コーポレート‐ガバナンス【corporate governance】
コーポレートガバナンス
コーポレートガバナンス (企業統治) とは、企業経営を管理監督する仕組みを意味する。
株式会社では、会社の所有者である株主により選任された取締役が会社の経営を行う。会社の経営者は、株主に対して株主の利益の最大化を実現すべく会社を経営する責任を負っているが、経営者がその責任を適切に果たしているか管理監督をする仕組みが本来のコーポレートガバナンスであり、
具体的には、
1.株主総会、取締役会、監査役会等の組織構成
2.取締役会、監査役会等の組織の構成員の選任方法
3.取締役、監査役等に対する報酬の決定方法
4.経営状況の監査の仕組み
5.株主への情報開示の仕組み等の制度のあり方
をいう。
これまで日本では、会社は経営者あるいは従業員のものという意識が強く、企業統治のあり方に対する意識はあまり強くなかったが、最近では企業の相次ぐ不祥事や、買収がらみの騒動等を背景として、「企業は誰のものか?」「企業統治はどうあるべきか?」を問う声が高まっている。
コーポレート・ガバナンス
コーポレート・ガバナンス(Corporate Governance)
用語集での参照項目:厚生年金基金連合会、企業年金連合会
コーポレートガバナンス
【英】corporate governance
コーポレートガバナンスとは、企業の経営を律する枠組みのことである。企業統治とも呼ばれる。
コーポレートガバナンスでは、株主などが経営者の不正を監視することで、企業の不祥事を未然に防ぐことができるとされている。
東京証券取引所では、コーポレートガバナンスを有効に機能することが、企業価値を継続的に高めていくことであるという考えから、上場会社に対して「コーポレートガバナンス報告書」の提出を義務付けている。なお、コーポレートガバナンス報告書は、資本構成や経営管理組織の形態、内部統制システムなどにより構成される。
参照リンク
上場会社コーポレート・ガバナンス原則 - (PDF)
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