頭文字D ARCADE STAGE 4改(-フォー かい)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 17:42 UTC 版)
「頭文字D ARCADE STAGE」の記事における「頭文字D ARCADE STAGE 4改(-フォー かい)」の解説
『頭文字D Arcade Stage 4』を一部改良した作品で、過去に2度ロケテストが行われていた。2008年3月24日から稼働している。なお変更点は以下のとおりである。 タイトルとロゴの変更。現行のものに「改」と追加されている。 車種の追加。海外版のみに登場していた、ALTEZZA RS200 Z-EDITION (SXE10)・RX-8 Type S(SE3P)・EUNOS ROADSTER(NA6CE)が追加されている。「公道最速伝説」でのライバル追加はない。 アンダーステアからオーバーステアへと変更。 これまでアンダーステアが出たポイントで、車体が急激に横へ向き、外側へと流される。この状態になると、アクセルを離してもブレーキを踏んでも、挙動を治めることは非常に難しい。同時に、これまでアンダーキャンセルと呼ばれていた、アンダーによる加速ペナルティを解消する方法も、使用してもほぼ無意味となっている。上記の操作性の変更により、ドリフトの成功率を上げなければ速く走れない。しかし操作感覚が馴染まず、「横滑りが激しい」などと言われている。 コーナーごとの速度制限は相変わらず。 壁のペナルティが思った以上に大きくなり、少しでもかすった場合と全くかすらなかった場合の差が激しくなる。それに加えレブ縛りは相変わらず存在するため、例えブーストがオンであっても相手がミスをしない限り追いつくのは容易ではなく、1ミスが命取りとなる場合が多くなった。 BGMの選択が可能。『4』からの追加は無い(「公道最速伝説」の隠しキャラで使用されていた楽曲はこのバージョンで最初から選択可能となる)。また、新たにVer.3にもあった「NO BGM」も選択できる。 海外仕様と同じく十字キー・スタートボタン・ビューチェンジボタンが光るようになっている。 演出の変更。ドリフト時のスモークの量が増える、相手の車体やガードレールなどに接触すると火花が散るなど、海外版とよく似た仕様になっている。 オープニングムービーでの演出変更。タイトルロゴの出現の仕方などが変化している。その他、一部映像や音声も変更がある。 LIVE画面の追加。 2台の筐体が店内LANで繋がっている場合、一方で走行中であれば、もう1台の筐体にLIVE画面として、リプレイ視点で映像が映し出される。リプレイとは違い、全国対戦の場合も表示される。なお、これまでのリプレイも残っている。 NEWSテロップの追加。ゲームがされていない状態では、画面右上にNEWSテロップが表示される。ロケテストでは車種の追加などの情報が記載されていた。 「頭文字D.NET」有料会員のみ、チューニングショップ内での車の色を変更できる。値段は100000Pts。 バージョンの変更。 『頭文字D Arcade Stage 4』の項目の通り、1回目のロケテストでは「1.50」或いは「1.51」、2回目のロケテストでは「1.5」と表示されていて、現在のバージョンは2回目のロケテストと同様で「1.5」となっている。 なお、この改にバージョンアップしてから初めてセガによるプレイログの取得(オンライン店舗に限る)が行われるようになり、無印で横行した壁などを使用する不正な走行を行ったプレイヤーに対し、免許証を無効化(確認次第オンライン筐体で使用した際に使用済カードにして使用できなくさせる)やランクの降格というペナルティーを課す措置も行われるようになった。 Version1.2まで走行中のバグ(コース上に謎の残像や壁のようなものが現れる)があった。これは筐体の廃熱不足や掃除不足のため埃がたまるなどによって起こる、グラフィックボードの熱暴走が原因と考えられており、2008年6月にグラフィックボードの交換が行われ改善された模様。
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