Automatic/time will tellとは? わかりやすく解説

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Automatic/time will tell

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/07 03:35 UTC 版)

宇多田ヒカル > 宇多田ヒカルの作品 > Automatic/time will tell
「Automatic/time will tell」
宇多田ヒカルシングル
初出アルバム『First Love
A面 Automatic
time will tell
B面 time will tell -DUB MIX-(12cm盤、12インチ盤のみ)
リリース
規格 8cmCDシングル
12cmCDシングル
12インチ・シングル
音楽配信
ジャンル R&B[1][2][3]
レーベル 東芝EMI
作詞・作曲 宇多田ヒカル
プロデュース 三宅彰, 宇多田 Skingg 照實
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間4位(8cm盤・オリコン
  • 週間2位(12cm盤・オリコン)
  • 週間1位(合算・オリコン)
  • 1999年度年間5位(12cm盤・オリコン)
  • 1999年度年間22位(8cm盤・オリコン)
  • 1999年度年間2位(合算・オリコン)
  • オリコン歴代シングルランキング19位
  • 1位(CDTV
  • 宇多田ヒカル シングル 年表
    Automatic/time will tell
    (1998年)
    Movin' on without you
    (1999年)
    ミュージックビデオ
    宇多田ヒカル - Automatic - YouTube
    First Love 収録曲
    Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.1 収録曲
    テンプレートを表示

    Automatic/time will tell」(オートマチック/タイム・ウィル・テル)は、1998年平成10年)12月9日に発売された宇多田ヒカルのデビューシングルである。

    解説

    • 「time will tell」は幼少時に通ったN.Yの質屋の名前。
    • Utada名義での2ndアルバム『This Is The One』には「Automatic Part II」が収録されている。

    装丁

    • 台湾盤8cmシングルは、日本盤ジャケットとは異なる。
    • 12cmシングルには初回仕様が存在し、メタリックな紙質のジャケットとなっている。

    PV

    • 「Automatic」「time will tell」ともにPVが制作されている。これはどちらをデビュー曲にしてプッシュするか迷ったからであると後に明かしている。
    • 「Automatic」のPVは2パターン制作された。一般販売されているビデオ/DVD収録版以外に、業界向け音楽放送用の別編集版がある。こちらは、中腰姿勢で歌うシーンはカットされ、また「time will tell」のPV映像が流用されている。これは、一般消費者向けのパッケージ化はされておらず、CS放送などの有料チャンネルで使用された。また、音楽番組で「Automatic」を紹介する際に稀に使用されることがある。

    セールスとランキング

    • 累計出荷枚数は255万枚[4]。オリコンでは8cm盤と12cm盤別々に集計されていたが、合算すると売上枚数206.3万枚[5]。1999年の年間シングルチャートでは「だんご3兄弟」に次いで実質2位にあたる。
    • 2007年12月7日から12月10日までの4日間、デビュー10周年で「Automatic」の着うた無料ダウンロードを実施、約50万件のダウンロード数を記録した。
    • オリコンでは2001年5月以降、シングルの8cm盤と12cm盤を合算して集計するようになったが、本作は8cm盤と12cm盤の売上を合算して考えると、1998年12月21日付のオリコンシングルチャートで山崎まさよしの「僕はここにいる」を上回り初登場4位を記録することになる。同様に、1999年2月8日付のオリコンシングルチャートでthe brilliant greenの「そのスピードで」を上回り(1週だけではあるが)1位を記録することになる。
    • オリコンの公式記録では1位未獲得曲で(上記の合算1位という参考記録はあるものの)歴代1位の売上となっている。
    • 特信チャート(レコード特信出版社)では12cm盤が最高1位を記録しており、同じ週に8cm盤が7位を記録している[6]プラネットシングルチャートでも12cm盤が最高1位を記録している[7]
    • 「Automatic」はオリコンカラオケチャートで13週連続1位を記録した。
    • COUNT DOWN TV』の1999年年間TOP100では、オリコン年間1位の「だんご3兄弟」を上回り、1位となっている[8]
    • 2000年(1999年度)のJASRAC賞では「Automatic」が金賞、「time will tell」が銀賞を受賞している[9]
    • 時代を超えたロングセラーであり、シングルでの初出から約26年後の2024年10月度日本レコード協会リリースにおいて、ストリーミングでのプラチナ(1億回再生)が認定された。[10]

    逸話

    • 2006年、宇多田がフジテレビ系音楽番組『HEY!HEY!HEY!』に出演した際、ゆかりゲストとして登場した歌手のさだまさしが、当時この曲を収録したアルバム『First Love』を自分の足で買いにいったというエピソードとともに、初めて「Automatic」を聴いたときの感想を、『サビの「It's Automatic」が「いつお泊まり?」に聞こえ、「なんて生意気な15歳だ、親の顔が見てみたい」と思ったら、聞けば藤圭子の娘じゃないかと驚いた』と冗談まじりに話した。

    収録曲

    全作詞・作曲: 宇多田ヒカル

    8cmシングル

    1. Automatic (5:14)
      編曲:西平彰、Rhythm track Arrangement:Taka & Speedy、Additional Arrangement:河野圭
      フジテレビ系『笑う犬の生活-YARANEVA!!-』・『笑う犬2008秋』エンディングテーマ
      FM802スペースシャワーTV: 1998年12月の邦楽(J-POPヘヴィー・ローテーション
    2. time will tell (5:29)
      編曲:森俊之、磯村淳
      フジテレビ系『ごきげんよう』エンディングテーマ
    3. Automatic (Original Karaoke) (5:12)

    12cmマキシシングル

    1. Automatic (5:15)
    2. time will tell (5:30)
    3. time will tell -DUB MIX- (5:36)
      remixed by GOH HOTODA

    12インチアナログ盤

    SIDE A
    # タイトル 作詞 作曲・編曲
    1. 「Automatic」    
    SIDE B
    # タイトル 作詞 作曲・編曲
    1. 「time will tell」    
    2. 「time will tell -DUB MIX-」    

    ※8cmシングルと12cmシングル(アナログ盤は12cm盤と同じ)とでは収録曲が若干異なる。

    Automatic (2024 Mix)

    Automatic (2024 Mix)
    宇多田ヒカル配信限定シングル
    収録アルバム SCIENCE FICTION
    リリース 2024年3月22日
    規格 音楽配信
    ジャンル J-POP
    レーベル エピックレコードジャパン
    作詞者 宇多田ヒカル
    作曲者 宇多田ヒカル
    プロデュース 宇多田ヒカル
    宇多田ヒカル 年表
    何色でもない花
    2024年
    Automatic (2024 Mix)
    2024年
    Somewhere Near Marseilles -マルセイユ辺り- (Sci-Fi Edit)
    (2024年)
    SCIENCE FICTION 収録曲

    Automatic (2024 Mix)』(オートマチック (2024ミックス))は、宇多田ヒカルの配信限定シングル

    概要

    シングルとしては、『何色でもない花』から僅か1ヶ月での発売となり、本作はサプライズ配信としてのリリースとなった。

    本作はベスト・アルバム『SCIENCE FICTION』からの先行配信となっており、デビュー・シングル『Automatic』を新たにミックスしたものとなっており、グラミー賞受賞実績を持つエンジニア・スティーヴ・フィッツモーリスが手掛けている[11]

    なお、本作の発売に伴い、「Automatic」の4KデジタルリマスターバージョンのMVも公開された[11]

    収録曲

    1. Automatic (2024 Mix)
      作詞・作曲:宇多田ヒカル

    収録アルバム

    Automatic
    time will tell

    カバー

    Automatic
    time will tell

    脚注

    出典

    1. ^ 宇多田ヒカル - Automatic”. CDJournal. 2019年7月29日閲覧。
    2. ^ 宇多田ヒカル楽曲の変遷 3つの音楽的ポイントから探る”. Real Sound. p. 1 (2018年11月24日). 2019年7月29日閲覧。
    3. ^ 【オリコン平成ランキング】平成No.1のヒットアルバムは宇多田ヒカル『FirstLove』 700万枚超え歴代最高売上枚数”. ORICON NEWS. オリコン (2019年4月11日). 2019年7月29日閲覧。
    4. ^ 女王復活!宇多田ヒカル新記録達成、デイリースポーツ、2007年4月19日。
    5. ^ 【オリコン“平成セールス”ランキング】シングルはSMAP、アルバムは宇多田ヒカルが1位 “平成No.1”アーティスト別セールスのB’zからはコメント到着 オリコン p2 2019年4月11日配信、2025年1月6日閲覧
    6. ^ 週刊現代』2021年1月30日・2月6日号、93頁。
    7. ^ PLANET Chart(Weekly/Index 98.7-)
    8. ^ CDTV PowerWeb! : 1999年年間総合ランキング のランキング
    9. ^ 2000年(第18回)宇多田ヒカルさんの作品が金・銀賞を受賞日本音楽著作権協会 - 2023年5月12日閲覧。
    10. ^ https://www.riaj.or.jp/data/st/search/
    11. ^ a b 宇多田ヒカル、新ミックス「Automatic (2024 Mix)」サプライズ配信”. billboard JAPAN (2024年3月22日). 2024年3月25日閲覧。
    12. ^ 竹渕慶、キャリア初のカバーアルバムで小田和正や宇多田ヒカルを歌う”. 音楽ナタリー (2025年2月10日). 2025年4月30日閲覧。
    13. ^ 竹渕慶、キャリア初の邦楽カバーアルバムをリリース。記念インスタライブを今夜実施”. BARKS (2025年4月30日). 2025年4月30日閲覧。

    外部リンク

    正規販売された宇多田ヒカルのアナログ盤
    前作:
    -
    Automatic/time will tell 次作:
    First Love




    固有名詞の分類

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