ブリッジ
イギリスの作曲家。《ピアノとオーケストラのための幻》(1931)や《ピアノ四重奏 幻想曲》(1910)、独奏ピアノのための作品の他、オペラや交響詩を作曲している。ロンドンの王立音楽大学で作曲をスタンフォードに師事した。卒業後は、作曲をする傍ら、室内楽のヴィオラ奏者として演奏活動も行った。第1次世界大戦後に半音階に強く傾いた作品や対位法の技巧を駆使した作品を手がけた。ブリテンの指導にもあたっている。
フランク・ブリッジ
(Frank Bridge から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/31 01:28 UTC 版)
フランク・ブリッジ(Frank Bridge, 1879年2月26日 - 1941年1月10日)は、イギリスの作曲家、弦楽奏者、指揮者。ホルストやヴォーン・ウィリアムズらによる民謡に依拠した作風が20世紀初頭のイギリス楽壇の主流となる中にあって、同時代のヨーロッパ大陸のさまざまな新音楽(フランス印象主義、ロシア象徴主義、ドイツ表現主義)に触発されつつ、独自の前衛音楽を貫いた。このため存命中は、ベンジャミン・ブリテンの恩師としてのみ名を残すも、作曲家としては孤立し、ほとんど顧みられなかった。だが1970年代に「前衛の衰退」が叫ばれる中、ポスト・マーラー世代の忘れられた作曲家の一人として、その進歩性が再評価されるようになる。
- 1 フランク・ブリッジとは
- 2 フランク・ブリッジの概要
- 3 生涯
- 4 外部リンク
「Frank Bridge」の例文・使い方・用例・文例
- Frank Bridgeのページへのリンク