CmsSigner

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

CmsSigner クラス

メモ : このクラスは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

CmsSigner クラスには署名機能が用意されています。

名前空間: System.Security.Cryptography.Pkcs
アセンブリ: System.Security (system.security.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public NotInheritable Class
 CmsSigner

Visual Basic (使用法)

Dim instance As CmsSigner

C#

public sealed class CmsSigner

C++

public ref class CmsSigner sealed

J#

public final class CmsSigner

JScript

public final class CmsSigner

継承階層

System.Object
  System.Security.Cryptography.Pkcs.CmsSigner

スレッド セーフ

この型の public static (Visual Basic では Shared) メンバはすべて、スレッド セーフです。インスタンス メンバの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
CmsSigner メンバ
System.Security.Cryptography.Pkcs 名前空間

CmsSigner コンストラクタ ()

メモ : このコンストラクタは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

CmsSigner コンストラクタは、既定のサブジェクト識別子タイプを使用して CmsSigner クラスのインスタンスを作成します。

名前空間: System.Security.Cryptography.Pkcs
アセンブリ: System.Security (system.security.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Sub New

Visual Basic (使用法)

Dim instance As New CmsSigner

C#

public CmsSigner ()

C++

public:
CmsSigner ()

J#

public CmsSigner ()

JScript

public function CmsSigner ()

解説

CmsSigner クラスには、次の既定のプロパティ値があります。

プロパティ	既定値
SignerIdentifierType	System.Security.Cryptography.Pkcs.SubjectIdentifierType
DigestAlgorithm	1.3.14.3.2.26 (szOID_OIWSEC_sha1)
IncludeOption	SignerIdentifierType が SubjectIdentifierType の場合は None。 それ以外の場合は ExcludeRoot。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
CmsSigner クラス
CmsSigner メンバ
System.Security.Cryptography.Pkcs 名前空間

CmsSigner コンストラクタ (CspParameters)

メモ : このコンストラクタは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

CmsSigner(CspParameters) コンストラクタは、指定された暗号化サービス プロバイダ (CSP) パラメータで CmsSigner クラスのインスタンスを作成します。CmsSigner(CspParameters) は、特定の CSP と署名に使用する秘密キーがわかっている場合に使用します。

名前空間: System.Security.Cryptography.Pkcs
アセンブリ: System.Security (system.security.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Sub New ( _
    parameters As CspParameters _
)

Visual Basic (使用法)

Dim parameters As CspParameters

Dim instance As New CmsSigner(parameters)

C#

public CmsSigner (
    CspParameters parameters
)

C++

public:
CmsSigner (
    CspParameters^ parameters
)

J#

public CmsSigner (
    CspParameters parameters
)

JScript

public function CmsSigner (
    parameters : CspParameters
)

パラメータ

parameters

使用する CSP パラメータを表す CspParameters オブジェクト。

解説

このコンストラクタで使用される既定のプロパティ値については、CmsSigner のトピックを参照してください。このコンストラクタを使用した場合のこれらの値の例外は、IncludeOption が X509IncludeOption.None に設定される点です。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
CmsSigner クラス
CmsSigner メンバ
System.Security.Cryptography.Pkcs 名前空間

CmsSigner コンストラクタ (SubjectIdentifierType)

メモ : このコンストラクタは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

CmsSigner(SubjectIdentifierType) コンストラクタは、指定されたサブジェクト識別子タイプを使用して CmsSigner クラスのインスタンスを作成します。

名前空間: System.Security.Cryptography.Pkcs
アセンブリ: System.Security (system.security.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Sub New ( _
    signerIdentifierType As SubjectIdentifierType _
)

Visual Basic (使用法)

Dim signerIdentifierType As SubjectIdentifierType

Dim instance As New CmsSigner(signerIdentifierType)

C#

public CmsSigner (
    SubjectIdentifierType signerIdentifierType
)

C++

public:
CmsSigner (
    SubjectIdentifierType signerIdentifierType
)

J#

public CmsSigner (
    SubjectIdentifierType signerIdentifierType
)

JScript

public function CmsSigner (
    signerIdentifierType : SubjectIdentifierType
)

パラメータ

signerIdentifierType

署名者識別子タイプを指定する SubjectIdentifierType 列挙型のメンバです。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
CmsSigner クラス
CmsSigner メンバ
System.Security.Cryptography.Pkcs 名前空間

CmsSigner コンストラクタ (X509Certificate2)

メモ : このコンストラクタは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

CmsSigner コンストラクタは、指定された署名証明書を使用して CmsSigner クラスのインスタンスを作成します。

名前空間: System.Security.Cryptography.Pkcs
アセンブリ: System.Security (system.security.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Sub New ( _
    certificate As X509Certificate2 _
)

Visual Basic (使用法)

Dim certificate As X509Certificate2

Dim instance As New CmsSigner(certificate)

C#

public CmsSigner (
    X509Certificate2 certificate
)

C++

public:
CmsSigner (
    X509Certificate2^ certificate
)

J#

public CmsSigner (
    X509Certificate2 certificate
)

JScript

public function CmsSigner (
    certificate : X509Certificate2
)

パラメータ

certificate

署名証明書を表す X509Certificate2 オブジェクト。

解説

このコンストラクタで使用される既定のプロパティ値については、CmsSigner のトピックを参照してください。

certificate パラメータによって指定される署名証明書では、入力時の有効性チェックは実行されません。このコンストラクタに渡す前に証明書を検証するには、X509Chain.Build メソッドを使用します。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
CmsSigner クラス
CmsSigner メンバ
System.Security.Cryptography.Pkcs 名前空間

CmsSigner コンストラクタ (SubjectIdentifierType, X509Certificate2)

メモ : このコンストラクタは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

CmsSigner コンストラクタは、指定された署名者識別子タイプと署名証明書を使用して、CmsSigner クラスのインスタンスを作成します。

名前空間: System.Security.Cryptography.Pkcs
アセンブリ: System.Security (system.security.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Sub New ( _
    signerIdentifierType As SubjectIdentifierType, _
    certificate As X509Certificate2 _
)

Visual Basic (使用法)

Dim signerIdentifierType As SubjectIdentifierType
Dim certificate As X509Certificate2

Dim instance As New CmsSigner(signerIdentifierType,
 certificate)

C#

public CmsSigner (
    SubjectIdentifierType signerIdentifierType,
    X509Certificate2 certificate
)

C++

public:
CmsSigner (
    SubjectIdentifierType signerIdentifierType, 
    X509Certificate2^ certificate
)

J#

public CmsSigner (
    SubjectIdentifierType signerIdentifierType, 
    X509Certificate2 certificate
)

JScript

public function CmsSigner (
    signerIdentifierType : SubjectIdentifierType, 
    certificate : X509Certificate2
)

パラメータ

signerIdentifierType

署名者識別子タイプを指定する SubjectIdentifierType 列挙型のメンバです。

certificate

署名証明書を表す X509Certificate2 オブジェクト。

解説

certificate パラメータによって指定される署名証明書では、入力時の有効性チェックは実行されません。このコンストラクタに渡す前に証明書を検証するには、X509Chain.Build メソッドを使用します。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
CmsSigner クラス
CmsSigner メンバ
System.Security.Cryptography.Pkcs 名前空間

CmsSigner コンストラクタ

CmsSigner クラスのインスタンスを作成します。
オーバーロードの一覧

名前	説明
CmsSigner ()	CmsSigner コンストラクタは、既定のサブジェクト識別子タイプを使用して CmsSigner クラスのインスタンスを作成します。
CmsSigner (CspParameters)	CmsSigner(CspParameters) コンストラクタは、指定された暗号化サービス プロバイダ (CSP) パラメータで CmsSigner クラスのインスタンスを作成します。CmsSigner(CspParameters) は、特定の CSP と署名に使用する秘密キーがわかっている場合に使用します。
CmsSigner (SubjectIdentifierType)	CmsSigner(SubjectIdentifierType) コンストラクタは、指定されたサブジェクト識別子タイプを使用して CmsSigner クラスのインスタンスを作成します。
CmsSigner (X509Certificate2)	CmsSigner コンストラクタは、指定された署名証明書を使用して CmsSigner クラスのインスタンスを作成します。
CmsSigner (SubjectIdentifierType, X509Certificate2)	CmsSigner コンストラクタは、指定された署名者識別子タイプと署名証明書を使用して、CmsSigner クラスのインスタンスを作成します。

参照

関連項目

CmsSigner クラス
CmsSigner メンバ
System.Security.Cryptography.Pkcs 名前空間

CmsSigner プロパティ

パブリック プロパティ

	名前	説明
	Certificate	Certificate プロパティは、署名証明書を表す X509Certificate2 オブジェクトを設定または取得します。
	Certificates	Certificates プロパティは、署名対象のメッセージに関連付けられた証明書を保持する X509Certificate2Collection コレクションを取得します。
	DigestAlgorithm	DigestAlgorithm プロパティは、署名用のハッシュ アルゴリズムを表す Oid を設定または取得します。
	IncludeOption	IncludeOption プロパティは、作成した CMS/PKCS #7 メッセージに、署名証明書に関連付けられているルートおよびチェーン全体を追加するかどうかを制御するオプションを設定または取得します。
	SignedAttributes	SignedAttributes プロパティは、結果の SignerInfo コンテンツに関連付けられる署名属性の CryptographicAttributeCollection コレクションを取得します。署名属性は、指定されたコンテンツと共に署名されます。
	SignerIdentifierType	SignerIdentifierType プロパティは、署名者の識別子タイプを設定または取得します。
	UnsignedAttributes	UnsignedAttributes プロパティは、結果の SignerInfo コンテンツに関連付けられる PKCS #9 非署名属性の CryptographicAttributeCollection コレクションを取得します。非署名属性は、署名を無効化せずに変更できます。

参照

関連項目

CmsSigner クラス
System.Security.Cryptography.Pkcs 名前空間

CmsSigner メソッド

パブリック メソッド

( プロテクト メソッド も参照)

	名前	説明
	Equals	オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 ( Object から継承されます。)
	GetHashCode	特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 ( Object から継承されます。)
	GetType	現在のインスタンスの Type を取得します。 ( Object から継承されます。)
	ReferenceEquals	指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 ( Object から継承されます。)
	ToString	現在の Object を表す String を返します。 ( Object から継承されます。)

プロテクト メソッド

	名前	説明
	Finalize	Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 ( Object から継承されます。)
	MemberwiseClone	現在の Object の簡易コピーを作成します。 ( Object から継承されます。)

参照

関連項目

CmsSigner クラス
System.Security.Cryptography.Pkcs 名前空間

CmsSigner メンバ

CmsSigner クラスには署名機能が用意されています。

CmsSigner データ型で公開されるメンバを以下の表に示します。

パブリック コンストラクタ

	名前	説明
	CmsSigner	オーバーロードされます。 CmsSigner クラスのインスタンスを作成します。

パブリック プロパティ

	名前	説明
	Certificate	Certificate プロパティは、署名証明書を表す X509Certificate2 オブジェクトを設定または取得します。
	Certificates	Certificates プロパティは、署名対象のメッセージに関連付けられた証明書を保持する X509Certificate2Collection コレクションを取得します。
	DigestAlgorithm	DigestAlgorithm プロパティは、署名用のハッシュ アルゴリズムを表す Oid を設定または取得します。
	IncludeOption	IncludeOption プロパティは、作成した CMS/PKCS #7 メッセージに、署名証明書に関連付けられているルートおよびチェーン全体を追加するかどうかを制御するオプションを設定または取得します。
	SignedAttributes	SignedAttributes プロパティは、結果の SignerInfo コンテンツに関連付けられる署名属性の CryptographicAttributeCollection コレクションを取得します。署名属性は、指定されたコンテンツと共に署名されます。
	SignerIdentifierType	SignerIdentifierType プロパティは、署名者の識別子タイプを設定または取得します。
	UnsignedAttributes	UnsignedAttributes プロパティは、結果の SignerInfo コンテンツに関連付けられる PKCS #9 非署名属性の CryptographicAttributeCollection コレクションを取得します。非署名属性は、署名を無効化せずに変更できます。

パブリック メソッド

( プロテクト メソッド も参照)

	名前	説明
	Equals	オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 (Object から継承されます。)
	GetHashCode	特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 (Object から継承されます。)
	GetType	現在のインスタンスの Type を取得します。 (Object から継承されます。)
	ReferenceEquals	指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 (Object から継承されます。)
	ToString	現在の Object を表す String を返します。 (Object から継承されます。)

プロテクト メソッド

	名前	説明
	Finalize	Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 (Object から継承されます。)
	MemberwiseClone	現在の Object の簡易コピーを作成します。 (Object から継承されます。)

参照

関連項目

CmsSigner クラス
System.Security.Cryptography.Pkcs 名前空間