軍歌・行進曲の制定
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1882年(明治15年)、東京大学教授外山正一が詩集『新体詩抄』に抜刀隊の奮戦を題材とした「抜刀隊の詩」を発表し、その詩にフランス軍楽隊からのお雇い外国人シャルル・ルルーが曲を付け、1885年(明治18年)に軍歌「抜刀隊」が発表された。さらにこの「抜刀隊」をベースとして、軍歌「扶桑歌」の旋律を組み合わせて、1886年(明治19年)にいわゆる「陸軍分列行進曲」が作曲され、帝国陸軍の公式行進曲として採用された。 現在も陸上自衛隊と警視庁を含む道府県警の公式行進曲として受け継がれており、陸上自衛隊は観閲式などで陸上自衛隊の音楽隊により演奏され、警察は機動隊観閲式や視閲式などで警察音楽隊によって演奏されている。
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