Q太と仲間たち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/26 07:10 UTC 版)
向江 弓太(むかえ きゅうた) 主人公の小学5年生。通称、ゼロヨンQ太。チョロQと愛車マグナム号に賭ける情熱は並外れており、様々な秘技を駆使し、どんな難レースでも強敵たちを撃破し、勝利を掴んでゆく。第4話『チョロQウインターレース』ではチョロQ全国大会に優勝し、見事チョロQチャンピオンとなる。トレードマークはいつも着ているツナギとバンダナ及び欠けた前歯だが、『新』では服装がツナギとバンダナではなくなっている。弱点は高所恐怖症と、チョロQに全力を注ぐあまりに勉強がさっぱりなこと。特に後者は、教科書を開いた途端に目が眩み、十字架を前にしたドラキュラのように苦しむ始末。チョロQへの情熱の燃やしすぎも逆にある意味で弱点と言え、レースのために怪我をしたり風邪をこじらせたりもしてしまう。後に進学した中学校では制服があり、窮屈さを感じている。左利き。 友野 番論(ともの つぎのり) 通称、バロン。Q太の級友で、第1話『いけ! マグナム』でQ太のライバルとして登場するも、次回以降はQ太・バロン・サブで親友3人組となる。改造チョロQの自作も得意。愛車は特定していないが、全国大会地区予選で2位になるほどの実力を持つ。実家は電気屋。トレードマークはサンバイザー。 桜木 三朗(さくらぎ さぶろう) 通称、サブ。Q太の級友にして親友。実家は銭湯。当初の愛車は特定していないが、全国大会地区予選で3位になるほどの実力の持ち主で、何でもこなせる芸達者である。当初はQ太の舎弟・子分的な存在だった。ユニオン編では新製品のアウディ・クアトロラリーを手に入れ、音楽室のジオラマレースでQ太をあと一歩のところまで追い詰めるという存在感を見せた。 西条 美希(さいじょう みき) 通称、ミキ。第12話『ミキ初登場!! ディオラマレース』より関西から引っ越してきて登場した。大型総合玩具店の「ホビーデパート・ギャブレット」の看板娘。外見は美少女なのだが、難波の商人(あきんど)を自称し、コテコテの関西弁を話す。チョロQ西日本チャンピオンでもあり、実力はQ太と互角で、Q太の仲間になった後でもレースで勝負となるとライバル心を剥き出しにすることも多い。愛車は第14話『竜神に勝て!』で失う西日本チャンプの座を勝ち取ったシトロエンのスターボウ号、オフロード仕様の三輪チョッパー改造車・ピンクスバニー。学校でのクラスはQ太たちとは別。Q太と違って文武両道のようで、後に有名私立中学へ進学、中学生ながらギャブレットの新店長となる。トレードマークはヘアバンドだが、中学生のときはヘアバンドを付けず眼鏡をかけている。 高村 椋夫(たかむら むくお) 通称、ムク。第12話より登場したQ太の級友。ディオラマ製作に天才的な技術を持ち、ギャブレット開店記念のチョロQレース用ディオラマコンテストで見事優勝したことを切っ掛けに、Q太たちの仲間となる。チョロQは特に得意ではないが、Q太がマグナム紛失時、代用として持ち前の手先の器用さを生かして改造車「マグナムIII」を製作するなど、縁の下で活躍する。ミキに憧れている。 真庭 ヒロシ(まにわ ヒロシ) 第2話『飛べ!! マグナム!!』より登場。通称、ヒロ兄(にい)。小学生であるQ太たちより年上で、車を運転するシーンがあることから18歳以上と思われる。マグナムが幻のチョロQこと「豆ダッシュ」だと知り、熱狂的チョロQコレクターである彼はマグナムを賭けてQ太と勝負するが、敗北。以後はQ太たちにとって良き兄貴分、アドバイザーとなる。
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