「なは」用改造車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 13:38 UTC 版)
「なは」は1990年に当時京阪神 - 九州間に次々に運行開始された夜行高速バスに対抗するため「レガートシート」と称する座席車が組み込まれ、さらに1991年に2人用B個室寝台「デュエット」が、1992年には1人用B個室寝台「ソロ」が連結されている。 これらの車両は「なは」廃止後の2009年までに全て廃車された。 オハネフ25形2100・2200番台 (2106・2108・2209) 1991年に改造された2人用B個室寝台車。2人用B個室「デュエット」を11室(22人分)設置している。車両番号は種車+2000である。オハネフ25 106・108・209→オハネフ25 2106・2108・2209 オハネフ25 2209は、オハネフ25 206と共に阿久根駅前で列車ホテルとして活用された。(運営するNPO法人「Big Up」公式サイト(アーカイブ)、また日本国内の保存車で後述)。 スハネ25形2100番台 (2124, 2126, 2131) 1992年に改造された1人用B個室寝台車。1人用B個室「ソロ」を28室設置している。寝台は線路と平行配置としており、中央部に通路を置き通路両側に寝台を配置している。重量ランクが1つ上がったが、車両番号は種車+2000とされた。オハネ25 124・126・131→スハネ25 2124・2126・2131 オハ24形300番台 (301 - 303) 1990年に改造された座席車「レガートシート」。485系電車のサロ481形より改造された。 車内は3列独立大型リクライニングシートを配置し、車端部にミニロビーが新設された。 前述のスシ24形と同じく特急形電車からの改造車であるため、車体断面や台車などが他の24系客車とは大きく異なる。 2005年に「あかつき」と併結運転となったため編成から外され、廃車となった。サロ481 52・101・102→オハ24 301 - 303
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