関埼沖での乗り揚げ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/06/05 13:05 UTC 版)
「フェリーダイヤモンド」の記事における「関埼沖での乗り揚げ」の解説
1993年10月25日、12時47分ごろ、豊予海峡ルート推進船上フォーラムのため、西大分港発着の周遊航路で臨時運航を行っていた本船は、時間調整のため豊後平瀬灯標付近で1回頭した際、平瀬灯標の北東方約0.7海里にある干出岩である権現碆に衝突、乗り揚げた。乗揚により船首船底に破口を伴う凹損を生じたが、船内に浸水はなかった。乗客は来援した大分海上保安部の巡視艇などに救助され、本船は18時ごろに来援した曳船の支援を受けて離礁した。 事故原因は、船長が運航管理者から指示された航路に従わず陸岸に接近して航行したこと、平瀬灯標の北方で時間調整を行う際に当直者の水路調査が不十分だったこと、とされた。事故発生当時、天候は晴で風力4の北西の風が吹き、潮候は上げ潮の中央期で権現碆は水没状態だった。
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