高田川高校
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/12 05:39 UTC 版)
ごっちゃん(後藤秀輝) この作品の主人公。勘違いと偶然が重なり「大関の息子」と思われて相撲部に入部することとなるが、実際は相撲経験は皆無。1年C組。酒屋の息子で、店の手伝いをしていた経験から、吊りの力は非常に強い(100キロ以上の巨体も持ち上げられる)が、他の力は「小動物並み」と例えられるほど貧弱。「ごっちゃんです!」が口癖だが、基本的にセリフが少ない。非力さと裏腹に、性格はかなりの負けず嫌いで何故か自信家だが、一方で努力が嫌いでいい加減な面もある。最終回ではプロの力士となり、大関の一歩手前までになっていた。 泉純太 アキラと一緒にいる相撲部員。2年生。塊に太っているからと無理やり入部させられた。気弱で緊張しやすく、いつもどうしたら勝てるかではなく、どうしたら怒られないように上手く負けられるかばかり考えているため、非常に消極的な相撲しか取らず、部員の中で一番弱い。しかし、高校トップクラスの実力を持つ先輩達との練習や、牛とのムチャな特訓などで肉体的には非常に強くなり、インターハイ予選の団体決勝戦で初勝利。そのことで自信をつけたのか最終回では横綱にまでなっていることが判明した。 植田アキラ 純太と一緒にいる相撲部員。元は野球部員。2年生。割と器用な戦い方をするが、強豪校の部員には及ばない中の下程度の実力。劇中では語り部的な役柄。純太とともに勘違いからごっちゃんを相撲部に引き込んだ張本人で、ごっちゃんの正体が槐にばれないようにするために必死に奔走する。相撲に関しては最初は嫌々始めたが、試合や特訓の中で次第に面白さに目覚めていき精神的にも成長した。 槐弘美 相撲部員。愛称はカチ。2年生(北島や伊藤と入学年度は同じだが、留年しているため)。 凶暴かつバカ。ごっちゃんを大関二世と信じて疑わない。元々は「神童」と呼ばれたほどの相撲の天才児であった。心技体のうち、技体は満点だがすぐにカッとなる性格が災いして、全国クラスの実力ながら上位ではなかなか成績を残せずにいる。授業中は常に寝ており、たまに起きると「みんなの迷惑になるから」と先生に怒られる。 インターハイ予選での度重なる負け試合から己を反省し、挑発にも動じないようになり、ランディーからは「欠けていた「心」も手に入れた」と評された。本来は先述のとおり技術も非常に高かったが、パワーだけで勝てる試合ばかりであったことから慢心してしまっていた。そのため北嶋たちも本当の実力は知らなかった。最終回のラストシーンでは本当の相撲取りになったごっちゃんの応援に駆けつけている。 北嶋健二 相撲部主将。3年生。愛称はキタジ。圧倒的なパワーで攻め込む押し相撲を得意とし、「鉄人」の異名で強豪校からも一目置かれている。真面目で冷静な性格だが、一方でごっちゃんが実際には弱いことが分かっても柔軟に対応したり、先鋒と次鋒に自身と槐の二強を配置する大胆な作戦を取り「勝利を目指すことは逃げとは言わねえよ」と語るなど、相撲部の中では一番大人。 伊藤秀郎 相撲部員。3年生。くどい顔は外国人並。軽量級だが職人と称されるテクニシャンでありなかなかの実力の持ち主だが、作中前半に純太のせいで鼻を負傷してしまい、その純太に枠を譲ることになる。それでもプロテクターをつけて稽古場に立つなど、相撲を愛する大らかな性格。
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