関城家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/28 17:11 UTC 版)
「ぼくたちは勉強ができない」の記事における「関城家」の解説
関城 紗和子(せきじょう さわこ) 声 - 大西沙織 化学部部長。一人称は「私」。 ロングヘアーでお団子にまとめ、制服の上から白衣を羽織っている。髪の色は茶色で瞳の色は紅色。理系のテストでは理珠に次ぐ2位で、彼女をライバル視しているが、実際には彼女と仲良くなりたいと思っている。同級生のことはフルネームで呼ぶ。誕生日は8月3日。 中学時代から秀才だったが、好成績を妬むクラスメイトからの心無い言葉に傷つき一時保健室登校していた。そんな中受けた外部模試でたまたま隣の席になった理珠の「人目を気にせず自分を貫く」スタンスに憧れを抱き、彼女と同じ進路に進むべく努力するようになった(これに伴い保健室登校を止め、白衣を羽織るようになった)。しかし、高校進学後も気恥ずかしさから2年以上理珠に話しかけることができず現在に至る。 文乃が間違えて送ったメールのアドバイスに従って行動した結果、理珠と友人になってからは「理珠の親友」を自称する。また、理珠が成幸に無自覚な恋愛感情を抱いていることにも感付き、理珠を喜ばせようと成幸とくっつけようする。 二次試験で弓弦羽大学の数学科を受験し、合格する。 第1回キャラクター人気投票での順位は8位(365票)。第2回キャラクター人気投票での順位は7位(168票)。機械仕掛けの親指姫編 大学1年生となり成幸と真冬が以前訪れた事故物件に理珠とルームシェアしており、理珠からは「紗和子」と下の名前で呼ばれるようになっている。小さい頃に両親から誕生日プレゼントとして貰った化学器具セットを化学に興味を持ち、勉強を頑張るようになったきっかけとしている。ゲームセンターでクレーンゲームをする描写がよく見られる。 母親が家出したと知ったときには両親のことだからと介入しない意向を見せ「寂しくないフリ」をしたが内心寂しく思っており成幸たちの働きかけにより、両親と共にボードゲームをする機会が設けられた際は涙ながらに両親の復縁を訴えかける。家族との関係が戻った後、理珠と成幸をフルネームではなく下の名前で呼ぶようになる。 最初は理珠と同様みさおを認識することはできなかったが即売会があってから成幸と同様みさおを目視できるようになっている。 関城 計子(せきじょう けいこ) 声 - 佐藤聡美 紗和子の母。一人称は「私」で娘の紗和子のことは「紗和子さん」、夫の翔を「翔さん」と呼ぶ。 優しくて家事のできる母親であるが、気弱で娘に対しても気を遣うあまりオドオドした態度になる。趣味はお釣りの暗算だが特技ではない。 夫婦共働きであるがゆえに夫の翔とは育児や家事をめぐって喧嘩することが多かったが、ついに家出を決意すると紗和子に理珠とのルームシェアをやめて自身と暮らすよう提案する。しかしボードゲーム即売会にて成幸たちの働きかけにより家族3人で「さわこのうどん人生」を試遊する機会が設けられると、涙ながらに自身と翔との復縁を訴えた紗和子をきっかけとし、後日今後について話し合う場を持つことになる。 関城 翔(せきじょう かける) 声 - 山本兼平 紗和子の父。一人称は「僕」。 家事や育児を休みには手伝いながらも共働きであるがゆえに「手伝う」認識でいることを指摘され計子と口論になることもある。計子が家出したときには計子の意思には干渉しない意向を見せ夫婦別居にも反対しなかった。計子が手伝いをするボードゲーム即売会にはみさおの計らいにより呼び寄せられ「さわこのうどん人生」を試遊することになる。紗和子が自身と計子との復縁を涙ながらに訴えたこともあり、後日家族3人で今後について話し合う場を持つことになる。
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