酒にまつわる話
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/25 05:39 UTC 版)
酒の席で、金重陶陽に自作のぐい呑を差し出すが「鼻の入らんようなぐい呑はおえん!」と一喝される。これがきっかけで、酒器に力を入れる。 防波堤のように並んだ空の一升瓶は六郎窯の入口に表札変わりに居座り、多いときには三百本を越えた。 実家の田畑を売り払い。酒にしてまさに呑み潰してしまった。 朝食で一合飲み。十時になると二合の酒で一休み。昼食には二合、二時にまた二合の酒で休憩、仕事を終えて二合飲む。これで一升を空ける。 仲間と飲みに行き朝になっても帰ってこないので、家族が探しに行くと、田んぼのあぜ道で寝ていた。 晩年、医者から酒を止められたが、やめられず。奥さんと1日徳利1本の約束をするが、できるだけ沢山飲めるように考え、試行錯誤のうえ人気の扁壺徳利を完成させた。
※この「酒にまつわる話」の解説は、「中村六郎」の解説の一部です。
「酒にまつわる話」を含む「中村六郎」の記事については、「中村六郎」の概要を参照ください。
- 酒にまつわる話のページへのリンク