3代目 FD2型とは? わかりやすく解説

3代目(日本仕様) FD2型(2007 - 2010年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/21 04:35 UTC 版)

ホンダ・シビックタイプR」の記事における「3代目日本仕様) FD2型(2007 - 2010年)」の解説

初代2代目まではベースモデル合わせて全幅1,695mmの5ナンバーサイズだったが、この代からボディ全幅1700mmを超えるので3ナンバーサイズとなる。2006年10月から公式サイト立ち上げ、F1日本GP開催され鈴鹿サーキットプロトタイプ展示されるなど、発売前からプロモーション活動展開された。2007年3月29日発売開始インテグラ4ドアタイプRが生産終了以来6年ぶりの4ドアタイプRでもあり、シビックタイプRとしては2年ぶりの登場となった型式はABA-FD2。 2代目同じくK20A型を採用した一方でエンジンブロックをアコードユーロRと共通化して吸排気系見直し圧縮比の向上を行い最高出力はインテグラタイプR(DC5)やアコードユーロR(CL7)の220PSに対しの225PS/8,000rpmと5PS向上。回転域によっては10PS以上出力が向上している領域もある。ボディ剛性はインテグラタイプRに対し50%向上。タイヤ専用コンパウンド18インチPOTENZA RE-070を採用しサスペンションタイヤ確実に地面捉える非常に固い設定とされた。さらにトルク感応式LSDやBremboブレーキキャリパーブレーキ冷却ダクトスポーツ走行意識した装備なされている。内装ではこれまで採用されていたレカロシートではなく新たに欧州向けTypeRシートを基にしたホンダオリジナルのRspecシート採用された。エンジンスタートスイッチは、タイプRでは初のプッシュスタートシステムを採用している。 前述のように3ナンバーサイズと幅広になったが、ボディセダン型としたことにより、今までの3ドアハッチバック型よりも使いやすさ向上している。これにより世帯持ちユーザー獲得成功している。発売後は1ヶ月での受注台数が約2,100台となるなど、順調な滑り出し見せた2007年9月13日に、シビック ワンメイクレースベース車(競技専用特別仕様)を発売した。ホンダエキサイティングカップワンメイクレース2008ベース車となる。 2008年東京オートサロンでは、ホンダがモデューロパーツを取り付けた「スポーツモデューロ タイプR」や、M-TECが「MUGEN RR」をさらにチューニングした「MUGEN RR Experimental Spec」などのコンセプトカー展示した2008年9月5日マイナーチェンジおこなわれたボディカラーは「クリスタルブラックパール」、受注生産色「プレミアムホワイトパール」、「プレミアムディープバイオレットパール」の標準色と受注生産2色が追加され、「ビビッドブルーパール」が廃止された。 2010年4月19日排ガス規制への対応が困難という理由生産終了公表し同年8月をもって生産終了した。 2010年9月販売終了内装 エンジンルーム ワンメイクレース仕様車(プロトタイプ

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