馬渡坂上・西御門系統
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「ちばグリーンバス」の記事における「馬渡坂上・西御門系統」の解説
田町車庫 - 京成佐倉駅 - 神門 - 馬渡坂上 - 並木 - 坂戸 - 西御門1962年(昭和37年)9月20日:臼井駅〜馬渡(現・旧道沿い、馬渡局入口の近く)〜八坂神社〜飯塚入口を開通。 1965年(昭和40年)頃:臼井駅〜馬渡〜八坂神社〜西御門に延長。 昭和40〜50年代:田町車庫〜馬渡〜西御門に短縮。 昭和50〜60年代:田町車庫〜馬渡〜並木〜八街駅を開通。 1991年(平成3年)6月12日:馬渡経由八街駅便を廃止。 1994年(平成6年)6月16日:田町車庫〜馬渡局入口〜並木〜西御門に変更。 2000年(平成12年)7月16日:ちばグリーンバスへ移管。岩富線、馬渡線と併せて神門線となる。 2011年(平成23年)4月16日:8〜18時の時間帯の運転廃止により、6往復→2往復。馬渡坂上折返し便を新設(4往復)。 2015年(平成27年)2月16日:神門線ダイヤ改正。馬渡坂上・西御門系統は本数維持。 西御門(にしみかど)発着便(旧名馬渡線)は神門から西へ折れ、馬渡地区を経由してから並木まで行った後、県道経由で八街側に戻って、坂戸から佐倉市南端の西御門に入る。この路線は今も昔も中型車を使用している。以前は神門から先で旧道を走り、八坂神社(八坂神社入口ではなく神社の鳥居の目の前)から坂戸までショートカット運行していた。この神門〜馬渡〜八坂神社〜馬渡坂下〜坂戸間は道が狭く、特に八坂神社〜坂戸間はワンマン運行が困難であった。また、終点の西御門も平成初頭までは折返場がなく、ワンマンでの折返しが困難であった。このため、当時の馬渡線はワンマンカーになってからも、途中の八坂神社より誘導員が乗車していた(その誘導員は車庫との移動のために千葉線八坂神社折返便に便乗することもあった。)現在は並木を経由するようになっている。 西御門は佐倉市の南端であり、千葉市との市境も近い。実際、西御門から千葉市コミュニティバス「おまごバス」の内小間子まではそう遠くなく、30分ほどで歩いて行ける。 なお、以前は西御門→京成佐倉駅→市役所→田町車庫という便も存在しており、これはJR駅から直通するのでなく、二番町経由で京成駅まで坂を下り、その後もう一度坂を上ってから市役所側に入るというものだった。このルートでは、走行する道路に重複区間があるものの、停留所では重複するものがなかった。 この他、1991年(平成3年)6月12日までは田町車庫→馬渡→八坂神社→並木→八街駅という便が1本だけあった。八坂神社〜並木も旧道経由であった。同統計書により、この便が1986年(昭和61年)以降運行されていたことはわかるのだが、それより前については、統計がないので詳しくわからない。なお、同便は八街駅に着くと、飯塚入口まで回送し、そこから再び並木・八坂神社・馬渡経由で田町車庫に戻っていた。 2011年(平成23年)1月16日のダイヤ改正では、同じ神門線の和田系統・新田場入口系統のような年度途中の減便はされず、若干の時刻調整のみとなった。しかし、2010年11月25日から開始した「佐倉市南部地域デマンド交通」実証運行エリアと西御門系統の並木バス停・川村美術館バス停付近から終点の西御門バス停までの区間が重複する。その影響により、2011年4月に西御門系統の日中の運行区間の短縮化を含むダイヤ改正を行うことは既に発表されていた。その後2011年1月の予告通り、2011年4月16日の改正では、デマンド交通の運行時間帯(8〜18時)の西御門系統の運行は馬渡坂上〜西御門間において区間廃止され、同時に馬渡坂上折返し便が新設された。馬渡坂上折返し便の新設をすることで、デマンド交通エリア外の運行本数はすべて維持している。しかし、その後デマンド交通は廃止された。 2019年1月16日のダイヤ改正で、町方 - 西御門間は、日中は佐倉市コミュニティバスが物井駅からと千城台駅から運行されるようになり、コミュニティバスの本数が大幅に増え、実質的な代替路線になっている。ただし西御門発着の一般路線バスも早朝と夜の1日2本だけは残っている。
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