駅伝偏重とインカレポイントとは? わかりやすく解説

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駅伝偏重とインカレポイント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 22:28 UTC 版)

東京箱根間往復大学駅伝競走」の記事における「駅伝偏重とインカレポイント」の解説

大学経営策の一環として箱根駅伝PR効果期待する大学増えている。そのため「陸上競技部」と称しながら実際に長距離部門中心に運営している大学や、挙句の果てには「駅伝部」を称する大学、「陸上部監督」とは別に駅伝特化した駅伝監督」なるポジション存在する大学見られる予選会出場する大学中には予選会全力傾けるため、インカレへの出場消極的になりがちな大学もある。 予選会成績関東インカレポイント導入した背景には、上記の「駅伝偏重対策大きく影響している。主催者側箱根駅伝を「世界通じ陸上競技者育成」としており、その原点に立ち返る意味で導入した。このシステム導入時から物議を醸しており、関東学連導入後5年経過した2007年機にシステム再構築考え可能性残した一方で廃止論などに対し沢木啓祐は「たまたま同じ大学悲劇対象になっているだけ」という見方示し、既に導入から5年経過しており各大学とも対策練っていると廃止論一蹴青葉昌幸も「出場枠増にも様々な経緯があるだけに、そのような事情知らないで(落選したチームが)かわいそうだと言われても困る」とコメントしている。総じて関東学連側は、見直し論については当初の予定どおり検討第84回2008年)の予選会よりポイント方式変更されたものの廃止には否定的な見方示していた。 インカレポイントについて、第86回2010年終了時から廃止継続又は新制度導入などの議論重ねた結果2012年6月6日行われた関東学連代表委員総会において、第89回2013年)は現行どおり実施第90回2014年)は不採用とすることが決定された。第91回2015年以降については、廃止継続いずれの可能性残し継続して検討重ねたところ、2013年6月10日関東学連代表委員総会で「インカレポイントは5年1回記念大会にのみ採用する」と決定された。具体的な運用については今後決定するとしている。現在検討されている方式予選会とは別個に予選会免除される「インカレポイント」の創設である。この方式では、直近5年間の関東学生対校選手権総合順位エントリー人数ポイント換算して上位1位の大学本戦出場獲得することになる(時事通信社報道による)。 2014年3月31日関東学連代表委員総会において、従来関東インカレポイントにかわって第95回大会からの5年ごとの記念大会において5年間の総合成績累計が最も多い大学出場与え関東インカレ成績枠創設されることが正式に決定された。しかし、第95回大会後、この関東インカレ成績枠1回限り廃止されることが決定今後インカレポイントがどのように活用されていくのかは不明である。

※この「駅伝偏重とインカレポイント」の解説は、「東京箱根間往復大学駅伝競走」の解説の一部です。
「駅伝偏重とインカレポイント」を含む「東京箱根間往復大学駅伝競走」の記事については、「東京箱根間往復大学駅伝競走」の概要を参照ください。

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