陸軍分列行進曲とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 製品 > 音楽作品 > 楽曲 > 吹奏楽曲 > 陸軍分列行進曲の意味・解説 

陸軍分列行進曲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/03 04:49 UTC 版)

陸軍分列行進曲』(りくぐんぶんれつこうしんきょく)は、大日本帝国陸軍行進曲として作曲・制定され、陸上自衛隊日本の警察の行進曲として使用されている日本の儀礼曲


  1. ^ 『音楽界』148号、音楽出版社、1914年大正3年)2月
  2. ^ 江藤淳『南洲残影』ISBN 4-16-353840-2 に編曲の経緯が詳しい。
  3. ^ 横田庄一郎 (2004.3). 西郷隆盛惜別譜. 朔北社 
  4. ^ a b c d e f 瀬戸口軍楽長校閲、音楽社編輯局編曲『扶桑歌 分列式行進曲』音楽社出版部、1912年(明治45年)3月20日。 国立国会図書館デジタルコレクションで公開されているオンライン版、2019年6月19日閲覧)
  5. ^ 『吹奏樂 観兵式分列行進曲(陸軍省制定)』10050-A、POLDOR、1927年(昭和2年)
  6. ^ a b 堀内 1931, p. 209, 「明治35年5月帝國陸軍省は此の行進曲中から「扶桑歌」を省き、序奏から直に「拔刀隊」の旋律に入る樣にして「分列行進曲」を制定し、觀兵式の際公式に用ふるものとし、現にその行進曲は廣く知られてゐる。 (中略) 茲に載せた譜は納所辨次郞氏所藏の古い寫本に依つた。これは恐らく原作のままの形だらうと納所氏が云はれた。現行の陸軍分列行進曲とは伴奏の形が違ひ、また最後の「玉ちる劔」の歌詞のところから旋律が五度違つてゐる。」(※文字強調は引用者)。
  7. ^ 浅木洋二編著『ハーモニカ合奏総譜NO.4観兵式分列行進曲 カール王行進曲』シンフォニー樂譜出版社發行、1937年(昭和12年)
  8. ^ a b 山口 1937, p. 435, 「陸軍分列行進曲トリオニコノ≪拔刀隊≫ガ編マレテアル。」(※文字強調は引用者)
  9. ^ 日本博覽會協會 編「『國防博の夕』プログラム」『國民精神總動員 國防大博覽會開設誌』日本博覽會協會、1939年(昭和15年)1月、70頁。doi:10.11501/1266497 オンライン版当該ページ、国立国会図書館デジタルコレクション)
  10. ^ 瀬戸口晃 (昭和35年5月15日). 共同版ブラスバンド楽譜 No.106 扶桑歌(観兵式分列行進曲). 共同音楽出版社 
  11. ^ 司馬遼太郎. 坂の上の雲 
  12. ^ 防衛庁・自衛隊50周年記念観閲式|DVD|ワック”. 2019年2月26日閲覧。
  13. ^ 平成19年度 自衛隊観閲式|DVD|ワック”. 2019年2月26日閲覧。
  14. ^ 『不滅の日本行進曲傑作集(2)』ASIN: B0001FAC8E、ユニバーサルミュージッククラシック、2004年(平成16年)
  15. ^ シャルル・ルルー作曲・瀬戸口晃編曲『扶桑歌 : 観兵式分列行進曲』共同音楽出版社〈共同版ブラスバンド楽譜〉、昭和35年(1960年)表紙裏の解説
  16. ^ 堀内敬三『音楽五十年史』ISBN 4-06-158138-4(昭和52年6月10日講談社・講談社学術文庫)p.133
  17. ^ 扶桑歌の古い演奏の復刻は、「CD『お雇い外国人の見た日本~日本洋楽事始』」で聞くことができる。同CDにおける前田健治 (ピアニスト)の演奏による「扶桑歌」は、掲出の楽譜に忠実に演奏された重要な録音である。
  18. ^ 中村理平『洋楽導入者の軌跡-日本近代洋楽史序説-』刀水書房p.605~p.615に詳しい。また、同p.615にはその楽譜の表紙写真がある。
  19. ^ シャルル・ルルー作曲・瀬戸口晃編曲『扶桑歌 : 観兵式分列行進曲』共同音楽出版社〈共同版ブラスバンド楽譜〉、昭和35年(1960年)表紙裏の解説
  20. ^ 金田一春彦・安西愛子編『日本の唱歌〔下〕 学生歌・軍歌・宗教歌篇』講談社文庫、ISBN 4-06-131370-3、119ページに軍歌としての「抜刀隊」に関する詳述がある。
  21. ^ 堀内敬三『定本日本の軍歌』実業之日本社〈実日新書〉、昭和52年(1977年)p.35~36
  22. ^ CD「お雇い外国人の見た日本~日本洋楽事始」収録中、12曲目「小娘」
  23. ^ 一かけ二かけて
  24. ^ Georges Bizet (1875). Carmen. Choudens père et fils. p. 90 IMSLPで公開されているオンライン版、PDF形式)
  25. ^ CD『お雇い外国人の見た日本~日本洋楽事始』キングインターナショナル、平成13年(2001年)、付属ブックレットp.7
  26. ^ a b 堀内敬三『定本日本の軍歌』実業之日本社〈実日新書〉、昭和52年(1977年)p.37
  27. ^ 金田一春彦・安西愛子編『日本の唱歌〔下〕学生歌・軍歌・宗教歌篇』講談社〈講談社文庫〉、昭和57年(1982年)、ISBN 4-06-131370-3、p.119
  28. ^ 堀内 1931, p. 209, 「此の曲の始めが歌劇「カルメン」第二幕に出て來るスペインの軍歌に似てゐる事は面白い。ルルーは勿論「カルメン」をよく知つて來朝したのだらうから其の影響がここに出たのだ。」.
  29. ^ 堀内敬三『ヂンタ以來』アオイ書房、昭和9年(1934年)p.59
  30. ^ 長田暁二「日本軍歌全集」(昭和51年(1976年)10月20日 音楽之友社)p.480
  31. ^ 中村理平『洋楽導入者の軌跡-日本近代洋楽史序説-』刀水書房p.594~p.595
  32. ^ 堀内敬三『音楽五十年史』ISBN 4-06-158138-4(昭和52年6月10日講談社・講談社学術文庫)p.133~p.134
  33. ^ 堀内敬三『音楽五十年史』ISBN 4-06-158138-4(昭和52年6月10日講談社・講談社学術文庫)p.133~p.134
  34. ^ 陸上自衛隊サイト内の音源ギャラリー(ページ中段「行進曲」カテゴリから陸軍分列行進曲がダウンロードできる。)このリンクにある陸軍分列行進曲のアレンジも「扶桑歌の前奏」→「抜刀隊のトリオ」→もう一度「扶桑歌の前奏」である。
  35. ^ 坂本圭太郎『物語・軍歌史 音楽の中の戦いのうた』(昭和59年4月25日 創思社出版)p.18
  36. ^ 長田暁二『日本軍歌全集』(昭和51年10月20日 音楽之友社)
  37. ^ 堀内敬三「定本日本の軍歌」(昭和52年11月10日 実業之日本社)p.36
  38. ^ 堀内敬三『音楽五十年史(上)』講談社〈講談社学術文庫〉、昭和53年(1978年)、p.133


「陸軍分列行進曲」の続きの解説一覧




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「陸軍分列行進曲」の関連用語

陸軍分列行進曲のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



陸軍分列行進曲のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの陸軍分列行進曲 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS