1959年車両称号規程とは? わかりやすく解説

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1959年(昭和34年)車両称号規程

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/09 05:53 UTC 版)

国鉄旧形電車の車両形式」の記事における「1959年昭和34年車両称号規程」の解説

1959年昭和34年6月1日施行され称号規程改正昭和34年5月30日総裁達第237号)では、新形電車並びに交流電車および交流直流両用電車付番体系制定され便宜的に旧称規程則って形式付与されていた新性能電車101系90系)、151系(20系)、153系91系)、155系82系))などが新体系に分離された。交流電車交流直流両用電車においては吊り掛け駆動旧形電車属するものも存在したが、こちらは、新形電車用の規程によって付番される。 記号については、電動車運転台有無かかわらずすべて「モ」であったが、80系登場中間電動車発生したため、運転台有しない中間電動車を「モ」とし、運転台付き制御電動車を「クモ」とするよう改められた。 また、従来電車付番体系においては記号のみ異なる同番号車は存在しないのが鉄則であったが、この称号規程では、従来の「モハ」等の記号形式番号合わせて形式とするものとされた。これ以後記号のみ異なる同番号車が発生している。標記方法従来記号と番号上下2列書きにしていたが、記号番号を1列に標記するものとされた。 事業用車については、国鉄標準形改造車も雑形扱いされていたが、本改正において標準型由来のものは相当の形式番号体系移されている。 なお、1953年改正の際、2200番台、6200番台与えられた旧阪和形電車上表で「南海鉄道」とされたグループ)については、国鉄車と同等装備への標準化工事経て、本改正後1959年12月22日付け工車第1528号通知で、本改正空いた番号用いクモハ20形クハ25形として、国鉄制式車と同格扱いとされた。詳細阪和電気鉄道の車両#旧・阪和車両推移参照また、通知では、一部形式クモハ14形、クハ16形→クハニ19形、クモハユニ44形サロ46形→サロ75形クハ47形)で形式番号整理による改番が行われている。 この規定JR発足後引き継がれ既存形式の他に、新形クモハ84形発生している。

※この「1959年(昭和34年)車両称号規程」の解説は、「国鉄旧形電車の車両形式」の解説の一部です。
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