1959年イギリスグランプリとは? わかりやすく解説

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1959年イギリスグランプリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/26 09:59 UTC 版)

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 1959年イギリスグランプリ
レース詳細
1959年F1世界選手権全9戦の第5戦
日程 1959年7月18日
正式名称 XII RAC British Grand Prix
開催地 エイントリー・モーターレーシング・サーキット
イギリス( イングランド) エイントリー
コース 恒久的レース施設
コース長 4.828 km (3.000 mi)
レース距離 75周 362.10 km (225.00 mi)
決勝日天候 晴(ドライ)
ポールポジション
ドライバー クーパー-クライマックス
タイム 1:58.0
ファステストラップ
ドライバー スターリング・モス (69周目) BRM
ファステストラップ ブルース・マクラーレン (75周目) クーパー-クライマックス
タイム 1:57.0
決勝順位
優勝 クーパー-クライマックス
2位 BRM
3位 クーパー-クライマックス

1959年イギリスグランプリ (1959 British Grand Prix) は、1959年のF1世界選手権第5戦として、1959年7月18日エイントリー・モーターレーシング・サーキットで開催された。

14回目のイギリスグランプリは75周、362kmのレースで行われた。

レース概要

BRPからBRM・P25を走らせたスターリング・モスが2位に入賞し、BRPは初表彰台を獲得した。

ジャック・ブラバムワークスのクーパー・T51で全周回トップを走り、シーズン2勝目を挙げた。スターリング・モスは前戦フランスGPに続いてブリティッシュ・レーシング・パートナーシップ(BRP)からのエントリーでBRM・P25を走らせて首位のブラバムから22秒遅れの2位、ブラバムのチームメイトのブルース・マクラーレンがモスと0.2秒差の3位、BRMのハリー・シェルはブラバムから1周遅れの4位となった。

当レースはインディ500を除いた本年の最多台数となる30台が予選に参加し、24台が決勝に出走した。フェラーリはイタリアでの労働ストライキを理由に欠場したため[1]トニー・ブルックスは前年をもってF1を撤退したヴァンウォールから参加した。ヴァンウォールは前年の軽量改変型マシンを持ち込んだが[2]、13周でミスファイアを起こしてリタイアした。

ドライバーズチャンピオン争いは、優勝したブラバムがブルックスとの差を13点差に広げ、モスとマクラーレンが3位のフィル・ヒルに0.5点差の4位に順位を上げた。

ファステストラップはモスとマクラーレンが1分57秒0を記録したため、2人に0.5点が与えられた。マクラーレンは21歳322日でファステストラップを獲得し、2003年カナダGPフェルナンド・アロンソ(当時21歳321日)が塗り替えるまで、44年間F1史上最年少記録だった。

エントリーリスト

No. ドライバー エントラント コンストラクター シャシー エンジン タイヤ
2 ロイ・サルヴァドーリ デヴィッド・ブラウン・コーポレーション アストンマーティン DBR4 アストンマーティン RB6 2.5L L6 A
4 キャロル・シェルビー
6 スターリング・モス ブリティッシュ・レーシング・パートナーシップ BRM P25 BRM P25 2.5L L4 D
8 ハリー・シェル オーウェン・レーシング・オーガニゼーション BRM P25 BRM P25 2.5L L4 D
10 ヨアキム・ボニエ
12 ジャック・ブラバム クーパー・カー・カンパニー クーパー T51 クライマックス FPF 2.5L L4 D
14 マステン・グレゴリー
16 ブルース・マクラーレン
18 モーリス・トランティニアン RRC ウォーカー・レーシングチーム クーパー T51 クライマックス FPF 2.5L L4 D
20 トニー・ブルックス ヴァンダーヴェル・プロダクツ・リミテッド ヴァンウォール VW59 ヴァンウォール 254 2.5L L4 D
22 イアン・バージェス スクーデリア・セントロ・スッド クーパー T51 マセラティ 250S 2.5L L4 D
24 ハンス・ヘルマン
28 グラハム・ヒル チーム・ロータス ロータス 16 クライマックス FPF 2.5L L4 D
30 アラン・ステイシー
イネス・アイルランド 1
34 ブルース・ハルフォード 2 ジョン・フィッシャー コンノート B アルタ GP 2.5L L4 D
36 ブライアン・ネイラー ブライアン・ネイラー JBW 59 マセラティ 250S 2.5L L4 D
38 ジャック・フェアーマン ハイ・エフィシエンシー・モータース クーパー T45 クライマックス FPF 2.5L L4 D
40 フリッツ・ドーリー スクーデリア・セントロ・スッド マセラティ 250F マセラティ 250F1 2.5L L6 D
42 ロン・フロックハート オーウェン・レーシング・オーガニゼーション BRM P25 BRM P25 2.5L L4 D
44 トレバー・テイラー エース・ガレージ クーパー T51 クライマックス FPF 1.5L L4 D
46 アイヴァー・ビューブ ブリティッシュ・レーシング・パートナーシップ クーパー T51 ボルクヴァルト 1500 RS 1.5L L6 D
48 クリス・ブリストウ
50 マイク・テイラー エキップ・アラン・ブラウン クーパー T45 クライマックス FPF 1.5L L4 D
52 ピーター・アシュダウン
54 キース・グリーン ギルビー・エンジニアリング クーパー T45 クライマックス FPF 1.5L L4 D
56 ビル・モス ユナイテッド・レーシング・ステーブル クーパー T51 クライマックス FPF 1.5L L4 D
58 ヘンリー・テイラー RRH パーネル クーパー T51 クライマックス FPF 1.5L L4 D
60 マイク・パークス デヴィッド・フライ フライ F2 クライマックス FPF 1.5L L4 D
62 デニス・テイラー デニス・テイラー ロータス 12 クライマックス FPF 1.5L L4 D
64 デヴィッド・パイパー ドーチェスター・サービス・ステーション ロータス 16 クライマックス FPF 1.5L L4 D
66 ティム・パーネル RRH パーネル クーパー T45 クライマックス FPF 1.5L L4 D
ソース:[3]
追記
  • ^1 - アイルランドは病気のためステイシーに交代[4]
  • ^2 - エントリーしたが出場せず

結果

予選

順位 No. ドライバー コンストラクター タイム
1 12 ジャック・ブラバム クーパー-クライマックス 1:58.0
2 2 ロイ・サルヴァドーリ アストンマーティン 1:58.0 0.0
3 8 ハリー・シェル BRM 1:59.2 + 1.2
4 18 モーリス・トランティニアン クーパー-クライマックス 1:59.3 + 1.3
5 14 マステン・グレゴリー クーパー-クライマックス 1:59.4 + 1.4
6 4 キャロル・シェルビー アストンマーティン 1:59.6 + 1.6
7 6 スターリング・モス BRM 1:59.7 + 1.7
8 16 ブルース・マクラーレン クーパー-クライマックス 1:59.8 + 1.8
9 28 グラハム・ヒル ロータス-クライマックス 2:00.0 + 2.0
10 10 ヨアキム・ボニエ BRM 2:00.1 + 2.1
11 42 ロン・フロックハート BRM 2:00.2 + 2.2
12 30 アラン・ステイシー ロータス-クライマックス 2:02.8 + 4.8
13 22 イアン・バージェス クーパー-マセラティ 2:03.0 + 5.0
14 36 ブライアン・ネイラー JBW-マセラティ 2:03.1 + 5.1
15 38 ジャック・フェアーマン クーパー-クライマックス 2:04.2 + 6.2
16 48 クリス・ブリストウ クーパー-ボルクヴァルト 2:04.4 + 6.4
17 20 トニー・ブルックス ヴァンウォール 2:04.4 + 6.4
18 46 アイヴァー・ビューブ クーパー-ボルクヴァルト 2:04.8 + 6.8
19 24 ハンス・ヘルマン クーパー-マセラティ 2:05.6 + 7.6
20 40 フリッツ・ドーリー マセラティ 2:05.6 + 7.6
21 58 ヘンリー・テイラー クーパー-クライマックス 2:05.6 + 7.6
22 64 デヴィッド・パイパー ロータス-クライマックス 2:06.0 + 8.0
23 52 ピーター・アシュダウン クーパー-クライマックス 2:06.2 + 8.2
24 50 マイク・テイラー クーパー-クライマックス 2:07.0 + 9.0
25 56 ビル・モス クーパー-クライマックス 2:07.2 + 9.2
26 60 マイク・パークス フライ-クライマックス 2:07.6 + 9.6
27 44 トレバー・テイラー クーパー-クライマックス 2:08.2 + 10.2
28 54 キース・グリーン クーパー-クライマックス 2:09.8 + 11.8
29 66 ティム・パーネル クーパー-クライマックス No Time
30 62 デニス・テイラー ロータス-クライマックス No Time
ソース:[5]
注記
  • 上位24台が決勝進出

決勝

順位 No. ドライバー コンストラクター 周回数 タイム/リタイア原因 グリッド ポイント
1 12 ジャック・ブラバム クーパー-クライマックス 75 2:30:11.6 1 8
2 6 スターリング・モス BRM 75 + 22.2 7 6.5 1
3 16 ブルース・マクラーレン クーパー-クライマックス 75 + 22.4 8 4.5 1
4 8 ハリー・シェル BRM 74 + 1 Lap 3 3
5 18 モーリス・トランティニアン クーパー-クライマックス 74 + 1 Lap 4 2
6 2 ロイ・サルヴァドーリ アストンマーティン 74 + 1 Lap 2
7 14 マステン・グレゴリー クーパー-クライマックス 73 + 2 Laps 5
8 30 アラン・ステイシー ロータス-クライマックス 71 + 4 Laps 12
9 28 グラハム・ヒル ロータス-クライマックス 70 + 5 Laps 9
10 48 クリス・ブリストウ クーパー-ボルクヴァルト 70 + 5 Laps 16
11 58 ヘンリー・テイラー クーパー-クライマックス 69 + 6 Laps 21
12 52 ピーター・アシュダウン クーパー-クライマックス 69 + 6 Laps 23
13 46 アイヴァー・ビューブ クーパー-ボルクヴァルト 69 + 6 Laps 18
Ret 4 キャロル・シェルビー アストンマーティン 69 イグニッション 6
Ret 40 フリッツ・ドーリー マセラティ 57 アクシデント 20
Ret 42 ロン・フロックハート BRM 53 スピンオフ 11
Ret 38 ジャック・フェアーマン クーパー-クライマックス 39 ギアボックス 15
Ret 10 ヨアキム・ボニエ BRM 37 ブレーキ 10
Ret 22 イアン・バージェス クーパー-マセラティ 31 トランスミッション 13
Ret 24 ハンス・ヘルマン クーパー-マセラティ 21 ギアボックス 19
Ret 64 デヴィッド・パイパー ロータス-クライマックス 19 オーバーヒート 22
Ret 36 ブライアン・ネイラー JBW-マセラティ 18 トランスミッション 14
Ret 50 マイク・テイラー クーパー-クライマックス 17 トランスミッション 24
Ret 20 トニー・ブルックス ヴァンウォール 13 イグニッション 17
DNQ 56 ビル・モス クーパー-クライマックス 予選不通過
DNQ 60 マイク・パークス フライ-クライマックス 予選不通過
DNQ 44 トレバー・テイラー クーパー-クライマックス 予選不通過
DNQ 54 キース・グリーン クーパー-クライマックス 予選不通過
DNQ 66 ティム・パーネル クーパー-クライマックス 予選不通過
DNQ 62 デニス・テイラー ロータス-クライマックス 予選不通過
ソース:[6]
追記

第5戦終了時点のランキング

  • : トップ5のみ表示。ベスト5戦のみがカウントされる。

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ (林信次 1999, p. 79)
  2. ^ (林信次 1999, p. 83)
  3. ^ Britain 1959 - Race entrants”. statsf1.com. 2018年3月3日閲覧。
  4. ^ Britain 1959 - Result”. statsf1.com. 2018年3月3日閲覧。
  5. ^ Britain 1959 - Qualifications”. statsf1.com. 2018年3月3日閲覧。
  6. ^ 1959 British Grand Prix”. formula1.com. 2014年2月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年8月16日閲覧。

参照文献

外部リンク


前戦
1959年フランスグランプリ
FIA F1世界選手権
1959年シーズン
次戦
1959年ドイツグランプリ
前回開催
1958年イギリスグランプリ
イギリスグランプリ 次回開催
1960年イギリスグランプリ



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