SD以前とは? わかりやすく解説

SD以前

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/20 07:48 UTC 版)

武者ガンダム」の記事における「SD以前」の解説

武者ガンダム初出は、「コミックボンボン1985年6月掲載漫画『プラモ狂四郎』原作クラフト団作画やまと虹一)において主人公四郎が、茂合岩男との決戦のためにオリジナルデザイン・スクラッチビルドした1/144スケール模型としてでこの時の呼称は「武者ガンダム」で、SDではなく通常の等身デザインであった戦国時代武者モチーフにした鎧兜や刀などをガンダム装備させた斬新なデザイン発想は、元来サンライズ製作のロボットアニメが『無敵超人ザンボット3『無敵鋼人ダイターン3』『機動戦士ガンダム』代々主役メカのデザインモチーフを日本武者求めてきた伝統由来する。ラフデザインはクラフト団代表の安井尚志よるもので、クリンナップやまと虹一とされるこのため後述経緯SD化された後でも、安井・やまと作品を元デザインとする武者ガンダムには企画原案として安井とやまとの名がクレジットされている。この後作中には「武者ガンダムMk-II」「武者Ζガンダム」などの発展モデル登場する事等から、単純に初代ガンダム(RX-78-2)に鎧武者格好をさせたものと思われがちだが、漫画の中ではガンダムMk-IIベースとし作られているため、実際に各部ディテールにはガンダムMk-II意匠混在しており、SD戦国伝以降定着した特定のモビルスーツ武者バージョン」という単純な解釈には収まらない武者ガンダム』という機体として独立している。 武者ガンダムMk-IIデザインときた洸一武者ガンダムMk-IIの名は「『武者ガンダム』の後継機」という意味合い『機動戦士Ζガンダム』命名基準準じてMk-II」と表現したもので、モビルスーツとしてのガンダムMk-II意匠各部盛り込まれているものの(初代武者ガンダムもそもそガンダムMk-II要素含まれるのは前述通りである)、フェイスガンダムMk-II後継機であるΖガンダム風の意匠採用されている。 さらに後に登場する武者Ζガンダムデザインやまと虹一全体モチーフこそΖガンダムが基にはなっているが、特徴であったウェイブライダー変形機構フライングアーマー廃し騎馬サポートメカとのドッキングという独自の特徴有しており、脚部意匠RX-78のものがほぼそのまま流用されている。このドッキング機構「ケンタウロススペシャル」は安井尚志原作指定されていた設定であり、デザインされる際には武者ガンダムとしては異例西洋甲冑イメージも採り入れられている。 なお、初代武者ガンダムに関して続編『新プラモ狂四郎』でも再登場果たしている。さらに、これらのデザインSDアレンジ加えて最初期SD武者ガンダムシリーズ流用された為、上記のような武者頑駄無摩亜屈(ムシャガンダムマークツー)」のフェイスΖガンダム風の所謂ゼータ顔をしている、あるいは「武者精太頑駄無(ムシャゼータガンダム)」の脚がRX-78意匠採用しているなどの特徴そのまま残っている。

※この「SD以前」の解説は、「武者ガンダム」の解説の一部です。
「SD以前」を含む「武者ガンダム」の記事については、「武者ガンダム」の概要を参照ください。

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