ブレント‐げんゆ【ブレント原油】
ブレント原油(ぶれんとげんゆ)
英字-Brent英領北海で生産される原油のことです。性状は軽質低硫黄です。API比重37.5度、硫黄分0.34%、生産量は80万b/d強です。プラッツが報告するブレントのスポット価格は欧州の原油価格の指標になっています。
ブレント原油
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/21 22:55 UTC 版)
![]() |
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。2021年11月)
( |
ブレント原油 (ブレントげんゆ、英語: Brent Crude)は、ウェスト・テキサス・インターミディエイト (WTI) と並んで、商品市場で主要な位置を占める原油銘柄のひとつ。主にイギリスの北海にあるブレント油田から採鉱される、硫黄分の少ない軽質油である。
概要
ブレント油田のほか、ノルウェーのオセバーグ油田やイギリスのフォーティーズ油田から採れる原油も含まれるが、こういった原油を混合(ブレンド、Blend)しているからではなく北海のブレント (Brent) 油田から主に採れるためブレント原油という。ブレントという名前は岩層区分のBroom、Rannoch、Etive、NessとTarbertから取られた。
油質
ブレント油田はWTIほどではないが良質な軽質油である。硫黄分は約0.37%[1]で、スイート原油と呼ばれる分類がなされ、ガソリンや中間蒸留油に適している。API度[注 1]は38.06である[1]。
一般的には北西ヨーロッパで精製されるが市場価格が輸出に有利な場合には東欧やアメリカのガルフ・コースト、地中海地域で精製される。
取引
ブレント原油の指標と連動して、ヨーロッパやアフリカ、中東の豊富な精製石油の価格がつけられる傾向がある。
価格はかつて、概ね1バレルにつきWTIより約1ドル安く、OPECバスケットより約1ドル高かったこともあった。
2020年4月20日、同年5月物のWTI先物取引価格が極端に暴落。マイナス37.63ドル/バレルとなる出来事があったが、この日の北海ブレントの先物取引価格は下落こそしたものの25ドル台を維持することができた。WTIの極端な下落はアメリカ国内の陸上貯蔵施設が不足する懸念から生じたものだが、北海ブレントは海上油田の特性から過剰生産分をタンカーに積めるなどの事情があり、下落幅が少なかったものとされている[3]。
脚注
注釈
出典
- ^ a b WTI とブレント取引の基礎 (PDF) CMEグループ 2022年2月4日閲覧。
- ^ 天然ガス・石油用語集 INPEX 2022年2月4日閲覧。
- ^ “コラム:「パンドラの箱」開いた原油市場、マイナス価格常態化も”. ロイター (2020年4月22日). 2020年4月22日閲覧。
関連項目
- ロンドン国際石油取引所
- 原油価格
- スイート原油
- ドバイ原油
- ウェスト・テキサス・インターミディエイト (WTI)
- ブレント油田
- 北海油田
- プラッツ社
- ETF
- オイルショック
「ブレント原油」に関係したコラム
-
CFDの原油にはWTI原油とブレント原油があります。WTI(West Texas Intermediate)原油は、米国産の原油のことです。WTI原油スポットともいいます。スポットとは、1回限りの取引...
-
CFD業者ではほとんどの銘柄にスプレッドを設定しています。下の図は、GMOクリック証券の「日本225」の注文画面です。これは、8419ポイントで売り注文ができ、8422ポイントで買い注文ができることを...
-
CFDの呼値とは、CFDの銘柄の最小の値動きする単位のことです。呼値は刻み値ともいいます。例えば呼値が0.1の銘柄の場合、現在の価格が1235.9ならば、値上がりしたら1236.0、値下がりしたら12...
-
CFDで取り扱うコモディティは、エネルギー、貴金属、農産物の3つに大別できます。CFDのエネルギーには、原油や天然ガス、ガソリンなどの銘柄があります。WTI原油先物もそのうちの1つで、外国為替市場や証...
-
CFDの取引時間は商品内容や取引国によりさまざまです。一般的には、金や原油といったコモディティ、日本やアメリカ合衆国などの株価指数などはほぼ24時間の取引が可能です。一方、各国の株式や日米を除く株価指...
- ブレント原油のページへのリンク