eワラント
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eワラント(英: eWarrant)とは、eワラント証券の関連会社、eワラント・ファンドが発行しているカバードワラントなどのブランド名。eワラントの名称は総称であり、具体的には、eワラント(コール型、プット型)、ニアピン、トラッカー、CFDがある。国内外の現物株式、株価指数、為替相場、商品(コモディティ)相場を対象として、約2,000種類の銘柄(各国の株式指数、日本、中国、米国等の個別銘柄、金、原油、穀物等の商品、通貨、テーマ株バスケット等)に対する金融派生商品である。eワラント自体は2000年3月にゴールドマン・サックス証券が始めた事業であり、2011年8月からeワラント証券が事業を引き継いでいる。
eワラント(コール型、プット型)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/09 07:27 UTC 版)
「eワラント」の記事における「eワラント(コール型、プット型)」の解説
オプション取引のカバードワラント。 コール型 満期日の参照原資産価格が権利行使価格より高ければ受取金が発生する プット型 満期日の参照原資産価格が権利行使価格より低ければ受取金が発生する 参照原資産価格とはeワラントの価格計算に使われる対象原資産の価格を指す。 一般に、eワラントが参照している対象原資産(株式や為替相場など)が上昇すると価格が上昇するのがコール型。対象原資産(株式や為替相場など)が下落すると価格が上昇するのがプット型。プット型eワラントを用いれば、相場下落時にも収益を得られる可能性がある。対象原資産が同じであっても満期日までの期間、権利行使価格の違いによってeワラントの取引価格は異なる。また、通常、満期日までの残存日数によってeワラントの価格は下落する。これは対象原資産が上昇または下落する確率が満期までの日数が短くなればなるほど低くなるためで、この確率の低下がeワラントの取引価格に影響する(時間的価値の減価)。極端なイン・ザ・マネーの状態(コール型の場合、参照原資産価格が権利行使価格を大幅に上回っている状態)にあるものや一部の為替eワラントは時間的価値の減価の影響が小さい。また、極めて低価格のeワラントは対象原資産の値動きに反応しにくい場合がある。 コール型eワラントとプット型eワラントはオプションの買いを有価証券にしたものであるゆえ、勝率は低い。その反面対象原資産が大きく動くと急騰することがあり、これがeワラントの魅力となっている。したがって対象原資産が大きく動くタイミングを狙って買い付けるのが勝率アップの秘策と言える。具体的には、対象原資産の相場水準に近い権利行使価格のものを選び、満期日までの残存期間が短い銘柄を選ぶ。次の特集コンテンツに詳しい解説がある。 eワラントで高いリターンを狙う方法とは?過去には317倍も!? 今後の3大リスクイベントにはオプショナリティのある投資が有効
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