エクスプレス早特
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 22:33 UTC 版)
「エクスプレス予約」の記事における「エクスプレス早特」の解説
乗車日の3日前までに予約し、かつ特急券と乗車券をセットで購入することを条件に、前述のe特急券よりもさらに安く乗車できた。利用できたのは以下の列車。 東海道新幹線東京・品川・新横浜 - 名古屋・京都・新大阪・新神戸「のぞみ」- 乗車駅を午前6時台に出発する列車 「ひかり」- 終日全列車 営業キロ100キロ以上の区間(東京 - 熱海間を除く)「こだま」全列車のうちグリーン車 山陽新幹線新大阪駅・新神戸駅 - 小倉駅・博多駅を直通する全列車 値段はJR東海やJR西日本の企画商品(「ひかり早特きっぷ」)などと同等かそれ以下に低く、グリーン車では通常の普通車指定席価格に数百円から1,000円程度の上乗せで乗車できる価格設定のものが主となっている。 また早朝6時台の東海道新幹線「のぞみ」におけるエクスプレス早特では、通常の切符の普通車指定席料金よりもさらに安い値段でグリーン車が利用できる場合がある(東京 - 新大阪間などでは通常期で50円、繁忙期では250円安くなる)。また年末年始やお盆、ゴールデンウイークなどの多客期でも利用できるほか、予約の変更が何度でも(「山陽新幹線2枚きっぷ」も同様)可能であるなどの特典も付与されている。 EX-IC早特のサービス開始にともない、2009年8月28日発売分(最大で2009年9月28日乗車分まで)をもって終了した。従来はカード会員以外の者(家族・友人などが会員と同行する場合)でもきっぷに引き換えることにより「エクスプレス早特」による割引制度を受けることができたが、サービス終了以後はカード会員しか割引を受けられなくなった。「早特」の適用範囲拡大にしたものの、1名のみ適用となったほか、特定都区市内制度が廃止された。
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