IC早特(プラス)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 13:51 UTC 版)
乗車日の3日前までに予約し、かつ特急券と乗車券をセットで購入することを条件に、前述のe特急券よりもさらに安く乗車できた。利用できるのは以下の列車。 タイプA東京・品川・新横浜 - 名古屋・京都・新大阪「のぞみ」- 乗車駅を午前6時台に出発する列車 「ひかり」- 終日全列車 値段はEX-IC早特と同額になっていた。割引額は2,110円が基本(東京・品川 - 京都・新大阪間および新横浜 - 新大阪間、通常期ののぞみ普通車指定席との差額)だが、これより短い区間を利用する場合はこれより割引額が小さくなった。また、一部の主な区間においてグリーン料金の割引料率が他の区間より大きくなっていたのも特徴であり、例えば東京・品川・横浜 - 京都・新大阪間を利用の場合、グリーン料金が約57%割引(4,780円→2,060円)される。これに前述の特急料金の割引も加わるため、東京 - 新大阪間の場合14,400円と、通常期・繁忙期においては通常の「のぞみ」普通車指定席料金よりも50 - 250円安い料金で利用できた。ただし都区内・市内等の在来線ゾーンには乗車できない(例えば新宿 - 東京 – 新大阪 – 天王寺の場合は新宿 - 東京と新大阪 – 天王寺の部分の普通運賃が別途必要となる)ほか、乗り遅れた場合は後続列車の普通車自由席を利用できないため、改めて特急料金などを支払う必要があった。 こだま楽旅☆IC早特 東海道新幹線内のこだま号限定グリーン車限定の商品。隣接区間など一部区間を除く短・中距離利用は通常のエクスプレス予約のe特急料金に少額を上乗せした額で、また長距離利用は大幅に割引した料金で利用することができた。利用・購入条件は通常のIC早特(プラス)に準ずる。 東海道新幹線開業50周年記念として期間限定で発売される商品利用期間:2014年6月17日から2015年3月31日乗車分まで 設定区間:隣接する駅を除く東海道新幹線全区間、ただし東京 - 新横浜間、三島 - 静岡間、静岡 - 浜松間、豊橋 - 名古屋間は設定なし。 最大運賃は東京 - 新大阪間の利用の場合で9,500円と通常のグリーン車利用のおよそ半額であり、普通車と比べても大幅な割引額で利用することができた。 通年販売される商品利用期間:2015年4月1日以降の乗車日で通年販売 設定区間:上記の期間限定商品と同じ 最大運賃は東京 - 新大阪間の利用の場合で11,200円、長距離でグリーン車利用の約60%の運賃設定となっていた。 年末年始やお盆、ゴールデンウィークなどの多客期でも利用できたほか、予約の変更が何度でも可能、などの特典はIC早特(プラス)と同条件であった。
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