酒についてとは? わかりやすく解説

酒について

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 19:08 UTC 版)

古今亭志ん生 (5代目)」の記事における「酒について」の解説

関東大震災発生時は、酒が地面にこぼれるといけないと思って真っ先酒屋駆け込み、酒を買った酒屋主人それどころではないと勘定をとらず、その場タダで1升5合ほども飲んで泥酔して帰宅した夫人のりんは当時長女妊娠中で、大地震最中に家から飛び出して泥酔して帰宅した亭主さすがにたまりかねて大変な剣幕面罵した。 戦時中漫談家初代大辻司郎銀座数寄屋橋ニユートーキヨービール飲み、「エビの絵が描いてある大きな土びん」にビール詰めたものを土産もらって都電帰宅中、日本橋付近に差し掛かったところで空襲始まった電車から降ろされたが逃げることをあきらめ地下鉄入口に腰を下ろした爆弾がおちて死にでもしたら、せっかくもらったビールもったいない。飲んでしまわなければ死んでも死にきれないとすべて飲み干してそのままその場寝入ってしまった。翌朝奇跡的に無傷のまま目覚めて帰宅いつまで帰宅しないのであるいは空襲死亡したのでは、と家族諦めていた。 満州終戦迎えたものの、混乱状態の満州から帰国する目処がつかず、1946年昭和21年)頃の国内では「志ん生と圓生満州死んだらしい」と噂が流れていた。実際本人今後悲観して支援者から「強い酒なので一気飲んだ死んでしまう」と注意されウォッカ一箱飲み干し数日間意識不明になったことがあったが、その後意識回復した当時6代目圓生二人で極貧生活をしていた時、苦労して手に入れて持ち帰った酒瓶を蹴躓いて落として割ってしまった。人生情けなくて涙をこぼして泣いたのは後にも先にもこの時だけだと後に語っている。 酒に酔って高座上がったことが何度かある。1958年昭和33年5月30日の「第13回東横落語会」では大幅に遅刻し真っ赤な顔、怪し呂律高座務めた。噺も支離滅裂だったが、その様子が笑い誘い当日一番客の拍手浴びたのは5代目志ん生だった。人形町末廣大喜利でも居眠りしてしまい、トリ4代目自称9代目鈴々舎馬風がいくら起こして起きなかった。新宿末廣亭でも一度居眠りしたことがある。 家でよく飲んだ酒は菊正宗特級蔵元から特別なものをもらっていた。なお、大好きな食べ物納豆苦手なもの漬物

※この「酒について」の解説は、「古今亭志ん生 (5代目)」の解説の一部です。
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