飯田線北殿駅列車正面衝突事故とは? わかりやすく解説

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飯田線北殿駅列車正面衝突事故

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 23:16 UTC 版)

日本の鉄道事故 (1950年から1999年)」の記事における「飯田線北殿駅列車正面衝突事故」の解説

1989年平成元年4月13日 16時58分ごろ(列車衝突事故JR東海飯田線北殿駅において、停車中の天竜峡長野行き下り普通537M列車169系電車3両編成)に上諏訪天竜峡行き上り普通248M列車119系電車2両編成)が正面衝突下校途中高校生146名が負傷した原因は、上り列車運転士ATSロング地上子警報を受け、確認扱い行い出発信号機進行現示場内信号機停止現示から進行現示変更したものと誤認速度節制行わず運転を継続場内信号機停止信号冒進した。場内信号機ATS直下地上子による警報作動したが、車両接触限界内に停車できず、下り列車過走対策によりポイント下り列車方向向いていたタイミングだったため正面衝突した飯田線ではATS-Sが使用されていたが、このシステムでは、警報鳴動し運転士確認扱い行った後は、停止信号忘れて、あるいはこの事故のように信号誤認して運転して非常ブレーキ作動しなくなる、運転士注意力全面的に依存したものであり、この弱点突かれ事故であった上記東中野追突事故とこの北殿駅正面衝突事故受けてJR各社はATS-Sの緊急改良決め非常停止機能追加したATS-SN開発JR東日本東海担当してJR全社採用し、ATS-Sの場内信号機出発信号機などの絶対信号機直下地上子をこの非常停止地上子換装、これをJR北海道はATS-SN、JR東日本はATS-SNとした。JR東海はさらに車上時素式速度照査機能追加してATS-STとし、-STから列車番号通知機能除き車上装置MPU制御式としてJR西日本再設計し (ATS-SW)、それをJR九州 (ATS-SK)・四国 (ATS-SS) が採用追ってJR貨物(新ATS-SF)がST速度照査ボード追加採用した(駅間に設置する閉塞信号機停止信号警報のみのATS-Sのままである)。@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}平成初の鉄道事故。[要出典]

※この「飯田線北殿駅列車正面衝突事故」の解説は、「日本の鉄道事故 (1950年から1999年)」の解説の一部です。
「飯田線北殿駅列車正面衝突事故」を含む「日本の鉄道事故 (1950年から1999年)」の記事については、「日本の鉄道事故 (1950年から1999年)」の概要を参照ください。

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