタッグ戦線に復帰。ジミー・ウーソ & ジュレス・ウーソのウーソズと組んで、サモアン・ソルジャーズThe Samoan Soldiers)というユニットを結成。ウーソズがWWEへと昇格し、タッグが自然消滅すると今度はブローダス・クレイをパートナーにし、かつて父のキング・ハクアンドレ・ザ・ジャイアントと組んでいたタッグチームと同じチーム名のコロッサル・コネクションThe Colossal Connection)を結成。FCWフロリダタッグチーム王座に数度挑戦するも手に届かなかった。

2011年に入ってからリーキーとタッグを結成するが、7月21日にはタッグパートナーをCJパーカーに変更してFCWフロリダタッグチーム王座に挑戦し、奪取に成功した。

WWE

2011年12月、WWEへ昇格。同月15日、Superstarsにてフニコの相棒として登場。

2012年1月、リングネームをカマーチョCamacho)に変更。フニコとのタッグで活動するが、NXTやSuperstarsでの出場が主となり、6月にはフニコが負傷し欠場。以降、FCWと統合したNXTでの出場が中心となってエイデン・イングリッシュと組んでビッグ・E・ラングストンと長期抗争し、ハンディキャップマッチやラングストン vs イングリッシュのシングルマッチ中に介入して邪魔をするなどしたが、いずれも返り討ちに遭って一度も勝つことができずに抗争は終了した。

2013年4月、WrestleMania Axxessにて復帰した相棒のフニコとタッグを組んでエゼキエル・ジャクソン & ヨシ・タツと対戦するが、敗戦した。10月24日、NXTのテーピングにてテレビショーに復帰、フニコとのタッグでジ・アセンションから勝利した。

2014年1月、フニコがシン・カラとして活動するようになってからは自身はNXTにてシングルプレイヤーへと転向。同年4月よりアダム・ローズと抗争を開始。4月28日、彼の信望者の一人であるキャプテン・コミックを襲撃し、5月8日にはキャプテン・コミックが遺恨戦を要求してきた事から試合を行い圧勝した。5月29日、NXTのTakeoverにてアダム・ローズと因縁の対決を行うも敗戦した。

2014年6月、WWEから退団することが発表された[3]

TNA

WWE解雇後、2014年11月8日に古巣であるWXWに凱旋。父であるキング・ハク &リッキー・サンタナ& キューバン・アサシン(デビッド・シェラ)と組んでプロフェシー(アレキサンダー・ページ & アレックスG & ザ・ビースト & ブライアン・リチャーズ)と8人タッグマッチを行い勝利した。

2015年2月16日、TNAが行ったワンナイト・オンリーのガットチェックマッチに出場して好成績を収めた事によりTNAと契約を交わし入団。マイカMica)のリングネームで活動を開始。ドリュー・ギャロウェイが1人でビートダウン・クランと抗争を展開するが数の多さに抵抗できない事から3月27日、リングを占拠するビートダウン・クランに対しバックステージから登場してマイクアピールにて新たな仲間を連れてきた事を予告すると客席からイーライ・ドレイクと共に現れ乱闘を行って追い払い、そしてトリオユニットであるライジングThe Rising)を結成[4]

ライジング vs ビートダウン・クランの抗争は熾烈な展開となる中、7月1日に決着戦である3対4のハンディキャップ形式イリミネーションマッチを行い自身のカウント負け、ドレイクの負傷欠場で簡単に劣勢へと陥るがギャロウェイがケニー・キング、ロウ・キーを破り食い下がったもののヘルナンデスMVPに抵抗できず敗戦した[5]。ビートダウン・クランとの抗争後、ギャロウェイが自身とドレイクには頼りにならないと切り離し再び1人で試合を行うようになるがこれに憤慨した事によりギャロウェイを襲撃してライジングは解散となった。

新日本プロレス

2016年3月12日、新日本プロレスが主催するNEW JAPAN CUPにて、以前からGBH真壁刀義 & 本間朋晃)の保持するIWGPタッグ王座に挑戦表明していた兄のタマ・トンガがタッグパートナーは「マイ・ブラザー」だと明言[6]。同月14日、リングネームをタンガ・ロア[7] へと変え、ゲリラズ・オブ・デスティニーGUERRILLAS OF DESTINY)と命名されたタッグチームで挑戦することを発表。BULLET CLUBの新たなメンバーとして加入を果たした[8]。同月27日、NJPW vs BULLET CLUBシングル5番勝負と銘打たれた試合でタマと真壁が対戦。終盤にスパイダージャーマンから窮地に陥ったタマを救出するためにキングコングニードロップを放とうとコーナートップに立った真壁に対して突如乱入して突き落とし反則負けとなった。試合後には川人拓来金光輝明バックフリップで投げ飛ばすと真壁を捕まえてタマとゲリラ・ウォーフェア(合体式ヴェレノ)[9] を決めてとどめを刺した[10]。4月1日、スペシャルイリミネーションマッチで新日本プロレスデビュー戦を行う。ジュース・ロビンソンにタマとのゲリラ・ウォーフェアで3カウントを取り、続いて本間朋晃と対戦して場外へ引き込まれようとしたところにタマが妨害。直後にドロップキックで本間を場外に落として失格に追い込む。そして真壁と対戦。アバランシュホールドを決めたものの直後にカウンターのラリアットを喰らうとエプロンへと追い込まれ、再びラリアットを喰らい場外へと落とされ失格となった[11]。同月10日、INVASION ATTACK 2016にてIWGPタッグ王座を保持するG・B・Hに挑戦。中盤に真壁と真っ向勝負を展開し、オクラホマスタンピートで制しタマとタッチ。終盤にこけしを連発する本間に苦戦するタマをカットに入り助けたところで形勢を逆転。本間にパワーボムリバースDDTの合体技からゲリラ・ウォーフェアを決めて勝利を収めベルトを奪取した[12]

2018年に勃発したBULLET CLUBの内紛では、タマ、バッドラック・ファレらと結託し、BULLET CLUB OGとして行動。同年の『G1 CLIMAX 28』ではエントリーされなかったが、タマ、ファレら同門の選手の公式戦に乱入を繰り返し、リング上を混乱させた[13]

2021年、1月4日の東京ドーム大会でタマとのタッグでタイチ&ザック・セイバーJr.組を破り、歴代最多となる7度目のIWGPタッグ王座戴冠を果たした[14]

2022年、3月14日のNEW JAPAN CUP EVIL戦で敗れ、タマ、邪道と共にバレットクラブから追放された。

WWE

WWE入団後はトンガ・ロアにリングネームを変更。

2024年11月、サバイバー・シリーズのメインイベントのウォーゲームズ戦でソロ・シコアらと組みローマン・レインズらと対戦したが、シコア組は敗北した。

2025年6月28日に行われたWWEナイト・オブ・チャンピオンズソロ・シコアを助ける形で復帰。[15]

得意技

兄タマ・トンガとは対照的にアメリカン・フットボールのバックボーンを活かした荒々しいパワーファイトを得意とする。

フィニッシュ・ホールド

O.J.K.(オペレーション・邪道・キラー)
腕極め式顔面締め。
クロスフェイス・オブ・JADOと同じ技。邪道が直伝した。
エイプシット
リバース・パイルドライバー
相手をオクラホマ・スタンピードの体勢で右肩に担ぎ上げた状態で尻餅をつくと同時に、相手の頭部を自身の両腿の間からマットへ打ちつける。ファイアーサンダーと同じ技。

打撃技

エルボー
逆水平チョップ
クローズライン
ドロップキック
ヘッドバット

投げ技

パワースラム
パワーボム
DDT
バックドロップ
ブレーンバスター
スパインバスター

合体技

ゲリラズ・オブ・デスティニー#合体技」を参照

タイトル歴

新日本プロレス
第70・72・76・81・83・85・88代 w / タマ・トンガ
第14・16代 w /バッドラック・ファレ& タマ・トンガ
第18代 w /タマ・トンガ&石森太二
w / タマ・トンガ
FCW
w / CJパーカー
ROH
第54代 w / タマ・トンガ

入場曲

  • GUERRILAS OF DESTINY
  • Hubba Smubba
  • Bad Man

脚注

  1. ^ a b c d 選手名鑑”. 新日本プロレス公式サイト. 2016年3月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年3月15日閲覧。
  2. ^ Micah”. Wrestlingdata.com. 2015年11月4日閲覧。
  3. ^ Brodus Clay, Evan Bourne, Teddy Long, Curt Hawkins and other WWE Superstars released”. WWE.com. 2014年6月12日閲覧。
  4. ^ TNA Impact Wrestling Results - 3/27/15 (Six Sides of Steel)”. Wrestleview.com. 2015年3月27日閲覧。
  5. ^ TNA Impact Wrestling Results - 7/1/15 (New TNA Champion)”. Wrestleview.com. 2015年7月1日閲覧。
  6. ^ NEW JAPAN CUP 2016”. 新日本プロレス. 2016年3月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年3月12日閲覧。
  7. ^ 参戦当初よりツイッターのアカウントを「@TangaloaNJPW」としているため、「Tanga Loa」と綴るはずであるが、新日本プロレス公式サイトでは2017年6月まで「Tanga Roa」と記載していた。(新日公式サイトプロフィール”. 2016年12月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年12月31日閲覧。
  8. ^ 【4.10両国・主要カード決定!】オカダvs内藤のIWGPヘビー戦がついに実現! タマ・トンガが兄弟タッグ結成! KUSHIDAvsオスプレイ!リコシェ&サイダルが防衛戦!”. 新日本プロレス. 2016年3月14日閲覧。
  9. ^ タマ・トンガ弟が電撃乱入 兄弟でIWGPタッグ狙う”. 東京スポーツ新聞社. 2016年3月28日閲覧。
  10. ^ Road to INVASION ATTACK 2016”. 新日本プロレス. 2016年3月27日閲覧。
  11. ^ Road to INVASION ATTACK 2016”. 新日本プロレス. 2016年4月1日閲覧。
  12. ^ INVASION ATTACK 2016”. 新日本プロレス. 2016年4月20日閲覧。
  13. ^ 『週刊プロレス』NO.1972 2018年9月4日増刊 p.38
  14. ^ 【新日1・4東京ドーム】GODが7度目のIWGPタッグ戴冠 天コジ抜く歴代最多記録”. 東スポWeb (2021年1月4日). 2021年5月25日閲覧。
  15. ^ WWEキング・オブ・ザ・リング”. ABEMAプレミアム (2025年6月29日). 2025年6月29日閲覧。

外部リンク



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「タンガ・ロア」の関連用語

タンガ・ロアのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



タンガ・ロアのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
中経出版中経出版
Copyright (C) 2025 Chukei Publishing Company. All Rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのタンガ・ロア (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS