Santa Cruz Operation(NASDAQ:SCOC)
住所: | 425 Encinal StreetP.O. Box 1900Santa Cruz, CA 95060United States |
電話: | 1- (831) 425-7222 |
FAX: | 1- (831) 458-4227 |
ウェブサイト: | http://www.sco.com |
業種: | テクノロジー |
業界: | ソフトウェア |
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Santa Cruz Operation(1995年 - 2001年)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/11 15:50 UTC 版)
「UnixWare」の記事における「Santa Cruz Operation(1995年 - 2001年)」の解説
1995年にSanta Cruz Operation(英語版) (SCO) はノベルからUnixWareを獲得した。この取引の正確な条件については訴訟となった(SCO対ノベル(英語版)を参照)が、後に裁判所はノベルがUNIXの所有権を保持していると判断した。 SCOは譲渡が公になった際に、UnixWareと自社のOpenServer SVR3.2をベースとしたOSとの統合を目標としていることを発表したが、1996年にSCOはUnixWareの最初のリリースであるバージョン2.1をリリースした。UnixWare 2.1のリリース当時、SCOが提案したUnixWare/OpenServerの統合であるプロジェクトGeminiは1997年から利用可能となり、UnixWareの64ビットバージョンは1998年までは開発されることが公表されていた。 物議をかもすこととなった変更点の1つとして、OpenServerと似たユーザーライセンスポリシーの採用があった。UnivelとノベルがリリースしていたUnixWareのユーザー数上限は、Personal Editionが2人、Server Editionは無制限であった。UnixWare 2.1ではServer Editionに含まれていたユーザーライセンス数の上限は5人までで、上限をそれ以上にしたい顧客は、10、25、100、500、または無制限のユーザーライセンス拡張を購入することができた。 SCOはUnixWare 2.1のアップデートを3つリリースした。1996年にリリースされたUnixWare 2.1.1は、Unix 95ブランディングを達成した。1998年にUnixWare 2.1.2および2.1.3が利用可能となったが、これらは多数のバグをフィックスしたリリースである。 1998年にコンパックはUnixWare 2.1バージョンによるProLiantサーバでSingle system image(英語版)クラスターを構成した、Integrity XCとして知られるパッケージをリリースした。 1998年の初頭に、Geminiプロジェクトの最初の成果としてUnixWare 7が利用可能となった。SCOはカーネルバージョンをUNIX System V release 5と名付けた。このシステムは主にUnixWare 2.1をベースとしており、OpenServerネットワークドライバを利用できたため、OpenServer互換なドライバ用機能が搭載されていた。OpenServerにおけるシステム管理者の管理ユーティリティであるscoadminにより、元々UnixWareに存在したsysadmユーティリティは置き換えられた。UnixWare 7の主な新機能としては、マルチパスI/O、巨大ファイルおよび巨大ファイルシステム、大容量メモリシステムのサポートがあった。 UnixWare 7では、旧バージョンのUnixWare由来のXENIX互換機能と、OpenServer由来のXENIX互換機能は両方とも削除された。これライセンスが理由であり、SVR3.2に含まれるコードの使用料をマイクロソフトへ払わないようにするためであった[要出典]。 1999年にSCOはUnixWare 7.1をリリースした。UnixWare 7.1はエディションの数が増え、PersonalおよびServerの2つのエディションから、Business(5ユーザー)・Department(25ユーザー)・Enterprise(50ユーザー)の3つのエディションへと置き換えられた。UnixWare 7.1にはタランテラ製のWebTopアプリケーションが含まれていた。 2000年にSCOはUnixWare 7.1.1をリリースし、同時にUnixWare NonStop Clusters(英語版)7.1.1とIP Single system imageクラスターパッケージもリリースした。この新しいパッケージは、初期のIntegrity XC製品がサポートするプロプライエタリなコンパックハードウェアだけではなく、コモディティハードウェア(英語版)でも利用することが可能で、さらにSCOから直接利用可能であった。
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固有名詞の分類
アメリカ合衆国の企業 | Channell Commercial Corpo BOWLIN Outdoor Advert. Santa Cruz Operation ノーテック Caprius, Inc. |
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