5代目(MD型(セダン)、2010年-2015年/JK型(クーペ)、2013年-)
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「ヒュンダイ・エラントラ」の記事における「5代目(MD型(セダン)、2010年-2015年/JK型(クーペ)、2013年-)」の解説
2010年4月の釜山モーターショーで発表され(同モーターショー唯一のワールドプレミア)、同年8月に発売を開始。外観はYF型ソナタやRC型アクセントと同様に"fluidic sculpture"(流体の彫刻)と呼ばれるスタイリングをまとっている。サイズは全長4,530mmx車幅1,775mmx車高1,435mmと旧型に比べてそれぞれ+25mm、±0mm、-45mmとなり、ワイド&ローを強調。装備的にはHIDヘッドランプやLEDテールライト、フロントの両席エアバッグとサイドエアバッグ、トランクルームから操作できる可倒式リヤシート(トランクスルー)、リヤパーキングアシストシステムなどといったクラスを超えた上級装備を備えながらも、価格上昇を最小限に抑えた。エンジンは140PSを誇る1.6LガンマエンジンのGDi版に6速ATが組み合わせられる。尚、グレードは装備の差異に応じて「デラックス」「ラグジュアリー」「プレミア」「トップ」の4種を設定。 2010年11月11日、韓国で購入から1か月にも満たないMD型アバンテが走行中に火災を起こして爆発・全焼したという事件が報じられ、ヒュンダイは事故の事実を認めた 2010年11月、ロサンゼルスオートショーにて北米デビューを果たした。北米仕様車には150PSを発揮する新開発の1.8Lエンジンが搭載され、高速燃費は40MPG(約17km/L)を誇るとしたが、後年アメリカ合衆国環境保護庁(EPA)により燃費が誇大表示と指摘された。また、北米向けエラントラの製造はソナタと同様にアラバマ州モンゴメリーのヒュンダイ・モーター・マニュファクチャリング・アラバマ (HMMA) にて行なわれる。 2012年1月、フォード・フォーカス、フォルクスワーゲン・パサートを抑え2012年北米カー・オブ・ザ・イヤーの乗用車部門を受賞した。 2012年2月、シカゴオートショーにてエラントラクーペと、エラントラGT(GD型i30ハッチバックの北米版)が発表された。 2013年4月2日、韓国国内で「アバンテクーペ」を発表(車両は先行してソウルモーターショー2013にて展示)。同日に発売開始した。エンジンは2.0LのGDiのみで、「スマート」「プレミアム」の2グレードを用意。しかし、ドアの枚数が異なることを除けばセダンとの違いに乏しかったため、韓国と米国の両国で販売面では大きく失敗した。 2013年8月13日、セダンを「ザ・ニュー・アバンテ」としてマイナーチェンジ。新デザインのバンパーやリヤコンビネーションレンズを採用するとともに、ヘッドライトにLEDを内蔵することで質感を向上させた。パワーユニットについては、輸入車を中心に、近年韓国内で高まりつつあるディーゼル車人気を背景に、新たに1.6L・VGT直噴ディーゼルエンジンをラインナップし、計3種類とした。
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