関連シール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/07 15:46 UTC 版)
「ビックリマン プロ野球チョコ」の記事における「関連シール」の解説
上記シリーズとの直接的な繋がりはないが、同じプロ野球をモチーフとしたシールの元祖は、1988年にロッテオリオンズの本拠地である川崎球場へ試合を見に来た子供ファンに配布されたオリオンズヒーローシールシリーズとされている。キャラクターのモデルとなった選手は、「スーパーオリオン」と冠された当時の有藤道世監督と9選手の全10種類。それぞれ「パート1」と「パート2」のヴァージョン違いがあるため20種類になる。パート1の裏書きは選手名、生年月日と身長、体重、出身校、趣味、愛称、選手メッセージで、パート2の裏書きはビックリマン悪魔vs天使シールのようなレイアウトになっており、それらしい雰囲気の文章とイラストが添えられている。その裏書きによると選手のキャラクターは「9神士」と総称されており、3キャラ一組で「3闘士」「3救士」「3勇士」と区分されている。スーパーオリオンは1枚ずつ、それ以外は前述の3キャラずつの組み合わせで、ポチ袋に入れて配布された(袋もパートによって違う)。 シール化された選手以外にも10人の選手(伊良部秀輝・小川博・斉藤巧・佐藤健一(現・兼伊知)・関清和・園川一美・高沢秀昭・仁科時成・袴田英利・ビル・マドロック)をモチーフにした同様のイラストが制作されており、団扇や缶バッジなどのキャラクターグッズに使用されていた。 スーパーオリオン - 有藤道世監督 ●3救士 フォーク守神 - 牛島和彦投手 水上業師 - 水上善雄内野手 新ロッ帝王 - 古川慎一外野手 ●3闘士 荘快投球王 - 荘勝雄投手 鉄壁守護神 - 上川誠二内野手 ベース盗騎士 - 西村徳文内野手 ●3勇士 まさかり大明神 - 村田兆治投手 愛甲で勝 - 愛甲猛内野手 豪打球神 - 横田真之外野手 現在では、非売品であるがビックリマンを作った「ロッテ正規のもの」であること、球場での子供限定配布だったこと、綺麗な状態で保存されていることが少ないこと、等から希少価値が出ている。 詳細は「ビックリマン#レアなシール」を参照 さらにロッテ以外の物ではタカオカ食品の「ピーキャラマンチョコ・昆虫ロボ軍VS忍法超人軍」やチロルチョコの「改造そっくリーグ」などがあった。「改造そっくリーグ」の方は「ガムラツイスト」に近いダブルシールで1枚目が改造前、2枚目が改造後(名前は『悪魔ユミ(真弓)』『おーしまうま(大島)』など選手名をもじったダジャレになっている)という設定。2枚目は籤を兼ねており、当たりが出るともう一つチョコがもらえるというシステムだった。またモチーフは12球団全てではなく、わけあり恐人(巨人)、サンシンイタイガー(阪神)、中だんトラブルズ(中日)、オセーボライアンズ(西武)の4球団のみだった。選手のラインアップから、1986~87年ごろの発売と思われる。 わけあり恐人(巨人) 王監督、松本、篠塚、クロマティ、原、吉村、中畑、サンチェ(8種) サンシンイタイガー(阪神) 真弓、バース、掛布、岡田、田尾、平田、キーオ、中西(8種) 中だんトラブルズ(中日) 星野監督、仁村、ゲーリー、落合、宇野、大島、中尾、小松、郭源治(9種) オセーボライアンズ(西武) 石毛、金森、秋山、清原、伊東、渡辺久、工藤、松沼兄、郭泰源(9種)
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