馬瀬川第一発電所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/08 07:48 UTC 版)
また電気事業者である中部電力は馬瀬川第一発電所にて、岩屋ダムと同じ1976年に完成した直下流の馬瀬川第二ダム(重力式コンクリートダム・44.5m)との間で揚水発電(混合揚水)を行っている。二台の水車発電機を有し、合計最大出力は288,000kW。採用された立軸形斜流(デリア)ポンプ水車の出力は、世界最大の149,000kWである。木曽川水系では奥美濃発電所・高根第一発電所に次ぐ出力を誇る。 こうして岩屋ダムは木曽川治水の要として、また名古屋市を始めとする東海地方の水がめとして、味噌川ダム(木曽川)・牧尾ダム(王滝川)・阿木川ダム(阿木川)と共に重要な役割を果たしている。
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