CacheDependency コンストラクタ

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

CacheDependency コンストラクタ (String)

ファイルまたはディレクトリが変更されたかどうかを監視する、CacheDependency クラスの新しいインスタンスを初期化します。

名前空間: System.Web.Caching
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Sub New ( _
    filename As String _
)

Visual Basic (使用法)

Dim filename As String

Dim instance As New CacheDependency(filename)

C#

public CacheDependency (
    string filename
)

C++

public:
CacheDependency (
    String^ filename
)

J#

public CacheDependency (
    String filename
)

JScript

public function CacheDependency (
    filename : String
)

パラメータ

filename

キャッシュされているオブジェクトが依存しているファイルまたはディレクトリへのパス。このリソースが変更されると、キャッシュされているオブジェクトは無効になり、キャッシュから削除されます。

解説

filename パラメータで指定されたディレクトリまたはファイルがファイル システム内に見つからない場合、それらは存在しないものと見なされます。依存関係を持つオブジェクトを Cache に追加するときに、指定されたディレクトリまたはファイルがない場合は、キャッシュされているオブジェクトは、ディレクトリまたはファイルの作成時に Cache から削除されます。

たとえば、c:\stocks\xyz.dat というファイル パスへの依存関係を持つオブジェクトを Cache に追加するとします。CacheDependency オブジェクトが作成されるときに xyz.dat ファイルが見つからない場合でも、後でそのファイルが作成されるとキャッシュされたオブジェクトは削除されます。

使用例

XML ファイルに依存する CacheDependency クラスのインスタンスを作成するコード例を次に示します。次に System.Web.Caching.Cache.Insert メソッドが、ファイルに依存する Cache に項目を追加します。

Visual Basic

Dim dep As New CacheDependency(Server.MapPath("isbn.xml"))
    Cache.Insert("ISBNData", Source, dep)

C#

CacheDependency dep = new CacheDependency(Server.MapPath("isbn.xml"));
Cache.Insert("ISBNData", Source, dep);
   

J#

CacheDependency dep = new CacheDependency(get_Server().
    MapPath("isbn.xml"));
get_Cache().Insert("ISBNData", source, dep);

ファイルへの依存関係を持つ項目を Cache に追加する場合は、次の方法も使用できます。

Visual Basic

    ' Make key1 dependent on a file.
    Dim dependency as new
 CacheDependency(Server.MapPath("isbn.xml"))

    Cache.Insert("key1", "Value
 1", dependency)
End If

C#

// Make key1 dependent on a file.
CacheDependency dependency = new CacheDependency(Server.MapPath("isbn.xml"));

Cache.Insert("key1", "Value 1", dependency);

JScript

// Make key1 dependent on a file.
var dependency : CacheDependency = new CacheDependency(Server.MapPath("isbn.xml"));

Cache.Insert("key1", "Value 1", dependency);

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0、1.1、1.0

参照

関連項目
CacheDependency クラス
CacheDependency メンバ
System.Web.Caching 名前空間
Cache クラス
その他の技術情報
アプリケーション データのキャッシュ

CacheDependency コンストラクタ (String[], String[], DateTime)

ファイルまたはディレクトリへのパスの配列、キャッシュ キーの配列、またはその両方が変更されたかどうかを監視する、CacheDependency クラスの新しいインスタンスを初期化します。

名前空間: System.Web.Caching
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Sub New ( _
    filenames As String(), _
    cachekeys As String(), _
    start As DateTime _
)

Visual Basic (使用法)

Dim filenames As String()
Dim cachekeys As String()
Dim start As DateTime

Dim instance As New CacheDependency(filenames,
 cachekeys, start)

C#

public CacheDependency (
    string[] filenames,
    string[] cachekeys,
    DateTime start
)

C++

public:
CacheDependency (
    array<String^>^ filenames, 
    array<String^>^ cachekeys, 
    DateTime start
)

J#

public CacheDependency (
    String[] filenames, 
    String[] cachekeys, 
    DateTime start
)

JScript

public function CacheDependency (
    filenames : String[], 
    cachekeys : String[], 
    start : DateTime
)

パラメータ

filenames

キャッシュされているオブジェクトが依存しているファイルまたはディレクトリへのパスの配列。これらのリソースのいずれかが変更されると、キャッシュされているオブジェクトは無効になり、キャッシュから削除されます。

cachekeys

新しいオブジェクトが変更されているかどうかを監視する対象のキャッシュ キーの配列。これらのキャッシュ キーのいずれかが変更されると、この依存関係オブジェクトに関連付けられているキャッシュされたオブジェクトは無効になり、キャッシュから削除されます。

start

filenames 配列および cachekeys 配列に渡されたオブジェクトの最終更新日時を突き合わせて確認する日時。

解説

また、filenames パラメータで指定したディレクトリまたはファイルがファイル システム内に見つからない場合、それらは存在しないものと見なされます。依存関係を持つオブジェクトを Cache に追加するときに、指定されたディレクトリまたはファイルがない場合は、キャッシュされているオブジェクトは、ディレクトリまたはファイルの作成時に Cache から削除されます。

たとえば、c:\stocks\xyz.dat というファイル パスへの依存関係を持つオブジェクトを Cache に追加するとします。CacheDependency オブジェクトが作成されるときに xyz.dat ファイルが見つからない場合でも、後でそのファイルが作成されるとキャッシュされたオブジェクトは削除されます。

メモ
変更の追跡がすぐに開始されます。この追跡は、start パラメータに直接基づくものではありません。start パラメータを使用して過去の日時を渡し、filenames パラメータまたは cachekeys パラメータで渡されたオブジェクトの最終更新日時をこれと突き合わせて確認します。いずれかのオブジェクトの最終更新日時が start パラメータで渡された日時よりも後の場合、キャッシュされた項目は Cache から削除されます。

使用例

CreateDependency メソッドを作成するコード例を次に示します。このメソッドを呼び出すと、DateTime オブジェクトが作成され､Cache.Item プロパティを使用して項目がキャッシュに追加されます。このとき、key パラメータには key1 が、値には Value 1 が使用されます。次に、文字列 dependencyKey の配列が値 key1 でも作成されます。この CacheDependency コンストラクタは次に、dependencyKey と DateTime オブジェクトをパラメータ引数として渡す CacheDependency オブジェクトをインスタンス化します。次に、CacheDependency オブジェクトがパラメータとして使用され、System.Web.Caching.Cache.Insert メソッドが呼び出されます。これによって、key1 キーに依存する Insert メソッドを使用してオブジェクトがキャッシュに追加されます。

Visual Basic

Public Sub CreateDependency(sender As
 Object, e As EventArgs)
' Create a DateTime object.
Dim dt as DateTime = DateTime.Now.AddSeconds(10)
        

' Create a cache entry.
    Cache("key1") = "Value 1"

    ' Make key2 dependent on key1.
    Dim dependencyKey(0) As String
    dependencyKey(0) = "key1"
    Dim dependency As new
 CacheDependency(Nothing, dependencyKey, dt)

    Cache.Insert("key2", "Value
 2", dependency)

    DisplayValues()
End Sub

C#

public void CreateDependency(Object sender,
 EventArgs e) {
    // Create a DateTime object.
    DateTime dt = DateTime.Now.AddSeconds(10);

    // Create a cache entry.
    Cache["key1"] = "Value 1";

    // Make key2 dependent on key1.
    String[] dependencyKey = new String[1];
    dependencyKey[0] = "key1";
    CacheDependency dependency = new CacheDependency(null,
 dependencyKey, dt);

    Cache.Insert("key2", "Value 2", dependency);

    DisplayValues();
}

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0、1.1、1.0

参照

関連項目
CacheDependency クラス
CacheDependency メンバ
System.Web.Caching 名前空間

CacheDependency コンストラクタ (String[], String[], CacheDependency)

ファイルまたはディレクトリへのパスの配列、キャッシュ キーの配列、またはその両方が変更されたかどうかを監視する、CacheDependency クラスの新しいインスタンスを初期化します。また、そのインスタンス自体を CacheDependency クラスの個別のインスタンスに依存させます。

名前空間: System.Web.Caching
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Sub New ( _
    filenames As String(), _
    cachekeys As String(), _
    dependency As CacheDependency _
)

Visual Basic (使用法)

Dim filenames As String()
Dim cachekeys As String()
Dim dependency As CacheDependency

Dim instance As New CacheDependency(filenames,
 cachekeys, dependency)

C#

public CacheDependency (
    string[] filenames,
    string[] cachekeys,
    CacheDependency dependency
)

C++

public:
CacheDependency (
    array<String^>^ filenames, 
    array<String^>^ cachekeys, 
    CacheDependency^ dependency
)

J#

public CacheDependency (
    String[] filenames, 
    String[] cachekeys, 
    CacheDependency dependency
)

JScript

public function CacheDependency (
    filenames : String[], 
    cachekeys : String[], 
    dependency : CacheDependency
)

パラメータ

filenames

キャッシュされているオブジェクトが依存しているファイルまたはディレクトリへのパスの配列。これらのリソースのいずれかが変更されると、キャッシュされているオブジェクトは無効になり、キャッシュから削除されます。

cachekeys

新しいオブジェクトが変更されているかどうかを監視する対象のキャッシュ キーの配列。これらのキャッシュ キーのいずれかが変更されると、この依存関係オブジェクトに関連付けられているキャッシュされたオブジェクトは無効になり、キャッシュから削除されます。

dependency

このインスタンスが依存する CacheDependency クラスの別のインスタンス。

解説

また、filenames パラメータで指定したディレクトリまたはファイルがファイル システム内に見つからない場合、それらは存在しないものと見なされます。依存関係を持つオブジェクトを Cache に追加するときに、指定されたディレクトリまたはファイルがない場合は、キャッシュされているオブジェクトは、ディレクトリまたはファイルの作成時に Cache から削除されます。

たとえば、c:\stocks\xyz.dat というファイル パスへの依存関係を持つオブジェクトを Cache に追加するとします。CacheDependency オブジェクトが作成されるときに xyz.dat ファイルが見つからない場合でも、後でそのファイルが作成されるとキャッシュされたオブジェクトは削除されます。

使用例

CreateDependency メソッドを作成するコード例を次に示します。このメソッドを呼び出すと、Cache.Item プロパティを使用して項目がキャッシュに追加されます。このとき、key パラメータには key1 が、値には Value 1 が使用されます。次に、文字列 dependencyKey の配列が値 key1 でも作成されます。パラメータ引数として dependencyKey に渡される CacheDependency オブジェクト (dep1) は、System.Web.Caching.CacheDependency コンストラクタを使用して作成されます。2 番目の CacheDependency オブジェクト (dep2) は、3 番目のパラメータ引数として dep1 が渡されるこのコンストラクタを使用して作成されます。この 2 番目の依存関係は、最初の依存関係に依存します。次に、2 番目の CacheDependency オブジェクトがパラメータとして使用され、System.Web.Caching.Cache.Insert メソッドが呼び出されます。1 番目の依存関係がいずれの形にせよ変更されると､キャッシュされている項目は無効になります。

Visual Basic

 Public Sub CreateDependency(sender As
 [Object], e As EventArgs)
   ' Create a cache entry.
   Cache("key1") = "Value 1"

   ' Make key2 dependent on key1 using double dependency.
   Dim dependencyKey(0) As [String]
   dependencyKey(0) = "key1"
   Dim dep1 As New CacheDependency(Nothing,
 dependencyKey)

   ' Make a second CacheDependency dependent on dep1.        
   Dim dep2 As New CacheDependency(Nothing,
 Nothing, dep1)

   Cache.Insert("key2", "Value
 2", dep2)

   DisplayValues()
End Sub 'CreateDependency

C#

public void CreateDependency(Object sender,
 EventArgs e) {
    // Create a cache entry.
    Cache["key1"] = "Value 1";

    // Make key2 dependent on key1.
    String[] dependencyKey = new String[1];
    dependencyKey[0] = "key1";
    CacheDependency dep1 = new CacheDependency(null,
 dependencyKey);

    // Make a second CacheDependency dependent on dep1.        
    CacheDependency dep2 = new CacheDependency(null,
 null, dep1);

    Cache.Insert("key2", "Value 2", dep2);

    DisplayValues();
}

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0、1.1、1.0

参照

関連項目
CacheDependency クラス
CacheDependency メンバ
System.Web.Caching 名前空間

CacheDependency コンストラクタ (String[], String[])

ファイルまたはディレクトリへのパスの配列、キャッシュ キーの配列、またはその両方が変更されたかどうかを監視する、CacheDependency クラスの新しいインスタンスを初期化します。

名前空間: System.Web.Caching
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Sub New ( _
    filenames As String(), _
    cachekeys As String() _
)

Visual Basic (使用法)

Dim filenames As String()
Dim cachekeys As String()

Dim instance As New CacheDependency(filenames,
 cachekeys)

C#

public CacheDependency (
    string[] filenames,
    string[] cachekeys
)

C++

public:
CacheDependency (
    array<String^>^ filenames, 
    array<String^>^ cachekeys
)

J#

public CacheDependency (
    String[] filenames, 
    String[] cachekeys
)

JScript

public function CacheDependency (
    filenames : String[], 
    cachekeys : String[]
)

パラメータ

filenames

キャッシュされているオブジェクトが依存しているファイルまたはディレクトリへのパスの配列。これらのリソースのいずれかが変更されると、キャッシュされているオブジェクトは無効になり、キャッシュから削除されます。

cachekeys

新しいオブジェクトが変更されているかどうかを監視する対象のキャッシュ キーの配列。これらのキャッシュ キーのいずれかが変更されると、この依存関係オブジェクトに関連付けられているキャッシュされたオブジェクトは無効になり、キャッシュから削除されます。

解説

また、filenames パラメータで指定したディレクトリまたはファイルがファイル システム内に見つからない場合、それらは存在しないものと見なされます。依存関係を持つオブジェクトを Cache に追加するときに、指定されたディレクトリまたはファイルがない場合は、キャッシュされているオブジェクトは、ディレクトリまたはファイルの作成時に Cache から削除されます。

たとえば、c:\stocks\xyz.dat というファイル パスへの依存関係を持つオブジェクトを Cache に追加するとします。CacheDependency オブジェクトが作成されるときに xyz.dat ファイルが見つからない場合でも、後でそのファイルが作成されるとキャッシュされたオブジェクトは削除されます。

使用例

アプリケーションの Cache に、キャッシュに格納されている別項目へのキーへ依存関係を持つ項目を挿入する方法を次のコード片で示します。このメソッドでは配列構文を使用するため、Cache に追加する項目が依存するキーの数を定義する必要があります。

Visual Basic

Public Sub CreateDependency(sender As
 Object, e As EventArgs)
    ' Create a cache entry.
    Cache("key1") = "Value 1"

    ' Make key2 dependent on key1.
    Dim dependencyKey(0) As String
    dependencyKey(0) = "key1"
    Dim dependency As new
 CacheDependency(Nothing, dependencyKey)

    Cache.Insert("key2", "Value
 2", dependency)

    DisplayValues()
End Sub

C#

public void CreateDependency(Object sender,
 EventArgs e) {
    // Create a cache entry.
    Cache["key1"] = "Value 1";

    // Make key2 dependent on key1.
    String[] dependencyKey = new String[1];
    dependencyKey[0] = "key1";
    CacheDependency dependency = new CacheDependency(null,
 dependencyKey);

    Cache.Insert("key2", "Value 2", dependency);

    DisplayValues();
}

JScript

public function CreateDependency(sender : Object,
 e : EventArgs) {
    // Create a cache entry.
    Cache["key1"] = "Value 1";

    // Make key2 dependent on key1.
    var dependencyKey : String[] = new String[1];
    dependencyKey[0] = "key1";
    var dependency : CacheDependency = new
 CacheDependency(String [](null), dependencyKey);

    Cache.Insert("key2", "Value 2", dependency);

    DisplayValues();
}

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0、1.1、1.0

参照

関連項目
CacheDependency クラス
CacheDependency メンバ
System.Web.Caching 名前空間
Cache クラス
その他の技術情報
アプリケーション データのキャッシュ

CacheDependency コンストラクタ (String[], String[], CacheDependency, DateTime)

ファイルまたはディレクトリへのパスの配列、キャッシュ キーの配列、またはその両方が変更されたかどうかを監視する、CacheDependency クラスの新しいインスタンスを初期化します。また、そのインスタンス自体を CacheDependency クラスの別のインスタンスと変更の監視が開始される時刻に依存させます。

名前空間: System.Web.Caching
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Sub New ( _
    filenames As String(), _
    cachekeys As String(), _
    dependency As CacheDependency, _
    start As DateTime _
)

Visual Basic (使用法)

Dim filenames As String()
Dim cachekeys As String()
Dim dependency As CacheDependency
Dim start As DateTime

Dim instance As New CacheDependency(filenames,
 cachekeys, dependency, start)

C#

public CacheDependency (
    string[] filenames,
    string[] cachekeys,
    CacheDependency dependency,
    DateTime start
)

C++

public:
CacheDependency (
    array<String^>^ filenames, 
    array<String^>^ cachekeys, 
    CacheDependency^ dependency, 
    DateTime start
)

J#

public CacheDependency (
    String[] filenames, 
    String[] cachekeys, 
    CacheDependency dependency, 
    DateTime start
)

JScript

public function CacheDependency (
    filenames : String[], 
    cachekeys : String[], 
    dependency : CacheDependency, 
    start : DateTime
)

パラメータ

filenames

キャッシュされているオブジェクトが依存しているファイルまたはディレクトリへのパスの配列。これらのリソースのいずれかが変更されると、キャッシュされているオブジェクトは無効になり、キャッシュから削除されます。

cachekeys

新しいオブジェクトが変更されているかどうかを監視する対象のキャッシュ キーの配列。これらのキャッシュ キーのいずれかが変更されると、この依存関係オブジェクトに関連付けられているキャッシュされたオブジェクトは無効になり、キャッシュから削除されます。

dependency

このインスタンスが依存する CacheDependency クラスの別のインスタンス。

start

配列内のオブジェクトおよび CacheDependency オブジェクトの最終更新日時を突き合わせて確認する日時。

解説

また、filenames パラメータで指定したディレクトリまたはファイルがファイル システム内に見つからない場合、それらは存在しないものと見なされます。依存関係を持つオブジェクトを Cache に追加するときに、指定されたディレクトリまたはファイルがない場合は、キャッシュされているオブジェクトは、ディレクトリまたはファイルの作成時に Cache から削除されます。

たとえば、c:\stocks\xyz.dat というファイル パスへの依存関係を持つオブジェクトを Cache に追加するとします。CacheDependency オブジェクトが作成されるときに xyz.dat ファイルが見つからない場合でも、後でそのファイルが作成されるとキャッシュされたオブジェクトは削除されます。

メモ
変更の追跡がすぐに開始されます。この追跡は、start パラメータに直接基づくものではありません。start パラメータを使用して過去の日時を渡し、filenames、cachekeys、または dependency パラメータで渡されたオブジェクトの最終更新日時をこれと突き合わせて確認します。いずれかのオブジェクトの最終更新日時が start パラメータで渡された日時よりも後の場合、キャッシュされた項目は Cache から削除されます。

使用例

CreateDependency メソッドのコード例を次に示します。このメソッドを呼び出すと、DateTime オブジェクトが作成され､Cache.Item プロパティを使用して項目がキャッシュに追加されます。このとき、key パラメータには key1 が、値には Value 1 が使用されます。次に、文字列 (dependencyKey) の配列が作成されます。このとき、その最初で唯一のインデックスの値も key1 の値に設定されます。次に、パラメータ引数として dependencyKey に渡される CacheDependency オブジェクト (dep1) が、System.Web.Caching.CacheDependency コンストラクタを使用して作成されます。続いて、2 番目の CacheDependency オブジェクト (dep2) が、パラメータ引数として dep1 と DateTime オブジェクトが渡されるこのコンストラクタを使用して作成されます。この 2 番目の依存関係は、1 番目に依存し、依存関係の監視は CreateDependency メソッドが呼び出されてから 10 秒後に開始されます。次に、2 番目の CacheDependency オブジェクトがパラメータとして使用され、System.Web.Caching.Cache.Insert メソッドが呼び出されます。1 番目の依存関係がいずれの形にせよ変更されると､キャッシュされている項目は無効になります。

Visual Basic

 Public Sub CreateDependency(sender As
 [Object], e As EventArgs)
   ' Create a DateTime object.
   Dim dt as DateTime = DateTime.Now.AddSeconds(10)
        

   ' Create a cache entry.
   Cache("key1") = "Value 1"

   ' Make key2 dependent on key1 using double dependency.
   Dim dependencyKey(0) As [String]
   dependencyKey(0) = "key1"
   Dim dep1 As New CacheDependency(Nothing,
 dependencyKey)

   ' Make a second CacheDependency dependent on dep1
   ' and use dt to start change monitoring.        
   Dim dep2 As New CacheDependency(Nothing,
 Nothing, dep1, dt)

   Cache.Insert("key2", "Value
 2", dep2)

   DisplayValues()
End Sub 'CreateDependency

C#

public void CreateDependency(Object sender,
 EventArgs e) {
    // Create a DateTime object.
    DateTime dt = DateTime.Now.AddSeconds(10);

    // Create a cache entry.
    Cache["key1"] = "Value 1";

    // Make key2 dependent on key1.
    String[] dependencyKey = new String[1];
    dependencyKey[0] = "key1";
    CacheDependency dep1 = new CacheDependency(null,
 dependencyKey);

    // Make a second CacheDependency dependent on dep1.
    // and use dt to start change monitoring.        
    CacheDependency dep2 = new CacheDependency(null,
 null, dep1, dt);

    Cache.Insert("key2", "Value 2", dep2);

    DisplayValues();
}

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0、1.1、1.0

参照

関連項目
CacheDependency クラス
CacheDependency メンバ
System.Web.Caching 名前空間

CacheDependency コンストラクタ (String[], DateTime)

ファイルまたはディレクトリへのパスの配列が変更されたかどうかを監視し、その変更の監視を開始する時刻を指定する、CacheDependency クラスの新しいインスタンスを初期化します。

名前空間: System.Web.Caching
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Sub New ( _
    filenames As String(), _
    start As DateTime _
)

Visual Basic (使用法)

Dim filenames As String()
Dim start As DateTime

Dim instance As New CacheDependency(filenames,
 start)

C#

public CacheDependency (
    string[] filenames,
    DateTime start
)

C++

public:
CacheDependency (
    array<String^>^ filenames, 
    DateTime start
)

J#

public CacheDependency (
    String[] filenames, 
    DateTime start
)

JScript

public function CacheDependency (
    filenames : String[], 
    start : DateTime
)

パラメータ

filenames

キャッシュされているオブジェクトが依存しているファイルまたはディレクトリへのパスの配列。これらのリソースのいずれかが変更されると、キャッシュされているオブジェクトは無効になり、キャッシュから削除されます。

start

配列内のオブジェクトの最終更新日時を突き合わせて確認する日時。

解説

filenames パラメータで指定したディレクトリまたはファイルがファイル システム内に見つからない場合、それらは存在しないものと見なされます。依存関係を持つオブジェクトを Cache に追加するときに、指定されたディレクトリまたはファイルがない場合は、キャッシュされているオブジェクトは、ディレクトリまたはファイルの作成時に Cache から削除されます。

たとえば、c:\stocks\xyz.dat というファイル パスへの依存関係を持つオブジェクトを Cache に追加するとします。CacheDependency オブジェクトが作成されるときに xyz.dat ファイルが見つからない場合でも、後でそのファイルが作成されるとキャッシュされたオブジェクトは削除されます。

メモ
変更の追跡がすぐに開始されます。この追跡は、start パラメータに直接基づくものではありません。start パラメータを使用して過去の日時を渡し、filenames パラメータで渡された配列の最終更新日時をこれと突き合わせて確認します。配列内の任意のオブジェクトの最終更新日時が start パラメータで渡された日時よりも後の場合、キャッシュされた項目は Cache から削除されます。

使用例

System.Web.Caching.Cache.Insert メソッド呼び出しでパラメータ引数にオブジェクトが含められたときに、2 つの XML ファイルと DateTime.Now 値を渡す CacheDependency オブジェクトを作成するコード例を次に示します。

Visual Basic

    ' Create a DateTime object that determines
    '  when dependency monitoring begins.
    Dim dt As DateTime = DateTime.Now

    ' Make key1 dependent on several files.
    Dim files(2) as String
    files(0) = Server.MapPath("isbn.xml")
    files(1) = Server.MapPath("customer.xml")
    Dim dependency as new
 CacheDependency(files, dt)

    Cache.Insert("key1", "Value
 1", dependency)
End If

C#

// Create a DateTime object that determines
// when dependency monitoring begins.
DateTime dt = DateTime.Now;
    // Make key1 dependent on several files.
    String[] files = new String[2];
    files[0] = Server.MapPath("isbn.xml");
    files[1] = Server.MapPath("customer.xml");
    CacheDependency dep = new CacheDependency(files, dt);

    Cache.Insert("key1", "Value 1", dep);
}

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0、1.1、1.0

参照

関連項目
CacheDependency クラス
CacheDependency メンバ
System.Web.Caching 名前空間
Cache クラス
その他の技術情報
アプリケーション データのキャッシュ

CacheDependency コンストラクタ (String, DateTime)

ファイルまたはディレクトリが変更されたかどうかを監視する、CacheDependency クラスの新しいインスタンスを初期化します。

名前空間: System.Web.Caching
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Sub New ( _
    filename As String, _
    start As DateTime _
)

Visual Basic (使用法)

Dim filename As String
Dim start As DateTime

Dim instance As New CacheDependency(filename,
 start)

C#

public CacheDependency (
    string filename,
    DateTime start
)

C++

public:
CacheDependency (
    String^ filename, 
    DateTime start
)

J#

public CacheDependency (
    String filename, 
    DateTime start
)

JScript

public function CacheDependency (
    filename : String, 
    start : DateTime
)

パラメータ

filename

キャッシュされているオブジェクトが依存しているファイルまたはディレクトリへのパス。このリソースが変更されると、キャッシュされているオブジェクトは無効になり、キャッシュから削除されます。

start

ディレクトリまたはファイルの最終更新日時を突き合わせて確認する日時。

解説

filename パラメータで指定されたディレクトリまたはファイルがファイル システム内に見つからない場合、それらは存在しないものと見なされます。依存関係を持つオブジェクトを Cache に追加するときに、指定されたディレクトリまたはファイルがない場合は、キャッシュされているオブジェクトは、ディレクトリまたはファイルの作成時に Cache から削除されます。

たとえば、c:\stocks\xyz.dat というファイル パスへの依存関係を持つオブジェクトを Cache に追加するとします。CacheDependency オブジェクトが作成されるときに xyz.dat ファイルが見つからない場合でも、後でそのファイルが作成されるとキャッシュされたオブジェクトは削除されます。

メモ
変更の追跡がすぐに開始されます。この追跡は、start パラメータに直接基づくものではありません。start パラメータを使用して過去の日時を渡し、filename パラメータで渡されたディレクトリまたはファイルの最終更新日時をこれと突き合わせて確認します。最終更新日時が start パラメータで渡された日時よりも後の場合、キャッシュされた項目は Cache から削除されます。

使用例

このコンストラクタを使用して CacheDependency オブジェクトをインスタンス化し、この依存関係を持つ Cache に項目を挿入するコード例を次に示します。start パラメータに渡される dt 値は、DateTime.Now に設定されます。

Visual Basic

' Insert the cache item.
Dim dep As New CacheDependency(fileName,
 dt)
myCache.Insert("key", "value",
 dep)

' Check whether CacheDependency.HasChanged is true.
If dep.HasChanged Then
   Response.Write("<p>The dependency has changed.")
Else
   Response.Write("<p>The dependency has not changed.")
End If 

C#

// Insert the cache item.
CacheDependency dep = new CacheDependency(fileName, dt);
cache.Insert("key", "value", dep);

// Check whether CacheDependency.HasChanged is true.
if (dep.HasChanged)
  Response.Write("<p>The dependency has changed.");  
else Response.Write("<p>The dependency has not changed.");

J#

// Insert the cache item.
CacheDependency dep =  new CacheDependency(fileName, dt);
cache.Insert("key", "value", dep);

// Check whether CacheDependency.HasChanged is true.
if (dep.get_HasChanged()) {
    get_Response().Write("<p>The dependency has changed.");
}
else {
    get_Response().Write("<p>The dependency has not changed.");
} 

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0、1.1、1.0

参照

関連項目
CacheDependency クラス
CacheDependency メンバ
System.Web.Caching 名前空間

CacheDependency コンストラクタ

CacheDependency クラスの新しいインスタンスを初期化します。
オーバーロードの一覧

名前	説明
CacheDependency ()	CacheDependency クラスの新しいインスタンスを初期化します。
CacheDependency (String)	ファイルまたはディレクトリが変更されたかどうかを監視する、CacheDependency クラスの新しいインスタンスを初期化します。
CacheDependency (String[])	ファイルまたはディレクトリへのパスの配列が変更されたかどうかを監視する、CacheDependency クラスの新しいインスタンスを初期化します。
CacheDependency (String, DateTime)	ファイルまたはディレクトリが変更されたかどうかを監視する、CacheDependency クラスの新しいインスタンスを初期化します。
CacheDependency (String[], DateTime)	ファイルまたはディレクトリへのパスの配列が変更されたかどうかを監視し、その変更の監視を開始する時刻を指定する、CacheDependency クラスの新しいインスタンスを初期化します。
CacheDependency (String[], String[])	ファイルまたはディレクトリへのパスの配列、キャッシュ キーの配列、またはその両方が変更されたかどうかを監視する、CacheDependency クラスの新しいインスタンスを初期化します。
CacheDependency (String[], String[], CacheDependency)	ファイルまたはディレクトリへのパスの配列、キャッシュ キーの配列、またはその両方が変更されたかどうかを監視する、CacheDependency クラスの新しいインスタンスを初期化します。また、そのインスタンス自体を CacheDependency クラスの個別のインスタンスに依存させます。
CacheDependency (String[], String[], DateTime)	ファイルまたはディレクトリへのパスの配列、キャッシュ キーの配列、またはその両方が変更されたかどうかを監視する、CacheDependency クラスの新しいインスタンスを初期化します。
CacheDependency (String[], String[], CacheDependency, DateTime)	ファイルまたはディレクトリへのパスの配列、キャッシュ キーの配列、またはその両方が変更されたかどうかを監視する、CacheDependency クラスの新しいインスタンスを初期化します。また、そのインスタンス自体を CacheDependency クラスの別のインスタンスと変更の監視が開始される時刻に依存させます。

参照

関連項目

CacheDependency クラス
CacheDependency メンバ
System.Web.Caching 名前空間

CacheDependency コンストラクタ (String[])

ファイルまたはディレクトリへのパスの配列が変更されたかどうかを監視する、CacheDependency クラスの新しいインスタンスを初期化します。

名前空間: System.Web.Caching
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Sub New ( _
    filenames As String() _
)

Visual Basic (使用法)

Dim filenames As String()

Dim instance As New CacheDependency(filenames)

C#

public CacheDependency (
    string[] filenames
)

C++

public:
CacheDependency (
    array<String^>^ filenames
)

J#

public CacheDependency (
    String[] filenames
)

JScript

public function CacheDependency (
    filenames : String[]
)

パラメータ

filenames

キャッシュされているオブジェクトが依存しているファイルまたはディレクトリへのパスの配列。これらのリソースのいずれかが変更されると、キャッシュされているオブジェクトは無効になり、キャッシュから削除されます。

解説

配列内のファイルまたはディレクトリのいずれかが変更された場合、または配列から削除された場合、キャッシュされている項目は無効になり、アプリケーションの Cache オブジェクトから削除されます。

また、filenames パラメータで指定したディレクトリまたはファイルがファイル システム内に見つからない場合、それらは存在しないものと見なされます。依存関係を持つオブジェクトを Cache に追加するときに、指定されたディレクトリまたはファイルがない場合は、キャッシュされているオブジェクトは、ディレクトリまたはファイルの作成時に Cache から削除されます。

たとえば、c:\stocks\xyz.dat というファイル パスへの依存関係を持つオブジェクトを Cache に追加するとします。CacheDependency オブジェクトが作成されるときに xyz.dat ファイルが見つからない場合でも、後でそのファイルが作成されるとキャッシュされたオブジェクトは削除されます。

メモ
ファイルの依存関係を格納する配列を作成する場合は、Cache に追加している項目が依存するファイルの数を定義する必要があります。

使用例

System.Web.Caching.Cache.Insert メソッドを使用して、ファイルの配列に依存する Cache に項目を追加するコード例を次に示します。項目をディレクトリの配列へ依存させることもできます。

Visual Basic

    ' Make key1 dependent on several files.
    Dim files(2) as String
    files(0) = Server.MapPath("isbn.xml")
    files(1) = Server.MapPath("customer.xml")
    Dim dependency as new
 CacheDependency(files)

    Cache.Insert("key1", "Value
 1", dependency)
End If

C#

    // Make key1 dependent on several files.
    String[] files = new String[2];
    files[0] = Server.MapPath("isbn.xml");
    files[1] = Server.MapPath("customer.xml");
    CacheDependency dependency = new CacheDependency(files);

    Cache.Insert("key1", "Value 1", dependency);
}

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0、1.1、1.0

参照

関連項目
CacheDependency クラス
CacheDependency メンバ
System.Web.Caching 名前空間
Cache クラス
その他の技術情報
アプリケーション データのキャッシュ

CacheDependency コンストラクタ ()

メモ : このコンストラクタは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

CacheDependency クラスの新しいインスタンスを初期化します。

名前空間: System.Web.Caching
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Protected Sub New

Visual Basic (使用法)

Dim instance As New CacheDependency

C#

protected CacheDependency ()

C++

protected:
CacheDependency ()

J#

protected CacheDependency ()

JScript

protected function CacheDependency ()

解説

独自のクラスを CacheDependency から派生させる場合は、このバージョンの CacheDependency コンストラクタを実装します。

使用例

CacheDependency から派生するすべてのクラスが必要な場合に、このバージョンの CacheDependency コンストラクタを実装するクラスのコード例を次に示します。

Visual Basic

' Declare the class.
Public Class CustomCacheDependency 
   Inherits CacheDependency

     ' Constructor with no arguments 
     ' provided by CacheDependency class.
     Public Sub New()
     End Sub ' New
   
     ' Declare a Boolean field named disposedValue.
     ' This will be used by Disposed property.
     Private disposedValue As Boolean
                
     
     ' Create accessors for the Disposed property.
     Public Property Disposed As
 Boolean
       Get
           Return disposedValue
       End Get
       Set (ByVal value As
 Boolean)
           disposedValue = value
       End Set
     End Property
     
     ' Create a public method that sets the latest
     ' changed time of the CustomCacheDependency
     ' and notifies the underlying CacheDependency that the 
     ' dependency has changed, even though the HasChanged
     ' property is false.
     Public Sub ResetDependency()
        If Me.HasChanged = False
              
           SetUtcLastModified(DateTime.MinValue)
           NotifyDependencyChanged(Me, EventArgs.Empty)
        End If
     End Sub
     
     ' Overrides the DependencyDispose method to set the
     ' Disposed proerty to true. This method automatically
     ' notifies the underlying CacheDependency object to 
     ' release any resources associated with this class. 
     Protected Overrides Sub
 DependencyDispose()
        Disposed = True
     End Sub
     
     
 End Class

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
CacheDependency クラス
CacheDependency メンバ
System.Web.Caching 名前空間