2200番台
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 14:14 UTC 版)
「JR東日本209系電車」の記事における「2200番台」の解説
「#BOSO BICYCLE BASE」も参照 運用線区:南武線…川崎 - 立川 運用期間:2009年 - 2017年 車体の帯の色:■黄色、■オレンジ色、■ぶどう色 配置:中原電車区 投入車両数:6両編成3本(18両) 南武線用の車両で、0番台を改造したものである。帯色は南武線用0番台に準じた黄色、オレンジ色、ぶどう色(■■■)の3色である。 南武線では配属時期が違う0番台が配属されており、そのため空気式ドアエンジン車(1次車のナハ1編成)と電気式ドアエンジン車(8次車のナハ32編成)が混在する状態では、メンテナンス上の観点から好ましくないため、電気式ドアエンジン車に統一することとして配置された。 2000番台・2100番台と同様に機器更新や行先表示器のLED化が施工され、2009年(平成21年)6月12日より営業運転を開始した。2000番台・2100番台と異なり前面排障器(スカート)は0番台時代のままである。 ← 川崎 立川 → 号車1 2 3 4 5 6 形式 クハ209-2200 <モハ209-2200 モハ208-2200 <モハ209-2200 モハ208-2200 クハ208-2200 搭載機器 VVVF SIV,CP VVVF SIV,CP モハ209のパンタグラフは後にシングルアーム式のPS33F形に交換された。 6両編成3本計18両が配置された。導入名目は以下の通りである。 ナハ52編成(2201編成・2009年5月改造)は空気式ドアエンジンを装備する209系ナハ1編成(2009年9月に廃車)の代替用として配置された。 ナハ53編成(2202編成・2009年7月改造)は仙石線103系RT-235編成の置き換え用に捻出される205系1200番台1本(ナハ48編成)の代替用として配置された。 ナハ54編成(2203編成・2010年2月改造)は2010年3月13日のダイヤ改正における横須賀線武蔵小杉駅開業に伴う南武線の列車増発用として配置された。 その後、E233系8000番台の導入でナハ52、54編成は営業運転を終了し廃車された。残る53編成についても青梅・五日市線からE233系0番台を転属させ、8500番台として導入することにより、2017年2月に営業運転を終了。同年2月10日には茅ケ崎駅へ疎開回送された後、4月13日付で、千葉支社管内にて後述のサイクルトレイン専用列車「BOSO BICYCLE BASE」への転用のため、幕張車両センターに転属した。
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