SignerInfo クラス
アセンブリ: System.Security (system.security.dll 内)


SignerInfo クラスによって表現される署名には、メッセージ コンテンツに対するものと、署名に対するものがあります。後者の署名を副署名と呼びます。
CMS/PKCS #7 のこの実装では、1 レベルの副署名のみがサポートされます。署名に対して署名を施す (つまり、副署名にする) ことはできますが、その副署名に対して再度署名を付けることはできません。
このクラスにはパブリック コンストラクタがありません。したがって、パブリックでインスタンス化することはできません。SignedCms.SignerInfos プロパティからアクセスできる読み取り専用のクラスです。

System.Security.Cryptography.Pkcs.SignerInfo


Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


SignerInfo プロパティ

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Certificate | Certificate プロパティは、署名者情報に関連付けられた署名証明書を取得します。 |
![]() | CounterSignerInfos | CounterSignerInfos プロパティは、署名者情報に関連付けられた、副署名の一連の署名者を取得します。 |
![]() | DigestAlgorithm | DigestAlgorithm プロパティは、署名の計算に使用されたハッシュ アルゴリズムを表す Oid オブジェクトを取得します。 |
![]() | SignedAttributes | SignedAttributes プロパティは、署名者情報に関連付けられた署名属性の CryptographicAttributeCollection コレクションを取得します。署名属性は、それ以外のメッセージ コンテンツと共に署名されます。 |
![]() | SignerIdentifier | SignerIdentifier プロパティは、署名者情報に関連付けられた署名者の証明書識別子を取得します。 |
![]() | UnsignedAttributes | UnsignedAttributes プロパティは、SignerInfo のコンテンツに関連付けられた非署名属性の CryptographicAttributeCollection コレクションを取得します。非署名属性は、署名を無効化せずに変更できます。 |
![]() | Version | Version プロパティは、署名者情報のバージョン番号を取得します。 |

SignerInfo メソッド

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | CheckHash | CheckHash メソッドは、CMS/PKCS #7 メッセージの署名者情報について、データの整合性を検証します。CheckHash は、CmsSigner オブジェクトの設定時に、サブジェクトが SubjectIdentifierType 列挙型の HashOnly メンバを使用する、特定のセキュリティ インフラストラクチャ アプリケーション用に特化したメソッドです。CheckHash メソッドは、デジタル署名の検証機能を備えていないため、署名者情報の認証には使用できません。CMS/PKCS #7 メッセージの署名者情報と副署名について、整合性と信頼性を検証する一般的な用途では、CheckSignature(Boolean) メソッドまたは CheckSignature(X509Certificate2Collection,Boolean) メソッドを使用してください。 |
![]() | CheckSignature | オーバーロードされます。 メッセージのデジタル署名を検証します。 |
![]() | ComputeCounterSignature | オーバーロードされます。 副署名を作成し、その署名を CMS/PKCS #7 メッセージに追加します。 |
![]() | Equals | オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 ( Object から継承されます。) |
![]() | GetHashCode | 特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 ( Object から継承されます。) |
![]() | GetType | 現在のインスタンスの Type を取得します。 ( Object から継承されます。) |
![]() | ReferenceEquals | 指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 ( Object から継承されます。) |
![]() | RemoveCounterSignature | オーバーロードされます。 指定された副署名を CounterSignerInfos コレクションから削除します。 |
![]() | ToString | 現在の Object を表す String を返します。 ( Object から継承されます。) |

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Finalize | Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 ( Object から継承されます。) |
![]() | MemberwiseClone | 現在の Object の簡易コピーを作成します。 ( Object から継承されます。) |

SignerInfo メンバ
SignerInfo クラスは、CMS/PKCS #7 メッセージを表す SignedCms オブジェクトに関連付けられた署名者を表します。
SignerInfo データ型で公開されるメンバを以下の表に示します。

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Certificate | Certificate プロパティは、署名者情報に関連付けられた署名証明書を取得します。 |
![]() | CounterSignerInfos | CounterSignerInfos プロパティは、署名者情報に関連付けられた、副署名の一連の署名者を取得します。 |
![]() | DigestAlgorithm | DigestAlgorithm プロパティは、署名の計算に使用されたハッシュ アルゴリズムを表す Oid オブジェクトを取得します。 |
![]() | SignedAttributes | SignedAttributes プロパティは、署名者情報に関連付けられた署名属性の CryptographicAttributeCollection コレクションを取得します。署名属性は、それ以外のメッセージ コンテンツと共に署名されます。 |
![]() | SignerIdentifier | SignerIdentifier プロパティは、署名者情報に関連付けられた署名者の証明書識別子を取得します。 |
![]() | UnsignedAttributes | UnsignedAttributes プロパティは、SignerInfo のコンテンツに関連付けられた非署名属性の CryptographicAttributeCollection コレクションを取得します。非署名属性は、署名を無効化せずに変更できます。 |
![]() | Version | Version プロパティは、署名者情報のバージョン番号を取得します。 |

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | CheckHash | CheckHash メソッドは、CMS/PKCS #7 メッセージの署名者情報について、データの整合性を検証します。CheckHash は、CmsSigner オブジェクトの設定時に、サブジェクトが SubjectIdentifierType 列挙型の HashOnly メンバを使用する、特定のセキュリティ インフラストラクチャ アプリケーション用に特化したメソッドです。CheckHash メソッドは、デジタル署名の検証機能を備えていないため、署名者情報の認証には使用できません。CMS/PKCS #7 メッセージの署名者情報と副署名について、整合性と信頼性を検証する一般的な用途では、CheckSignature(Boolean) メソッドまたは CheckSignature(X509Certificate2Collection,Boolean) メソッドを使用してください。 |
![]() | CheckSignature | オーバーロードされます。 メッセージのデジタル署名を検証します。 |
![]() | ComputeCounterSignature | オーバーロードされます。 副署名を作成し、その署名を CMS/PKCS #7 メッセージに追加します。 |
![]() | Equals | オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 (Object から継承されます。) |
![]() | GetHashCode | 特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 (Object から継承されます。) |
![]() | GetType | 現在のインスタンスの Type を取得します。 (Object から継承されます。) |
![]() | ReferenceEquals | 指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 (Object から継承されます。) |
![]() | RemoveCounterSignature | オーバーロードされます。 指定された副署名を CounterSignerInfos コレクションから削除します。 |
![]() | ToString | 現在の Object を表す String を返します。 (Object から継承されます。) |

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Finalize | Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 (Object から継承されます。) |
![]() | MemberwiseClone | 現在の Object の簡易コピーを作成します。 (Object から継承されます。) |

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