アベ‐マリア【(ラテン)Ave Maria】
ローゼンブラット:アヴェ・マリア
英語表記/番号 | 出版情報 | |
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ローゼンブラット:アヴェ・マリア | Ave Maria | 作曲年: 2004年 |
作品解説
ローゼンブラットのオリジナル作品であるカンタータ『BLAGOVESTIE(ブラゴヴェスチエ)』の一部が、ピアノ連弾用に編曲された。原曲はヴォーカルとオーケストラによる編成。ローゼンブラットがプロデュース・編曲・指揮を行ったCD「THE MASTERS' CROSSOVER」の11曲目のあとに、「Hidden track(隠されたトラック)」として収録されている。
筆者が渡露した折(2004年12月)、2005年3月の初来日公演に向けて急遽もう1曲用意することが決まり、数日後にこの連弾編曲が完成した。初演は2004年12月21日。ロシア公演において、ローゼンブラットとシンキンのデュオがアンコールで披露。そして来日した際にも、同デュオにより息のあった美しい演奏がなされた。譜面はいたってシンプルだが、味わい深い小品。演奏時間は4分半程度。伸びやかなメロディーはできるだけ大きなフレーズで演奏されたい。
カッチーニ, ジュリオ:アヴェ・マリア
英語表記/番号 | 出版情報 | |
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カッチーニ, ジュリオ:アヴェ・マリア | Ave Maria |
作品解説
第19回公開録音コンサートプログラムより引用
このバロック風とも、映画音楽風ともいえる曲は実際には、ジュリオ・カッチーニの作ではなく、ウラディミール・ヴァヴィロフ(Vladimir Vavilov 1925-73 ソ連)によって1970年頃に作曲された歌曲と言われている。
録音も楽譜も90年代半まで知られていなかった。
出典が明らかにされず、現在入手できる出版譜は全て編曲されたもので、歌詞がただ”Ave Maria”を繰り返すだけという内容もバロックの様式とは相容れない。
しかし、今やシューベルトやグノーの「アヴェ・マリア」と並んで、重要なレパートリーになっている。
八木下 茂:アベマリア
アヴェ・マリア (曖昧さ回避)
(AVE MARIA から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/10 15:39 UTC 版)
アヴェ・マリア(Ave Maria)は聖母マリアへの祈祷文である。この祈祷文をもとに多くの音楽作品が制作されている。
原義
音楽作品
楽曲
- アヴェ・マリア (グノー) - シャルル・グノーの歌曲。
- エレンの歌第3番 - フランツ・シューベルトの歌曲。「シューベルトのアヴェ・マリア」として親しまれている。
- カッチーニのアヴェ・マリア - ジュリオ・カッチーニによる作品として流布しているが、実際には偽作であるとされる。
- アヴェ・マリア (ブラームス) - ブラームスの女声合唱曲。作品12。
- アヴェ・マリア (ストラヴィンスキー) - イーゴリ・ストラヴィンスキーの歌曲。
- Ave Maria〜Who - 斉藤由貴のシングル。
- アヴェ・マリア (浜田省吾の曲) - 浜田省吾のシングル。
- アベマリア (MINMIの曲) - MINMIのシングル。
アルバム
- AVE MARIA (本田美奈子のアルバム) - 本田美奈子.のアルバム。
映画
- アヴェ・マリア (映画) - 1938年にアメリカ合衆国で公開されたミュージカル映画。
AVE MARIA
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「新世界 (平原綾香の曲)」の記事における「AVE MARIA」の解説
この曲は、ジュリオ・カッチーニ作曲とされる同名楽曲に「新世界」同様、平原オリジナルの歌詞とアレンジを加えて仕上げたもの。平原は本作について以下のように語っている。 アレンジと歌詞について この曲はコントラバス奏者の池松宏さんのCDを聴いていて、歌いたいなと思いました。クラシックなんですけど、アレンジとしてはジャズみたいなイメージにアレンジしてみたいなと思い立ちまして、実際にコントラバスの演奏も池松さんにお願いをしましたね。歌詞はとても短い文章となってる分逆に落とし所が難しかったですね。"真実"を反映させていくと言う意味で音楽に対する気持ちをストレートに歌詞に込めて書き上げました。
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「AVE MARIA」の例文・使い方・用例・文例
- BRAVE HEARTS 海(うみ)猿(ざる)
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