配置車両と運用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/23 07:54 UTC 版)
「鎌倉車両センター中原支所」の記事における「配置車両と運用」の解説
南武線・鶴見線用の電車が配置されている。配置車両の車体に記される略号は「横ナハ」(横浜支社を意味する「横」と、中原を意味する「ナハ」から構成)である。2022年4月1日時点の配置車両は以下の通り。 電車気動車機関車客車貨車合計252両 0両 0両 0両 0両 252両 E233系8000番台・8500番台(216両)南武線用の8000番台6両編成35本(N1 - 35編成)と8500番台6両編成1本(N36編成)が配置される。 205系と209系の置き換え用として投入され、2014年10月4日より営業運転を開始した。 8500番台は、2017年2月に豊田車両センターから元青梅・五日市線用の0番台青670編成が改番して転入したもの。同年3月15日より営業運転を開始している。 205系電車(33両)3両編成9本(T11 - 19編成)、2両編成3本(ワ 1,2,4編成)の計12本が配置されている。3両編成は鶴見線用、2両編成は南武支線(尻手 - 浜川崎間)用で、3両編成は鶴見線営業所に常駐する。2両編成は、クモヤ145形の廃車後、電車区内の構内入換をする牽引車代用の役目も担っている。 山手線・中央・総武緩行線・埼京線からの転入車のうち、先頭改造車(1000・1100・1200番台)が18本、落成時点から先頭車である編成は11本であった。なお、南武支線用と鶴見線用はすべての編成が先頭改造車である。 先頭車前面の編成番号表記は、新製時より所属している編成がプレート式、転属車がテープ式になっている(ナハ15編成のクハ204-138・ナハ35編成のクハ205-19を除く)。 先頭改造車のうちナハ48編成は2009年7月に、209系2200番台投入による捻出とナハ4編成復旧のため、モハユニット2両を抜いた4両編成に組み換えて仙台車両センター宮城野派出所に転出、これにより103系が置き換えられた。ナハ4編成は抜かれたモハユニット2両を組み込んで営業運転に復帰し、故障当該車のモハユニットは廃車された。 鶴見線用3両編成は全編成で大窓小窓車が混在しており、クモハ・モハが元山手線車でクハが元埼京線車である。南武支線用2両編成はワ4編成が元山手線車で小窓、ワ1・2編成が元中央・総武緩行線車で大窓であるが、もとは京浜東北線で使用された中間車であった。 ナハ4編成は前述の組換えを行ったため大窓小窓車が混在している。 2014年2月25日には、元鎌倉車両センターのH26編成が転入し、3月6日からナハ17編成として営業運転を開始した。大窓車であり、編成番号も大窓車の続番だが、番号札は両先頭車ともにテープ式であるほか、前面のLED行先表示機は存置され、号車札は鎌倉車両センター時代と同様に白地に青文字となっていた。2015年1月に廃車されている。 南武線用6両編成は、2014年10月1日には32本配置されていたが、順次廃車もしくは海外譲渡され、2016年1月9日のナハ46編成によるありがとう運転をもって営業運転を終了、同年1月15日に全廃となった。 31系(1両)書類上、1両のみ(クモハ12052)が保留車として当区に配置されているが、現車は車体を整備の上東京総合車両センター西エリアにて保管されており、定期運用は無い。 1996年3月まで、鶴見線大川支線で運用された。 1980年までは南武線浜川崎支線用の31系由来のクモハ11形・クハ16形が多数配置されていた。 FV-E991系電車(2両)2両編成1本(HY編成)が配置されている。 試験用の水素ハイブリッド電車で、南武線川崎 - 登戸間、鶴見線、南武支線での試験走行が予定されている。
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